やはりコンゴは別格
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最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
高知の四万十より、私の探検部の先輩にして人生の師匠・山田さんが上京、
うちに泊まっていった。
去年、メモリークエストの道中、南アで仕入れたリンガラ・ミュージックのDVDを見せたら、
「20年前と何も変わっておらん。最高や!」と大興奮していた。
山田さんはアフリカ大陸のほとんどの国を訪れているが、
やはりコンゴ・ザイールは突き抜け方が別格だったという。
翌日、山田さんを見送りがてら、ジュンク堂新宿店の高野秀行フェアを見に行く。
棚から、宮田珠己「わたしの旅に何をする」(幻冬舎文庫)と
高島俊男『座右の名文』(文春新書)、『トルコのもう一つの顔』(中公新書)を取り出して買い、
「これ、みんな、すごく面白いから読んでください」と山田さんに無理やりおしつけた。
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19年前に行ったのですが、
確かにコンゴ、ザイールは色々な意味で凄かったです。
今も変わらないんでしょうかね?
今となっては、コンゴ民主(ザイール)には、お金を貰っても、行くのに躊躇してしまいますが….
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「わたしの旅に何をする」がさりげなく、かつ最初に入っているのに大爆笑しました。
タマキング本は問答無用で人に押し付けたくなりますよね。