*

ヘンタイ監督の話

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


今月号の『映画秘宝』(洋泉社)で、大槻ケンヂと小沢真珠の対談が載っている。
話題は、佐藤圭作監督『人間椅子』なのだが、
実際には「監督がいかに変態か」ということばかり。
私もこれを読んで、「あいつはそんなに変態だったのか!」とあらためて驚いた。
映画はたぶん私の趣味とはかけ離れていると思うが、
見に行きたくなった。
ちなみに、小沢真珠という女優を初めて見たが、
なかなかカワイイじゃないか。
外国人の血がすこし入ってるのかな…。

関連記事

no image

「メモリークエスト」第2部開始!

前代未聞の珍企画「メモリークエスト」がいよいよ第2部に突入した。 一年間で集まった26の依頼のうち、

記事を読む

no image

プロデュース業はじめました

明大前にて、年下の友人Wと打合せ。 いつもと立場はちがい、今度は私が編集者役。 書くのは向こうだ。

記事を読む

no image

大槻ケンヂと一緒にオカルト番組?

 今度の1月から3月まで、オーケンこと大槻ケンヂ氏と私が二人で 深夜番組をやることになった。  もう

記事を読む

no image

火群のごとく

ジュンク堂の宮田部長とのトークイベントはもう定員に達してしまったそうだ。 間に合わなかった人、ごめ

記事を読む

no image

なぜか東金経由アフリカ行き

言い忘れていたが、出発は二日遅れて、今日になっていた。 ところが突然、千葉の東金に現地の事情をよく知

記事を読む

no image

ソマリアの海賊裁判は面白い!

ほとんどの人が知らないと思うが、ソマリアの海賊が日本に来ている。 日本も国際協力の名の下に法整備を行

記事を読む

no image

メモリークエスト依頼者面談、開始!

都内の某高級ホテルのラウンジで、幻冬舎「メモリークエスト」の面談を始めた。 集まった依頼の中で「これ

記事を読む

no image

藤岡弘はキリヤマ隊長か

子供のころ夢中になっていたウルトラセブンを見たくなり、DVDを購入、第5話から第8話まで見たが、あ

記事を読む

no image

勇午

先週から慌しい日が続いている。 人に会ってばかりで、いつ誰と会ったのか忘れてしまうほどだ。 義兄の

記事を読む

no image

ゼロの衝撃

何人かの知人が絶賛していたので読んでみた坂口恭平『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(大和書房)。

記事を読む

Comment

  1. 佐藤圭作 より:

    AGENT: Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/419 (KHTML, like Gecko) Safari/419.3
    俺もあの記事を読んで「そうか。俺ってヘンタイの人だったのか!」と驚いたのだが、ここんとこどこ行ってもヘンタイヘンタイ言われるばっかりなので、自分でもそうじゃないかと思うようになってきた。
    ともあれ、紹介してくれてありがとう。
    そういや大槻ケンヂさんは高野のデビュー作も激賞してくれてたんだよね。
    宝島社「この映画がすごい!」の「キモエロ映画」のコーナーでも紹介されてる。
    ヘンタイだとかキモエロだとか……親に合わせる顔がない。
    ともあれ、大島渚、デビッド・リンチ、クローネンバーグ、キム・ギドク諸先輩のヘンタイ映画に混じって『人間椅子』のことが書かれてて、平伏。
    小沢真珠さんは素敵な人だよ。
    舞台挨拶、見に来てくれたまえ。

  2. タカノ より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)
    じゃあ、ぜひ見にいかせていただくよ。
    この調子で突っ走ってくれい!

  3. 義姉 より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727)
    佐藤圭作監督『人間椅子』、絶対見ます。海外にいる義姉としては、映画館には行けないと思いますが、DVDは何が何でも購入、約束します。
    ヘンタイ談義が進んでいるようですが、多少はヘンタイじゃないと乱歩世界の再構築ができるか!と、義姉は思っており、映画、大いに期待しています。
    ミャンマーの探偵小説三昧の一方、最近の義姉は日本の探偵小説文化の原点、雑誌『新青年』の復刻版に目を通しております。読みましたヨ。江戸川乱歩の初の雑誌デビュー作「二銭銅貨」(大正12年)も。やはりすごい人でわずか数年後にはこの人気雑誌の、それも看板スター作家にのし上がっています。昭和3年は「陰獣」が超絶人気、編集部後記を見ると発売と同時に次の日には品切れ、また変態性犯罪をずいぶん当時の売り物にしていたことがうかがえます。
    それにしても、もうひとつ感じたのは、作家の活躍も名仕掛け人、名編集者あればこそなのですね。乱歩売り出しにひと肌もふた肌も脱いだ当時の『新青年』編集者には横溝正史や後に新潮社のホームズ物の完訳を成し遂げる延原謙といったそうそうたる名前が見えます。失礼ながらこうした方々も立派にヘンタイであられた・・・と義姉は思うのですが。

  4. nono より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)
    最近、ヘンタイにほど遠いなあ、ぬるくなったな、自分。
    と、反省しきりのオレであります。
    ただ自宅はやっぱ、それなりでして。
    昨日、飲み歩いた3日ぶりに帰宅したら。
    オレがいつもメシ喰うために座る場所に、
    マムシがいました。
    部屋の中に。
    トグロまいてました。
    さすがにタマガった。
    青大将いたことはあって、
    ま、それは家の守り神だからいいけど、
    マムシはカンベン。
    登山靴履いて踏んづけ、首根っこ掴んで、
    丁重に沢に投げ捨てました。
    最近、我が家で悪さ盛んのヒメネズミを喰ってくれてたようですが、
    寝てるうちに咬まれちゃかなわん。
    そんな山中の我が家です。
    万が一、結婚出来るなら、必ず引越します。
    ヘンタイ性より、愛が大切です。
    でもやっぱ、オンナ寄り付かなかったら、
    一生、ヘビとネズミと一緒に、ヘンタイ的に生きていこうか。

  5. タカノ より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)
    「人間椅子」もヘンタイだけど、「実録・マムシ座席」には叶わないなあ…。

  6. のなか悟空 より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
    これはこれはケーサクくん。
    調子いいようですね。
    nonoさんもシブイ生活のようで。
    ケーサクくん、こんどワシに変態オヤジの役ちょーだい!

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

  • 2025年1月
    « 3月    
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
PAGE TOP ↑