*

ナガランドに行けるのか

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


「G-diary」の元編集長がスタッフとともに分離独立して創刊した「アジアの雑誌」3月号が届く。
今月の目玉は先月号に引き続き、室橋裕和氏のインド東部紀行。
今回はいよいよナガランド。
今は一般の旅行者でも行けるらしい。
私は話しだけしか聞いたことがない、「半分インドで半分ミャンマー」という国境の村も訪れている。
ナガ人は首狩りで知られた。
もちろん今はやってないが、頭蓋骨はたくさん残っている。
写真でみるとそれには矢か銃による致命傷の跡(穴)がある。
うーん、行きたいなあ、ナガランド。
しかし私はその前にインドに行けないのだった。ああ。

関連記事

no image

ナカキョーの文庫解説に感激

西芳照『サムライブルーの料理人』(白水社)を読む。 サッカー日本代表専属でワールドカップにも2回帯

記事を読む

no image

高島俊男先生の人生は失敗だったらしい

敬愛する高島俊男先生の新刊『お言葉ですが…別巻⑤ 漢字の慣用音って何だろう?』(連合出版)を読む。相

記事を読む

no image

川口探検隊の挑戦

知人より「漫画 川口探検隊」なる本が送られてきた。 もはや文学への挑戦にしか思えない、シュールな物語

記事を読む

no image

盲目の吟遊詩人

「メモリークエスト」が更新された。 今回の依頼は「盲目の吟遊詩人を探せ!」。 場所はラオス。 いや、

記事を読む

no image

読売新聞の書評欄で紹介される

4月9日 読売新聞書評欄「本よみうり堂」にある”記者が選ぶ”というコラムで『ミャンマーの柳生一族』が

記事を読む

no image

『ワセダ1.5坪青春記』見本、届く

前にもお伝えした『ワセダ三畳青春記』の韓国語版、 『ワセダ1.5坪青春記』の見本が届いた。 おおっ

記事を読む

no image

私にとって最大最後の秘境はアメリカ

webマガジン幻冬舎で依頼募集中の「メモリークエスト2」更新。 新たな依頼になぜか自分のアメリカ音痴

記事を読む

no image

サッカーの合間に

井田徹治『生物多様性とは何か』(岩波新書)を読む。 新聞記者だけあって、著者はかなりよく整理して書

記事を読む

no image

イスタンブール無事到着

昨夜8時ごろ、ようやくイスタンブールに到着した。 東京の自宅を出て、36時間後のことだ。 なんでも一

記事を読む

no image

隣の芝生か岡目八目か

小田急沿線の町で、同姓同名の将棋指し・高野秀行五段、噺家の春風亭柳好師匠、その奥方のベーシストRさん

記事を読む

Comment

  1. hu より:

    AGENT: Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; Trident/5.0; BOIE9;JAJPMSE)
    さすがに不法越境はもう・・できないですよね。

  2. hosoi より:

    ナガランド出身の歌手だそうです。高野さんの本を思い出しまして。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇のお知らせ

高野さんより、「デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇」のお知らせ

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

→もっと見る

  • 2025年12月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031  
PAGE TOP ↑