フォークギターの神様、石川鷹彦さんのコンプリート本『石川鷹彦 WORKS Ⅱ』が2013年夏に発売されます。
公開日:
:
今日のお仕事 フォークギター, 石川鷹彦, 石川鷹彦WORKS2, 編集
昨日は「石川鷹彦 WORKS Ⅱ」の編集会議でした。
石川鷹彦さんといえば、日本のフォーク界の大御所ギタリスト。
「神田川」や「22才の別れ」「旅の宿」「赤ちょうちん」など、彼が携わった曲をあげればキリがありがません。
その石川さんの業績を余すことなく掲載しようという本が「石川鷹彦 WORKS Ⅱ」です。いわゆるコンプリート本ですね。
Ⅱ があるなら、Ⅰ があるわけなんですが、初代「石川鷹彦 WORKS」は2003年に出版。それから10年が経過しました。
この間の石川さんは、それまでほとんどやってこなかったソロ活動に加え、NHK趣味悠々「石川鷹彦のもう一度はじめよう!フォークギター再入門」への出演、オリジナルCD「WORDS」シリーズや、その他膨大なアーティストのレコーディング、ツアー参加など、多くの作品、実績を重ねてきました。
それらをメインのコンテンツに、初代「石川鷹彦 WORKS」で網羅しきれなかった過去のレコーディングデータなどもアップデートして、続編にふさわしいものに仕上げる予定です。
昨日の編集会議では、取材や素材収集の進行確認、台割の微調整などが行われ、全体像がほぼ固まってきました。
編集スタッフは、初代「石川鷹彦 WORKS」の編集を担当した、バーニングスタッフの小林和朋さんが編集長。
ライター陣には、石川さんのサポートギタリストのほか、文章や採譜、奏法解析など、石川さんより直々にご指名のかかるYoshiこと門内良彦さんや、石川さんとは趣味の野球つながりでもあるノンフィクション作家、佐野正幸さん。
その他、石川さんの楽譜も多数出版している楽譜出版社、ドリーム・ミュージック・ファクトリーの石川祐弘さん、初代WORKSのデザインを担当した小林くみこさんなど。
私は編集、ライター、デザイナーの兼務と雑用(笑)、毎度ながらの二足、三足、四足?の草鞋で編集スタッフの末席を汚しております。
「石川鷹彦 WORKS Ⅱ」の発売は、2013年夏。
フォークギターの神様のコンプリート本、ぜひお見逃し無く!
石川鷹彦 WORKS Ⅱ のFacebookページ、Twitterアカウント(@takaworks2)でも情報提供しています。
PR
関連記事
-
-
文芸界デビュー、ただし…
8月17日発売の「小説すばる」9月号に私の仕事が掲載されている。 ただし、ライターとしてではな
-
-
NHKプレキソ英語テキストの編集を担当しました
「プレキソ英語 1月号」 (NHK出版 571円+税) 小学生のための英語番組、NHKプレキソ英語の
-
-
沖縄三線で弾く 島唄弾き語りベスト20 Vol,3 制作開始
三線(さんしん)と一五一会(いちごいちえ) 今日から3月、さっそく新しい仕事に取りかかります。 私
-
-
5〜6月の仕事を振り返る
忘備録がわりに、5〜6月に終了した仕事をリストアップ。 ◆サックス&ブラスマガジンVol.07 「
-
-
久しぶりの三線スコアのお仕事でした
「沖縄三線で弾く ビギンの唄本 オモトタケオのがベスト」 (ドレミ楽譜出版社 1500円+税) 三線
-
-
10月のお仕事〜自費出版尺八楽譜集の著作権処理
10月はこんなお手伝いもしました。 自費出版で尺八の曲集を出版したいという方の、著作権処理業務です
-
-
ほぼ100%映像素材だけで本をつくる
先週発売された「Eダンスアカデミー」(NHK出版)の編集と一部執筆を担当しました。 今