*

マイク・ノックがFMWを旗揚げ?!

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


お知らせが遅くなってしまったが、私の義兄マイク・ノックのニュー・アルバムがただいま日本でも発売されている。
マイク・ノック・トリオ・プラス「ヒアー・アンド・ノウ」。
いつも感心することだが、マイクはオーストラリア・ジャズ界の大御所で
文字通り「殿堂入り」しているのに、決して守りに入らない。
いつも新しいものにチャレンジしている。その姿勢がすごく好きだ。
今回はいつもよりじっくり作り込む方法を試してみたといい、
曲はわりとメロディアスなものが多い。
マイク・ノック入門向けにはとてもよい一枚だと思う。
タワー・レコードではよく売れているそうだ。
ちなみに、現在マイクは妻(私の義姉)とともにFWMという新団体(レーベル)を旗揚げしているが、
プロレス好きの義姉はよく「FMW」と間違えている。
詳しくは以下をご覧下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マイク・ノック・トリオ・プラス ’ ヒアー・アンド・ノウ ‘
MIKE NOCK TRIO PLUS ‘HEAR AND KNOW’ (FWM 002)
‘ヒアー・アンド・ノウ・・・・・もっと耳を澄ませて聞けばもっと音楽が聞こえてくる、もっと音楽がわかってくる。’
本CDは、昨年末オーストラリアでのリリース直後から好評を博し、
豪州全国紙「ジ・オーストラリアン」とオーストラリア放送協会(ABC) 刊・総合音楽誌「ライムライト」でそれぞれ五つ星の評価を獲得。
日本でもジャズ専門サイト JAZZ TOKYO を始め、すでに専門家に注目されている作品です。
本CDの日豪内外での評価、また3月末より日本でも入手可能になったことについては、東京のオーストラリア大使館からも注目を頂き、
今月の情報として大使館のウェブ・ニュースレターに日本語英語でそれぞれアップロードされています。
どうぞごらんください。
春。新しい旅立ちの季節にこの一枚と。よろしくお願い致します。
マイク・ノック+ 高橋ゆり
www.mikenock.com
FWM Records

関連記事

no image

奇跡のリンゴ

ブームが過ぎたベストセラーほど、読む気にならない本もない。 でも今は在庫一掃読書。 石川拓治『奇跡

記事を読む

no image

大分→東京→ソウル

以下、ほぼ業務連絡。 昨日の早朝に東京を発ち、急遽大分へ飛び、竹田市まで往復、 昼は暑さに驚き、夜は

記事を読む

no image

ムベンベ写真本

お盆休みが終わってしまい、プールも混みはじめてきた。 残念である。 ところで、『幻獣ムベンベを追え』

記事を読む

no image

「幻獣ムベンベ 早稲田大学探検部コンゴ行」

7月12日発売のヤングチャンピオン誌で、いよいよマンガ版「ムベンベ」が始まる。 正式なタイトルは「

記事を読む

no image

名著復刊!

知らなかったが、本屋大賞では現在絶版になっている本の復刊も訴えているらしい。 それに応え、集英社文庫

記事を読む

『バウルを探して』が新田次郎文学賞を受賞!!

川内有緒『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)が 第33回新田次郎文学賞を受

記事を読む

no image

完璧な探検記

 わけあって、今さらながらアルフレッド・ランシング著『エンデュアランス号漂流』(新潮文庫)を読んだ

記事を読む

no image

中島京子さんとの対談@web集英社文庫

四国での講演会ツアーから戻る。 web集英社文庫で中島京子さんとの対談がアップされていた。 http

記事を読む

no image

危険の意味

『アフリカにょろり旅』(講談社文庫)の著者、青山潤氏(東大特命準教授)と対談。 一年のうち3,4ヶ月

記事を読む

no image

世界はまだまだ広く、日本人にもスゴイ人たちがいる

まずはお詫びから。 『謎の独立国家ソマリランド』で2ヵ所誤りが見つかった。 正確に言えば、知

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年5月
    « 3月    
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
PAGE TOP ↑