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『謎の独立国家ソマリランド』PVはこちらで

公開日: : 高野秀行の【非】日常模様

昨日、朝日新聞の書評欄で『謎の独立国家ソマリランド』(本の雑誌社)が取り上げられた。
しかも、なんといちばん大きな欄。
そう、先週は村上春樹の新刊が紹介されていたコーナーだ。

そのおかげで、Amazonでの順位は昨日最高で30位代まで跳ね上がったそうで、
今日も注文が殺到しているらしい。
ありがたいお話です。

せっかくなので、もう一度同書のプロモーション・ビデオをここに紹介しておきたい。
エピローグに記したイスラム過激派との戦闘シーンや海賊国家プントランドの写真など
いろいろあります。

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Comment

  1. ながい より:

    はじめまして。
    高野さんの大ファンの長井と申します。
    いつも楽しく著作を読ませて頂いています。
    最近『謎の独立国家ソマリランド』を大変興味深く拝読しました。
    いつも高野さんの著作には色々な意味で圧倒されます。
    行動力、現地人への溶け込み方、背景の取材力、分かりやすい造語力などなど。
    ただ、今回くだらないことがちょっと気になっています。
    ソマリアの人のことを「ソマリ人」と表現されていました。
    旧宗主国であるイタリア語の意味を考えれば「ソマリ人」が正しいとのことでした。
    なるほど、と一つ賢くなった気がしました。
    しかしここで気になってしまうのは、高野さんはイタリアの人のことを
    「イタリ人」と表現されるのでしょうか?
    あまり聞かない表現ですが、どうなのでしょうか?

  2. 高野 秀行 より:

    >拙著ご愛読いただき、ありがとうございます。

    ご質問についてですが、イタリは民族名ではないと思います。
    イタリアという国が先にあり、その国民をイタリア人と呼ぶのではないでしょうか。

    いっぽう、ソマリはれっきとした民族名。
    そして、ちゃんと「ソマリア人」もいます。
    ソマリア人はソマリア共和国の国民という意味です。
    だから、ソマリ人にはソマリア人もいれば、ソマリランド人もジブチ人もケニア人もいるということです。

    ただし、言語は「ソマリ語」しか存在せず、「ソマリア語」はおかしいです。

    ちなみに、アラビアと言う言葉もありますよね。
    これは「アラブ人の土地」という意味なので、
    ある言語学者によれば、「アラビア語はまちがい。アラブ語とよぶべき」とのことです。

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