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エンタメ・ノンフ的映画の真髄

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

「パパは出張中」と「アンダーグラウンド」で史上唯一カンヌを2回制した映画監督エミール・クストリッツァ最新作「ライフ・イズ・ミラクル」をDVDで見た。
またしても1992〜1995のボスニア紛争の話で、
息子はプロサッカー選手目前にして徴兵で出征し、妻はいかがわしい外国人プロデューサーと出奔、
ただ一人残された主人公は内戦時の内ゲバに翻弄され、と、
暗いといえばこれほど暗い話題もないのに、
154分間、ほぼ顔が笑いっぱなしとはどういうことであろうか。
エンタメノンフ的映画というのがあれば、これがそうだ。

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Comment

  1. ほげほげ より:

    AGENT: Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.1.20) Gecko/20081217 Firefox/2.0.0.20
    エンタメノンフ的といえば、「アインシュタインの脳」というドキュメンタリー映画がおもしろかったです。アインシュタイン大好きな日本の学者さんが、世界のどこかに保存されているという「アインシュタインの脳」をひたすら探す、ただそれだけの内容なんですが。

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    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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