「未確認思考物隊」終了
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
関西テレビ「未確認思考物隊」の収録が終了した。
深夜枠で裏番組に強力なライバル番組があるわりには
まあまあの視聴率だったらしい。
形だけでも美人のおねえちゃんとか、お笑い芸人とかを持ってこず、
中年のおっさんたちがひたすらぼそぼそとマジメにオカルトの話をするという番組は
かなりどうかしており、ある意味では画期的だった。
私個人的にも、霊能者、超能力者、UFOと交信できる人、妖怪研究家、大阪の芸人など
ふだんは絶対に会わない人たちと話ができたのは面白く、
よい経験ではあった。
ただし、最終的にわかったのは
「自分はテレビに不向きだ」ということ。
だって、スタジオトークがまったくできないんだから。
あまりに自分が面白いことを言えないのに愕然としてしまった。
たぶん、今後はよほどのことがないかぎり、テレビに出演するこはないだろう。
しかし、今回、一緒に仕事をしたスタッフの方々はほんとうに「まっとうな」人たちで、
そういう意味では恵まれていたと思う。
みなさん、どうもお疲れ様でした。
関連記事
-
-
南伸坊氏のカバー完成
来年2月刊に集英社文庫から刊行される新作「異国トーキョー漂流記」(これが正式なタイトルになった)。
-
-
「ミャンマー」じゃなくて「バマー(ビルマ)」だった
昨日、高橋ゆりさんからメールが来た。彼女も『ハサミ男』に名探偵サンシャーの話が出てくることにびっくり
-
-
韓国で高野本バブル?
韓国での翻訳出版の話だが、すでに刊行された『ワセダ三畳青春記』、 それから出版が決定している『幻獣ム
-
-
ソマリランドの歌姫、来日!
昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリースされた。 タイトルはずば
-
-
高野秀行プロデュース第2弾! エンタメノンフ最終兵器登場。
もう高野本やこのブログの読者のみなさんにはお馴染みだと思うが、私の古い友人でスーダンから来た盲目の留
-
-
正月には柳昇師匠がよく似合う
ここ数日、なんだか正月のような気がしてならない。 そう言うと妻に「は?」と呆れられたが、寒くて晴れて
-
-
犬と辺境旅をしてみたい
最近頭がぼやあっとして、ここに書いたかどうかも憶えていないのだが、 7月1日に行う旅の本屋のまどでの
- PREV :
- びっくり!
- NEXT :
- バスク産ミャンマー経由のヤギチーズ
Comment
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)
収録にレポーターにお疲れ様でした!
もうテレビに出ないんですか?!
私はこの番組で高野さんを知れて(いや知ってはいないですが。笑)よかったです!
ただ今高野本を次々と読破していってます!
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727)
エッ!もうテレビ出られないんですか。
次は関東圏で出て頂きたかったのに。残念です。
もうエンタメ・ノンフ一筋ですね。自作は<メモリークエスト>でしょうか?
あ、その前に本の雑誌社からも出版予定ですね。楽しみにしております。
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90; .NET CLR 1.1.4322)
初めまして。番組、楽しく拝見させていただいておりました。
私もこの番組で高野さんを知り、これから本を読破しようと思っているところです。
面白くない、とか、スタジオトークが出来ない、ってなことはないと思いますよ。