*

道動物?

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

月刊プレイボーイの旅特集号で、
前川健一、蔵前仁一の両氏と座談会を行う。
といっても、私はろくに旅の本など読んでいないから、
両氏の熱弁を聞いて、編集者の人たちと一緒に「へえ…」と
感心していただけなのだが。
蔵前さんに「次に出る本は何?」と訊かれ、
「たぶん、『アジア未知動物紀行』だと思います」と答えたところ、
「あー、じゃあ、ミャンマーなんかちょうどいいね」と微妙にズレたリアクション。
しばらくしてわかったのだが、蔵前さんは「道動物」だと勘違いしたのだ。
だから、牛とか水牛とかゾウがうろついているミャンマーがいいと思ったらしい。
「道動物」…ちょっと面白い概念なので、次の次はほんとうにそれをやろうかな。

関連記事

no image

半分以上、東京にもどる

昨日の朝、イサーン(東北地方)のウドンターニーから寝台列車でバンコクに到着した。 バンコクは一ヵ月

記事を読む

no image

後輩がアジア大会で銅メダル

早大探検部の後輩・角幡唯介の『空白の五マイル』(集英社)が売れている。 アマゾンでは、発売から半月

記事を読む

no image

2月から3月はブータン

1月にソマリランドを再訪する予定だったが、 諸事情により延期し、 かわりに2月10日頃から約1ヵ月、

記事を読む

no image

朝までカラオケ

4年ぶりに会った後輩と下北沢で飲んでいたら 後輩の終電がなくなり、 朝までカラオケボックス。 カラオ

記事を読む

no image

妻がブータンに夜這いに…

今朝、妻がブータンに出かけた。 7月に引き続き2回目だが、今度は取材で二週間行くという。 「何やるの

記事を読む

no image

となりのツキノワグマ

ツバルが沈まなくて驚いたばかりだが、 またしても環境問題の常識が覆される本を見つけた。 宮崎学『と

記事を読む

no image

謎の音楽家or神秘思想の徒バウル

ソマリランド本の仕事から解放されてからは、本が思うように読めてとても嬉しい。 先週も面白い本を

記事を読む

no image

勇午

先週から慌しい日が続いている。 人に会ってばかりで、いつ誰と会ったのか忘れてしまうほどだ。 義兄の

記事を読む

no image

奇談

双葉社の雑誌(週刊大衆増刊)「奇談」のインタビューを受ける。 担当者はなんのことはない、探検部の後輩

記事を読む

no image

ミスター珍じゃないだろ!

今月の20日ごろ発売になる「怪しいシンドバッド」(集英社文庫)の見本が届いた。 表紙のイラストは、ア

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇のお知らせ

高野さんより、「デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇」のお知らせ

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

→もっと見る

  • 2025年12月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031  
PAGE TOP ↑