「 月別アーカイブ:2013年05月 」 一覧
日本の中世人と現代ソマリ人の共通点と相違点
2013/05/28 | 高野秀行の【非】日常模様
『謎の独立国家ソマリランド』の感想を述べたツイートに、清水克行『喧嘩両成敗の誕生』(講談社選書メチエ)にそっくりだという趣旨のものを見ていたく興味をそそられた。 もとよりソマリ世界は日本の室町から戦
ムエタイのちチュニジア飲酒紀行
2013/05/27 | 高野秀行の【非】日常模様
3,4日前に発売になった「ゴング格闘技」7月号で、格闘家・ムエタイ研究家の菱田慶文先生(帝京平成大学)と私の対談が掲載されている。 1万字以上もあり、質量ともにひじょうに読み応えがあり、「賭博と
大感謝デー
2013/05/26 | 高野秀行の【非】日常模様
金曜日は『謎の独立国家ソマリランド』大感謝デー。 まずは本の雑誌社の杉江さんと一緒に多磨霊園へ行き、集英社の編集者だった堀内倫子さんのお墓参り。 前にもブログに詳しく書いたが、堀内さんは『ワセ
言葉を失う映画「魔女と呼ばれた少女」
2013/05/24 | 高野秀行の【非】日常模様
今3:20AM。こんな時間に覚醒しているのは酒が切れたためだが、今日にかぎってはそれだけではない。 昼間、川崎アートセンターで、コンゴの少年兵たちを描いた映画「魔女と呼ばれた少女」(キム・グエン監督
ミステリ・ノンフィクションの傑作『龍馬史』
2013/05/22 | 高野秀行の【非】日常模様
ちょっと前まで「学者」というのは圧倒的に年上の先生ばかりだった。 だが今は本のプロフィールを見ても、私より年下で面白い本を書いている人がたくさんいる。 え、俺より年下で?!なんて思うのだが、私
山口晃「親鸞」書籍化を熱望!
2013/05/20 | 高野秀行の【非】日常模様
『ヘンな日本美術史』(祥伝社)を読んで以来、山口晃に嵌ってしまったとブログやツイッターに書いたところ、 私が今連載をしている「Fole」という、みずほ総研の会員誌の担当編集者Mさんからメールが届
謎の独立国家ソマリランド大吟醸拾年古酒
2013/05/17 | 高野秀行の【非】日常模様
仕事場にしている「辺境ドトール」は昭和の世界だ。 店長夫妻が常に店におり、私たち常連の客と交流している。 店長と常連が、あるいは常連同士がご飯を食べたり、旅行に行ったり、釣りに行ったりしている
『わが盲想』の意外な落とし穴
2013/05/16 | 高野秀行の【非】日常模様
いよいよアブディン『わが盲想』(ポプラ社)が本日発売である。 宮田珠己部長には前もって献本しておいたが、昨日早速こんなツイートを発信してくれた。 「読んだ!読みやすくて面白い。 盲目
なぜ妻子持ちは超過酷に挑むのか
2013/05/13 | 高野秀行の【非】日常模様
1カ月ほど前、鏑木毅『激走100マイル 世界一過酷なトレイルラン』(新潮社)という本を読んで感銘を受けたばかりなのに、 そっくりな題名の本に出会ってしまった。 その名も『激走!日本アルプス大縦
『わが盲想』見本出来!!
2013/05/12 | 高野秀行の【非】日常模様
ゴールデン・ウィーク中は風邪とその後遺症の酷い咳のため家で休んでいたら、 その後から猛烈に忙しくなった。 キャンセルしたいくつもの打ち合わせのほか、講演会やトークイベントが2週間で5本、ラ
いわゆる「エア取材」
2013/05/08 | 高野秀行の【非】日常模様
咳がひどいため医者に行ったところ、「咳喘息」と診断された。 私は小学生の頃喘息でひじょうに苦しんだ。三十数年前の悪夢が甦り、げっそり。 ただ、もらった薬を飲むとある程度おさまるようだし、その後、本
2013年小説ベストワン決定
2013/05/07 | 高野秀行の【非】日常模様
風邪は治ったものの今度は咳がひどく、声もがらがら。 とくに夜になると咳が止まらず苦しい。 朝起きてもぐったり疲れている。 そんなわけで連休中はうちにこもって本を読んでいた。 すごかった