イケメンなのか昆虫なのか
公開日:
:
高野秀行の【非】日常模様
新潮社にて、トレイルランの第一人者・鏑木毅氏と対談。
さらっとした長髪とにこやかな笑みがなんとも魅力的な人で、もしやこれはイケメン対談なのかと疑ってしまった。
トレイルラン100マイル(160km)を走るには人生経験が必要、だから40歳を過ぎてもトップランナーでいられるという話に
中高年ランナー(?)としては大変惹かれた。
私もこれから始めようか…
詳しくは来月号の「波」に掲載されます。
☆ ☆ ☆
夜は、紀伊國屋新宿南店にてトークイベント。
前回の下北沢B&Bでのイベントに引き続き、女子率が高い。
ここでも、私はイケメン作家として地位を確立しつつあることを実感したが、
いちばんの美人が杉江さんファンだったというオチに衝撃。
まあ、最近は昆虫食イベントにも女子が多く、私のイベントに女子が多いことと強い相関関係にあると
力説する人もいる。
そうか。そういうことか。
杉江さんはコオロギに似ている。
☆ ☆ ☆
北尾トロ『君はヒマラヤ下着の凄すぎる実力を知っているか』(朝日文庫)を読む。
まったく誰にも似ていない唯一無二のトロ・ワールドを堪能。
裁判シリーズも第一作しか読んでないし、続編を読みたくなった。
関連記事
-
-
ミステリ・ノンフィクションの傑作『龍馬史』
ちょっと前まで「学者」というのは圧倒的に年上の先生ばかりだった。 だが今は本のプロフィールを見
-
-
素晴らしき酒飲み書店員飲み会
酒飲み書店員飲み会(ややこしいね)に招待してもらい、一緒に飲む。 千葉周辺の書店員さんたちと出版社の
-
-
「野々村荘」にほんとに復帰
ワセダの「野々村荘」(仮名です、念のため)の部屋が空き、 ちゃぶ台をもって初めて行ってみた。 アパー
-
-
謎の独立国家ソマリランド大吟醸拾年古酒
仕事場にしている「辺境ドトール」は昭和の世界だ。 店長夫妻が常に店におり、私たち常連の客と交流
-
-
友人がちゃんと難民になる
フランスへ逃れてから難民申請をしていたルワンダ人の友人から 「やっと正式な難民認定を受けた」という喜
-
-
史上最速のリタイヤ?!
来年もしできたらの話だが、ユーフラテスの川下りをしたいと思っているが、 なにしろカヌーに乗ったこと
- PREV :
- 海賊の少年とすしざんまい
- NEXT :
- 語学オタクが喜ぶ変な辞書
Comment
高野さん !
トレイルランは、ロードを走るよりもきっとずっとおもしろいですよ!
来月、鏑木さんのプロデュースされた伊豆のトレイルランに参加します。
4月には、マウントフジ100マイルに挑戦です。
鏑木さんを、みんな大好きという理由だけで、ひねくれてあまりよく思っていなかったのですが、高野さんがお話されているなら読んでみたいです。来月の波をたのしみにしています。