*

羨ましい病

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


ニューギニア、アマゾン、ナイル、モンゴル、タイ、カンボジア…と世界中の辺境に単身で飛び回って、巨大魚を釣りまくる−−そんな夢みたいな人生を送っている人がいた。
武石憲武『世界怪魚釣行記』(扶桑社)がそれ。
オールカラーの巨大魚を観るだけで美しさにぽーっとするというのに、
それを自力で釣って歩くなんて。
あー、羨ましい、羨ましい…。

関連記事

no image

民族問題とイスラムはダメなのか

こんな写真が出てきた。 うちには至る所に本があるが、ダルマはそれをいたずらすることは滅多になかった

記事を読む

no image

三沢光晴DVD-BOX

10月上旬のバングラ行きまでに片付けなければいけない仕事が山ほどあるが、 そんなときにかぎって、三

記事を読む

no image

2009年の小説ベスト1

ここんところ仕事で行き詰っているのに、いや、だからこそ、 大作の小説を読んだ。 アミタヴ・ゴーシュ

記事を読む

no image

TBS「クレイジージャーニー」とすしざんまい

さきほど私が出演したTBS「クレイジージャーニー」が放映された。当初は「ムベンベ」「アヘン王国」「ソ

記事を読む

no image

バングラの名店

私はインド・レストランに入ることができない。 「インド」を感じながらではとても平常心で食事ができない

記事を読む

no image

野外の強者たち

 金曜日、山形かみのやま温泉で上映会。  いや、正確には山形大学医学部法医学科の先生が主催する「勉

記事を読む

no image

爆笑ムエタイ武者修行

上智大学の講義、第4回のゲストは 元女子ムエタイボクサーで現在はムエタイエクササイズのインストラクタ

記事を読む

no image

最近、高野秀行の本がつまらないと思われている方、私以外にいらっしゃいますか?

最近気づいたのだが、Yahoo知恵袋になんとこんな質問が寄せられていた。 「最近、高野秀行の本

記事を読む

no image

「日本人作家、怪獣を目撃」トルコ紙

私の謎の物体目撃について、「アナトリア通信」という通信社を介し、トルコの全国紙のうち「ザマン」「イ

記事を読む

no image

「アジワン」発売!

妻・片野ゆかの新刊が発売された。 小学館ノンフィクション大賞受賞第一作は、超脱力フォトエッセイ「アジ

記事を読む

Comment

  1. 尊師 より:

    AGENT: DoCoMo/2.0 D904i(c100;TB;W24H12)
    僕は釣り好き高野本ファン。
    もちろんこの本は直球ド真ん中で即買いで読破しました!

  2. Axl Bach より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; GTB6; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727)
    「羨ましい病」とはまったく関係ないですが、つい先ほど「アジア新聞屋台村」読み終わりました。いやぁ、面白かったです!高野さんの感性とっても好きです。笑いあり切なさあり。。。あえて一言いわせてください、意気地なし!!と(笑)。
    高野さんの作品を読むたびにいつも思うのですが、こんな経験をしている高野さんを僕の方が「羨ましい病」になってます。
    ところで作中に出てくるエイジアンの各新聞はまだ続いてるんですか?「タイニューズ」とかぜひ読んでみたいです。
    勝手なことばかり書きましたがこれからも素敵な作品を書き続けてください。

  3. KJM より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
    この著者のサイトは大好きで、頻繁にチェックしていました。
    モンゴルでパイクを釣り。憧れてしまいます。
    意気地なし!!(笑)←に1票。

  4. アヅマ より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322)
    ワタシももちろん買いましたよー。
    もったいなくてちょびちょび読んでます。
    ウモッカ、まだ釣られてないみたいで、よかったですね。
    はやくインドに行かなきゃ。

  5. ぽてぃ より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322)
    私も買いました!
    同郷なんですごく尊敬してます〜〜
    いっそ彼にウモッカを託した方が・・・
    いやいや、高野さんが行かねば。インドへ。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年11月
    « 3月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
PAGE TOP ↑