*

やっぱりミャンマーの辺境はいい

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


 ミャンマーより帰国した。
 たった一週間の慌しい旅だったが、同国最北部の辺境地まで行き、イラワジ川の源流にかなり近いところまで見に行けたのでたいへん満足。
 ミャンマーの辺境は3年ぶりだけど、やっぱりいい。
 チャリンコでぷらぷら走っていたら木材をしているゾウと擦れ違ったり(写真・上)、
川を腰まで浸かって渡ったり、ジャングルで大嫌いなヒルを棒で叩いたり、
毒の弓矢で狩りをしている少数民族と出会ったり(写真・下)。
 来年はぜひとももう一度本格的に行きたいものだ。
 この小旅行をアレンジしてくれたヤンゴンのKさんにひたすら感謝。

関連記事

no image

惜しい!

 前から見たいと思っていた三池崇史監督「ジャンゴ」を見た。  スキヤキ・ウェスタンという異名のとお

記事を読む

no image

世界一の辺境・日本で活動します

ほんとうは4月初めからソマリランド&ソマリアに行く予定だったが、 今回の大震災でキャンセルすることに

記事を読む

no image

ワセダ復帰へ

前回、「野々村荘は人気物件で、空き部屋はまったくない」と書いたのに、 その翌日、大家のおばちゃんから

記事を読む

no image

タマキングのおそるべき深化

早く紹介せねば!と思いながら、もう発売から二週間近くが過ぎてしまった。でも、まだ買っていない人もたく

記事を読む

no image

いわゆる「エア取材」

咳がひどいため医者に行ったところ、「咳喘息」と診断された。 私は小学生の頃喘息でひじょうに苦しんだ

記事を読む

no image

世界の巨乳に夢を見ろ?!

   珍しく午前中に家を出て、東西線で移動中、突然便意を催した。  九段下の駅の便所に駆け込んだとこ

記事を読む

no image

こんな名著が!

たまたまネットで見つけた小島剛一『トルコのもう一つの顔』(中公新書)を読んだら、 あまりの面白さ、

記事を読む

no image

夢を喰らい続けて50年って…

早稲田大学探検部創立50周年記念ビデオが届いた。 タイトルは「夢を喰らい続けて50年」という大時代

記事を読む

no image

七夕に願いを

本日やっと東京の自宅に戻った。 ハルゲイザ(ソマリランドの首都)はさすがに遠い。 →ジブチ→アジスア

記事を読む

no image

mahou no happa

koko niwa sake ga nai. zetsubouteki ni nai. soreho

記事を読む

Comment

  1. 元明大探検部 より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506)
    はじめまして。いつもブログ読んでます。僕たちも2004年にミャンマー北部に行ってきました。Putaoから北へ行き、Pangnamdim(ここからさらに北に行くとカカボラジです)から東へ進み、中国雲南省との国境まで行ってきました。
    雨季だったのでヒルがわさわさと体中にくっついてきましたが楽しかったです。本当にいいところですよね。懐かしくてついつい書き込んでしまいました。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇のお知らせ

高野さんより、「デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇」のお知らせ

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

→もっと見る

  • 2025年7月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031  
PAGE TOP ↑