ひそやかな花園
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
友人と午後1時に品川駅高輪口に待ち合わせだったのだが、
こういうときにかぎって30分以上も前に着いてしまう。
例によってものすごく暑く、どこか店に入りたかったが、
昼時なのでどこもいっぱい。
しかたなく高輪口の階段のところに行ったら、
意外にも風がすごく心地よい。
この夏、家の内外を問わず、これほどよい環境は初めてだ。
思わず、地面にぺったり腰を下して、
角田光代『ひそやかな花園』(毎日新聞社)を読む。
至福のひととき。
そして読了すると、友人とともに、入管に収容されているカメルーン人のロビンソンさんに
会いに行ったのだった。
関連記事
-
『誰も国境を知らない』
西牟田靖『誰も国境を知らない』(情報センター出版局)の書評を 「北海道新聞」に書く。 新聞の書評は
-
素晴らしき酒飲み書店員飲み会
酒飲み書店員飲み会(ややこしいね)に招待してもらい、一緒に飲む。 千葉周辺の書店員さんたちと出版社の
-
ima Somaliland desu
Somaliland no shuto Hargaysa ni iru. hoteru no net
-
2009年の小説ベスト1
ここんところ仕事で行き詰っているのに、いや、だからこそ、 大作の小説を読んだ。 アミタヴ・ゴーシュ
-
「アヘン王国」復活?!
知人から「アヘン王国」関係の情報を教えてもらった。 「黄金の三角地帯」でアヘン生産が激増しているとい
-
an anとミャンマー
お待ちかね、「an an」に登場した。 しかも「永久保存版」と記されている。 美人レシピ142だそ
-
このくだらない本がすごい!
正月早々、高橋秀実『はい、泳げません』(新潮社、現在は文庫も出ている)を再読。 超カナヅチの秀実さ
Comment
AGENT: DoCoMo/2.0 F08A3(c500;TB;W30H20)
入管は刑務所じゃないからエアコン入ってるのかな?