*

八丈島での発見

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

一週間、八丈島に行っていた。
浜辺のキャンプ場にテントを張ったが、なにしろ起伏に富んだ地形なので徒歩やレンタサイクルではさして遠くへ行けない。
一緒にいる妻も酒飲みだし、
お互いとくに話すこともないので、昼も夜も酒ばかり飲んでいた。
5日目の午後になり、ようやく「レンタカーを借りたら、もっといろいろなところへ行けるのでは?!」と思いつき、八丈富士に登ったり、唐滝を見たりした。
意外にも雄大な大自然がここにあるのに驚き(八丈富士のカルデラはギアナ高地のようですごかった)、また車に乗っていると、昼から酒を飲まずに済むので、
それも助かった。
「いやあ、車ってすごいですねえ!」
返却するとき、そう言ったら、レンタカー屋のお兄さんに失笑された私たちだった。

関連記事

no image

皇太子にアシストしたらベンツ

サッカーは特に好きでもないのに、サッカー本は好きだ。 とくに非西欧のサッカー事情はひじょうに食欲を

記事を読む

no image

「王様のブランチ」撮影

『世にも奇妙なマラソン大会』(本の雑誌社)がTBSの「王様のブランチ」にとりあげられることになり、今

記事を読む

no image

日本浄土

 最近手元に置いて、仕事が手につかないとき、 つまりしょっちゅう、ページをめくるのは 藤原新也『日

記事を読む

no image

まんせーむーのうあんあん

「本の雑誌」で今度は、大槻ケンヂ氏と「マンセームーノー対談」。 オーケン博士の分析によれば、人は誰で

記事を読む

no image

関野吉晴氏の映画とトークイベント

急ぎのお知らせ。 3月16日~29日、ポレポレ東中野にて、関野吉晴氏が主演(?)の映画「僕らの

記事を読む

no image

寒波と猛暑

フランスに亡命したルワンダ人の友人のところに母国から家族が到着した。 奥さんと娘が移住を認められたの

記事を読む

no image

SPA!イスラム飲酒紀行はまだやってます

ときどき「SPA!のイスラム飲酒紀行は連載中止になったんですか?」と聞かれる。 パキスタン篇を2週連

記事を読む

no image

小説の強烈な引き

麻雀やカードゲームと同じように、読書も「引き」が強いときと弱いときがある。 引きが強いときには、て

記事を読む

no image

角田光代さんと対談

『怪獣記』がいよいよ発売された。 正直言って、私の単行本は今まで全く売れた試しがない。 だから、今回

記事を読む

no image

家宝、誕生

新刊「ミャンマーの柳生一族」のおどろおどろしい表紙に笑った人も多いだろう。 「昔の東映時代劇みたい」

記事を読む

Comment

  1. 惑星 より:

    AGENT: Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64; rv:12.0) Gecko/20100101 Firefox/12.0
    ギアナ高地にたとえるところが高野さんらしいと思います(笑)

  2. hu より:

    AGENT: Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)
    免許を持ってらっしゃるんですね。驚く場所ではないかも知れませんが・・

  3. KOW より:

    AGENT: Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1; rv:12.0) Gecko/20100101 Firefox/12.0
    僕が八丈島に行ったときはスクーターを借りました。
    二泊旅行の中日が東京も交通がわやになる暴風雨で
    帰還する日に晴れるという、トホホな旅でしたが
    またリベンジしたいものです。
    さすがに青ヶ島は決めた日に帰れるとは限らないので
    なかなか勇気が湧きませんが。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年5月
    « 3月    
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
PAGE TOP ↑