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「 月別アーカイブ:2010年02月 」 一覧

「大人の遠足」速報

みなさん、お久しぶりです。 私は、アルジェリア領のサハラ砂漠で行われた「サハラ・マラソン」42.195キロに発作的に出場、なんとか完走しました。 たいへんに喉がかわいたので、現在はマドリッドでビール漬

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『虐殺器官』の衝撃

つい先週、『天地明察』(角川書店)を読み、「今年日本の小説でこれ以上のものは読まないだろう」と思ったのだが、これ「以上」かどうかわからないが、「これに匹敵」する小説を読んでしまった。 伊藤計劃『虐殺

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日本の冬

会社員を辞めて山岳ガイドになった後輩と一緒に箱根の山を歩いた。 ただ普通に山歩きをするだけのつもりだったが、雪がごんごん降り、 まるで雪山登山のようだった。 しかし見渡す限り真っ白で人の姿もない風景

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イラクからブータンの週末

土曜日、新宿二丁目の「タイニイアリス」という小劇場に、イラクの劇団「ムスタヒール」を見に行く。 テーマは、拷問や人権侵害で有名なアブグレイブ刑務所。 観客30人足らずの小劇場は、学生時代、フランス語を

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熟成

「クロワッサン」という雑誌が届いた。 『放っておいても明日は来る』(本の雑誌社)で著者インタビューを受けたもの。 紹介してもらえるのはありがたいし、雑誌はどこもそうなのだが いかんせん発売から時間が

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天地明察

冲方丁(うぶかた・とう)『天地明察』(角川書店)を読了。 いやあ、素晴らしい。 新しい日本独自の暦作りという全く新しい視点から 江戸時代の日本を眺めたら、 従来の時代小説・歴史小説とは全然ちがう風景

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立松和平とドンガラ

立松和平氏が亡くなったというニュースを見て驚いている。 というのは、一昨日、たいへん久しぶりにその名前を思い出したからだ。 本好きの義兄マイク・ノックに素敵な本を贈ろうと思い、 私が以前、翻訳したコ

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大人の遠足

 ブータンが4月に延期になり時間がぽっかり空いたので、 発作的に小旅行に出かけることにした。  ついでに「誰か一緒に行く人はいないか」と思い、何人かに声をかけたところ、 探検部の先輩の竹村さんと後輩

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ノビシロマン

水泳に行くと、仲間というか先輩の方々から「高野さんはいいね、ノビシロがいっぱいあるね」と言われる。 先輩方によれば、私は、「クロールが力みすぎ」で、平泳ぎは「両足の蹴りがそろってない」、バタフライは「

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撮影会はないのか

もうここ半年くらい、ずーーーっと思いつづけていることがある。 自分の泳ぐ様子をビデオに撮影してみる方法はないのか? 水泳は他のスポーツにも増してフォームが決定的に重要なのだけど、 自分ではよくわからな

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釣りに失敗する

本の雑誌の杉江さんに新宿で会ったので、昨日思いついたばかりの「儲け話」をもちかけてみた。 すると、彼は目がどんどん大きくなり、 「え…、それ…、ホントですか…うわっ、すごいな…いやあ…おわあ」などとう

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奇界遺産

『X51.ORG.ODESSAY』(講談社)の著者、佐藤健寿の新刊『奇界遺産』(エクスナレッジ)を読む。というか、写真集なのでパラパラめくる。 中国の洞窟住居からミイラ博物館、ナスカの地上絵、ベトナ

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雲南のツヨカワ花嫁

カゼをひいていたが、雪が降り始めたのでついプールに行ってしまう。 案の定、泳いでいる人はほとんどいない。 あまりに空いているので、日ごろは一般客と混じって泳ぐことはないOコーチも泳いでいた。 Oコーチ

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デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇のお知らせ

高野さんより、「デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇」のお知らせ

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

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