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100発1000中

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

「あの映画は何だったのか」シリーズをやるつもりだったのに、
「SPA!」で紹介されていた映画があまりに面白そうだったので
わざわざDVDを買って見てしまう。
タイトルは「100発100中」。
いまや一般には全く知られてないが、知る人ぞ知る、つまりカルト・ムービーらしい。
宝田明が「アンドリュー星野」という日系フランス人の刑事だか殺し屋だかに扮し、
浜美枝扮する謎のセクシーな女殺し屋や警視庁の間抜け警部とともに拳銃密輸団と死闘を繰り広げる。
ルパン三世はこの映画にヒントを得て作られたという俗説があるそうだが、
ほんとかどうかは知らねども、
なるほどという感じ。
しかし、ただの東京郊外の団地を「香港」と強弁してみたり、
登場人物が意味もなく、すごくちゃんとした発音でフランス語、英語、中国語をしゃべったり、
わけのわからんシーンが続出。
クライマックスの格闘シーンでは、空っぽの大きな樽が空中をぼんぼん飛んで敵を片っ端から倒す。
しかもなぜその樽が飛ぶのか、敵に当たるのか、全然説明されない。
ルパン三世がひどくマジメに見える。
こっちはむちゃむちゃアナーキーだ。
当時世界的に流行していた007や「リオの男」のジャン=ポール・ベルモンドを
パクッたらしいが、それにしてもハチャメチャで、
現在のどこの国の映画より異国情緒にあふれている。
製作は1965年。私が生まれる前の年だ。
たかだか40年前なのに、まるで別の国の人間がつくったようだ。
やっぱり、行きたいのは「過去の世界」だと再確認してしまった。

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  1. OPPU より:

    AGENT: Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC; ja-JP; rv:1.3) Gecko/20030621 mozilla-gumi/wazilla-macos9-1.3f-7
    ルパン元ネタといえば、『黄金の七人』も65年ですね。元ネタうんぬんは、どれからいう事ではなく007に影響されたこの時代のこの手の映画全般といった感じでしょうね。
    そういえば、『リオの男』は何故かDVDになっていないんですね。山田康雄さんの吹き替え付で出してくれないかなぁ。

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    • ソマリア産のイカ、実に美味かった。ソマリア沖はもともと良い漁場だが、長らく海賊の出没するエリアで漁業ができなかったため、皮肉にも海産資源が世界の他のどの海域よりも守られていたとされている。今「最後の海の秘境」が市場に開かれていくところなのかもしれない。 ReplyRetweetFavorite
    • 難しい質問。まず、これがどこで取れたかわからない。ソマリランドならそもそも海賊いないし。それから今、海賊がどのくらい活動しているのか。もう、あまりいないんじゃないかな。あとは、漁船が武装しているか、海賊か地元の氏族にショバ代を払って操業しているのかも。 ReplyRetweetFavorite
    • この「ソマリア共和国」の紋甲イカ、一体どこから来たのか? プントランド沖でもソマリランド沖でも表示は「ソマリア」になるからなあ。 ReplyRetweetFavorite
    • 近所のスーパーでなんとソマリア産のイカを発見! ソマリの物産を日本で見たのは初めてだ。思わず買ってしまった。 https://t.co/9gGbTBRD3j ReplyRetweetFavorite
    • 失礼しました。奥田英朗さんのデビュー作は『ウランバーナの森』でしたね。『最悪』は出世作でしょうか。 ReplyRetweetFavorite
    • 一日中、外で取材やら何やら。移動と待ちが長かったため、長編小説が読めた。奥田英朗著『罪の轍』(新潮社)。いやあ、奥田さんのデビュー作にして名作『最悪』を思い出してしまった。こんなに興奮して小説のページをめくったのは久しぶり。仕事で読書を中断するのにちょっとむかついたほど。 ReplyRetweetFavorite
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