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編集力

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

本の雑誌の杉江さんが『辺境の旅はゾウにかぎる』のゲラをもってきてくれた。
エッセイ、対談、書評など中身も分量もトーンもバラバラな原稿群が
いったいどうなるんだろう?と実はけっこう心配だったのだが、
すごくうまく編集され、一つの流れにすっきりおさまっている。
杉江さんともう一人腕利きの編集者の人が二人で一生懸命考えてくれたらしい。
こういう本は特に編集者次第で全然変わってくる。
本になるのがすごく楽しみだ。

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    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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