*

やっぱりミャンマーの辺境は怖い

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


先日、ヤンゴンで世話になった友人Kさんから
こんなメールがさっき届いた。
「昨日、ヤンゴン・プタオ間の国内線エアーバガンがヤンゴンで離陸に失敗し
滑走路をオーバランして(噂では翼が折れたそうです)パイロットは腕を折り
フライトがキャンセルになりました」
私が乗ったのと全く同じ路線ではないか。
正確には私が乗った便の2本あとの便が事故ったことになる。
やっぱりミャンマーの辺境は怖いなあ…と言いつつ、
インド国境の雪山をのぞむプタオの市街地をどうぞ。

関連記事

no image

シリア・イラク国境地帯の驚異

ユーフラテス河沿いに進み、イラク国境近くの町にいる。 シリアの他の場所は砂漠ばかりだが、この河沿いだ

記事を読む

no image

小説の書き方本、ベスト3はこれだ!

「本の雑誌」12月号が届いた。 特集は「いま作家はどうなっておるのか!」 ベテラン文芸編集者が匿名

記事を読む

no image

やはりコンゴは別格

高知の四万十より、私の探検部の先輩にして人生の師匠・山田さんが上京、 うちに泊まっていった。 去年、

記事を読む

no image

西南シルクロード文庫あとがき

いよいよ、あの『西南シルクロードは密林に消える』が講談社から文庫化される。 校正ゲラを読み返したが、

記事を読む

no image

あのUMAサイトが本に!

私がウモッカを知った伝説のウェブサイト「謎の未確認生物UMA」がムックとして登場。 管理人「さくだい

記事を読む

no image

山口晃、増刷、イベント

ロマ音楽につづいて私が最近嵌っているのは山口晃。 彼の『ヘンな日本美術史』(祥伝社)はあま

記事を読む

no image

相模原の秘境

取材で相模原の郊外へ行く。 畑の中にポツンとあるちっぽけな施設に、すごい人物がいた! ほんとうに凄い

記事を読む

『移民の宴』重版。ついでにお詫びと訂正

先日、読者の方からこんなメールをいただいた。 「過日、御著「移民の宴」を拝読いたしまし

記事を読む

no image

ルーマニアの歌姫

「ラフ・ガイド・トゥ~」というCDのシリーズがよくて、最近よく聴く。 今日はルーマニアのジ

記事を読む

no image

知られざる名作がまた一つ

桜栄寿三『蝸牛の鳴く山』(藤森書店)を読む。 先日お会いした作家の古処誠二さんが「すごくいい本です

記事を読む

Comment

  1. アジケト より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
    K氏がスタッフの遅刻に激怒して飛行機の
    翼にケリを入れたという未確認の情報が…

  2. 太郎 より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
    プタオからこんなに雪山がはっきり見えるのは珍しいですね
    知り合いで雪山が見たくて2回もプタオに行っても、いつも天候不良で
    見れない人がいますが高野さんは本当に運が良いですね

  3. より:

    AGENT: Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X Mach-O; ja-JP-mac; rv:1.8.1.12) Gecko/20080201 Firefox/2.0.0.12
    僕の方に伝わってきた未確認情報は
    K氏がスタッフの遅刻に激怒し、
    その巻き沿いを食らったパイロットの負傷を
    事故でカモフラージュしたという話ですが…

  4. みや より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727)
    雪山、とってもきれいに見えていますね。
    うらやましいです。
    私は2回も行ったのに、さっぱりでした。
    また、雪山を見にプタオにおいでってことなのでしょうかね。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇のお知らせ

高野さんより、「デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇」のお知らせ

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

→もっと見る

  • 2025年3月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31  
PAGE TOP ↑