*

膨大な情報のさばき方と、都会での生活は似ている? 「スマホ難民」から脱出するためのシンプルな考え方。

公開日: : 最終更新日:2013/06/24 あれこれ思考してみる , , , ,

高校の同級生とFacebook上でやりとりをしていて「あっ!」と思ったことがあったので、忘備録代わりに1つ。

膨大な情報のさばき方と、都市部での生活は似ているのでは?というお話です。

Twitter、Facebook、LINE、mixi(あえて…)など、いわゆるソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)と呼ばれる、インターネットを介した情報のやりとりは、2009年くらいまでは、パソコンを使っての利用がメインだったと思います。

それ故、ITツールを使いこなしている人や、パソコンの得意な人など、もともと情報のさばき方に慣れているか、自分なりの接し方が決まっている人たちが積極的に使っていました。

ところが、携帯キャリア各社がガラケーからスマホへと販売の舵を切り、スマホの普及がすすんだことで、意図せずスマホを持つことになってしまった人(いわゆるスマホ難民な方)たちが出てきました。

彼らにしてみれば、ガラケーでも特に不便はなかったわけですし、ガラケーを使っていればパソコンと距離をおいて付き合えるというメリットもありました。
ほぼパソコンと同じような機能のあるスマホを持ち歩くことは、今まで積極的に使わなくてもよかったパソコンと、四六時中いっしょに過ごすという環境の激変をもたらしました。

「スマホ難民」の人たちにさらなる試練が与えられます。
それは、Twitter、FacebookなどのSNSへの誘惑です。
最初からインストールされている機種では「はじめましょう!」みたいな、お節介なオススメがありますし、友人知人から「スマホ持ってるならやろうよ」というお誘いがあったりもします。サービスによっては、電話帳に登録されている情報を頼りに、本人の代わりにお誘いの連絡をするものもあって、断り続けるのも強い意思が必要です。

さて、一方の都市部での暮らしですが、こちらも日々暮らしているだけで、いろんなお誘いがあります。
リアルな知人、友人のお誘いはもちろん、ポストを開ければチラシが、街を歩けば広告の入ったティッシュが、駅前では怪しいアンケートや勧誘が、繁華街では客引きのお兄さんが……etc.

人が多い分だけ、いろんなサービスがあり、受けられるメリットも多いですが、それだけお誘いの数もたくさんあります。誘う側も、「必ずニーズに合う人がいるはず」と信じてやってますので。

情報のさばき方のコツは、すべて追わず、自分にあったニーズやペースでこなすこと。情報の取捨選択は、都市部での生活にも共通している。

情報のさばき方のコツは、すべて追わず、自分にあったニーズやペースでこなすこと。情報の取捨選択は、都市部での生活にも共通している。

つまり、逆にいうと、「ニーズにあっていない人がいる」ことも折り込み済みでやっているということなんです。

もちろん、全員にニーズがあったら、ビジネスであれば大儲け、政治や宗教だったら一大勢力に、歌やスポーツだったらスーパースター確定です。。。。が、実際にはそんなことはないので、みんなどこかに「それを求めている人がいる」と思って(信じて)、時に地雷を踏みながら、拒絶をされながら、日々営業活動をしていると思うのです。

SNSなど、インターネットから自分に流れてくる情報も同様で、自分のニーズに合うものもあれば、そうでないものあります。

無理をして、自分のニーズに合わないものや、さほど重要でないものまで拾っていると時間も気持ちも消費して、しんどくなってきます。

情報を発信している相手も、すべての人が拾ってくれるわけではない(すべての人に拾って欲しいとは思っているけど……)というのが実際のところと思えば、あえてスルーしたり、自分の都合や気持ちで優先順位をつけ、受け取る情報を取捨選択してもいいのではないでしょうか。

そんなようなことを、ふっと思ったのです。

信条や、もともとの性格などもありますので、「言うは易く行うは難し」ではありますが、情報の大海原であっぷあっぷしている方や、喧騒の大都会で暮らすことに疲れ始めた方は、ぜひ足を止めて、そんなようなことを考えてはどうかなと思います。

では、また。

 

 

このブログのイラストは「かわいいフリー素材集 いらすとや」さんからお借りしました。

PR

関連記事

10年後、私たちは音楽を仕事にしていけるだろうか〜日本レコード協会の実態調査を見て

ちょっと気になるデータが出ていたので、紹介しておきます。 2月12日に、日本レコード協会より「

記事を読む

止まらない音楽のデジタル化と、出版楽譜業界のジレンマについて思う。

ヤマハが開発したアプリ「Chord Tracker」についてFacebookに投稿したところ、いろん

記事を読む

祝!創立12周年。MOの読み方で世代がわかる、小社とデジタル環境の移り変わり。

先週の土曜日、10月29日(土)、会社創立から丸12周年を迎えた。 干支で一回りしたことになる。

記事を読む

デジタル化で起こる「紙の本」の行方。東京国際ブックフェアの基調講演を聴いて、電子書籍について思うこと。

一年も半年が経ち、7月上旬の恒例イベント、東京国際ブックフェアの季節がやってきました。 今年の

記事を読む

伊藤檀「自分を開く技術」でサッカー本大賞2017の優秀作品賞、読者賞を受賞しました

2000年に楽譜の出版社に転職し、そこから私の編集者人生はスタートしました。 独立後は、楽譜か

記事を読む

文体について考える〜あなたは「ですます調」「だである調」どちらが書きやすいですか?〜

今日はブログの文体について少し考えてみます。 文体とは、文章のスタイルのことです。書き手によってい

記事を読む

no image

「編集」とは、実のところ何をしているのか(2)〜1枚の写真の裏側には膨大なボツの山がある〜

編集の業務の中で、ふだんの生活に役立ちそうなことを書いてみたいと思います。 前編「編集」とは、

記事を読む

no image

iPhoneがないとスペック半分の男……

先日、人と話していて 「あっ、それなんだったっけ?」 「ちょっと待って、調べてみますよ…」

記事を読む

no image

幸せの尺度について考えてみる

今回は少し仕事から離れて、このところ頭の中をグルグルを回っていることを、ざっと文字にしてみたいと思い

記事を読む

no image

「すごい人たち」に共通すること

先日、丸1日かけて聞き取り取材をしていて、相手からポロっと出てきた言葉が頭の中でグルグルとリフレイン

記事を読む

PR

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PR

2020年1月21日(火)@赤羽/新宿二丁目ママ歴27年、涼ママの歌とトークと焼肉ホルモンde笑ってナイト、大盛況でした。

 久しぶりのイベント復帰、どんなことになるだろう……と思いつつ、フタ

2020年1月21日(火)@赤羽/新宿二丁目ママ歴27年、涼ママの歌とトークと焼肉ホルモンde笑ってナイトをプロデュースします。

 あっという間に2019年が過ぎ去り、2020年入り。 明けましてお

小林家と居倉家の対面について書かれた福島民友新聞社の記事。
小林家のファミリーヒストリー 〜信州から会津に行ったご先祖様〜

NHKに「ファミリーヒストリー」という人気番組がある。 毎回、ひ

出版不況の中、デジタルオンデマンド印刷の登場は、業界をどう変えるのか?
出版不況の中、デジタルオンデマンド印刷の普及で出版界はどう変わる?

このところ、本の雑誌社の杉江さんと「おとなの社会科見学」が続いている。

レンガ状に配置された「Project」。今回、会社のサービスを紹介する場所に使いました。
WPテーマ「Perth」の設定で困ったこと③プロジェクトが表示されない!

先日、会社のホームページをリニューアルしました。Wordpressの「

→もっと見る

  • 2021年3月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031  
PAGE TOP ↑