「 月別アーカイブ:2010年11月 」 一覧
25年ぶりに天龍源一郎を見た
2010/11/29 | 高野秀行の【非】日常模様
なぜか一足早く忘年会シーズンになり、 連日飲んでいる。 日曜日は先日本屋野宿を行った伊野尾書店の伊野尾さんに誘われて DDTプロレスを見に後楽園ホールへ、試合後は出版社の営業の人や取り次ぎの人たちと
かたつむり考試院
2010/11/27 | 高野秀行の【非】日常模様
前回のブログに読者の方からのコメントにより、 「三畳記盗作疑惑」の全貌が明らかになったが、まあ、愉快だ。 私の本が韓流ドラマにパクられたというのは笑えるし、 KBSの人の弁明を読むかぎり、盗作というほ
月刊日本語
2010/11/25 | 高野秀行の【非】日常模様
日本語教師やそれを目指す人向けの雑誌「月刊日本語」(アルク)のインタビューを受ける。 担当の編集者Kさんは十年以上前、同社の「English Journal」におり、 私は彼女のもとでライターとして
銀河ヒッチハイク・ガイド
2010/11/24 | 高野秀行の【非】日常模様
「しばらく新刊を断ち、家にある未読の本を読もう」という“新刊ラマダン”をやっていたが、実はユーフラテスに行く前日にあえなく挫折してしまった。 原因はダグラス・アダムス『銀河ヒッチハイク・ガイド』
藤波辰爾の驚くべき腰痛秘話
2010/11/21 | 高野秀行の【非】日常模様
『藤波辰爾自伝』(草思社)がなぜか版元から送られてきたので、 即読んだ。 あまりにも意外性のない告白がかえって意外なくらいの不思議な自伝だが、 いちばん驚いたのは藤波が三十代半ばで深刻な腰痛に陥り
『腰痛探検家』&『空白の5マイル』発売
2010/11/18 | 高野秀行の【非】日常模様
早大探検部の後輩で、今年開高健ノンフィクション賞を受賞した 角幡唯介『空白の五マイル』(集英社)が昨日発売になった。 で、明日は、私の新刊『腰痛探検家』(集英社文庫)が発売される。 同じ探検部出身で
帰国しました
2010/11/16 | 高野秀行の【非】日常模様
昨夜遅くに帰国した。 東京は寒いが、きりっと晴れて気持ちがいい。 ユーフラテス河は、ここで書いたかどうかも憶えてないが、 カヌーで川下りをしようと思い立ち、下見に行ったのだった。 結果からいえば、シリ
極東へ向かう
2010/11/15 | 高野秀行の【非】日常模様
中東というのは日本から遠いとつくづく思う。 イランもそうだったが、シリア、ヨルダンでも、 現地のネットカフェやホテルのネットでは 日本語が打ち込めないどころか、日本語が表示されもしない。 □□□という
Arrived at Amman
2010/11/13 | 高野秀行の【非】日常模様
sakki yorudan no anman ni tsuita. shiria no damasukasu wa souzou ijou ni kyodai na machi de bikkuri
シリア・イラク国境地帯の驚異
2010/11/10 | 高野秀行の【非】日常模様
ユーフラテス河沿いに進み、イラク国境近くの町にいる。 シリアの他の場所は砂漠ばかりだが、この河沿いだけはずっと緑で 豊か。しかし、大問題に悩まされている。 ドライバー付きのワンボックスカーを雇ったのだ
シリア入国
2010/11/07 | 高野秀行の【非】日常模様
昨日、トルコのユーフラテスから離れて、 シリア領に入った。 エンギンともお別れ。 彼は私の『怪獣記』をトルコ語に翻訳したいというので、OKしておいた。 クルド関係の部分が要注意だよと言ったら、 「そん
こんなに素晴らしいところだったのか
2010/11/06 | 高野秀行の【非】日常模様
現在ユーフラテス河(もしくはその支流)沿いに旅をしている。 前もいいところだとは思っていたが、 今回は「ものすごくいいところ」としか思えない。 土地は恐ろしく美しく、人は誰も彼もが親切で、食べ物
ユーフラテスの旅の落とし穴
2010/11/05 | 高野秀行の【非】日常模様
昨日やっとこワンに飛んだ。 延々とつづく茶色の香料として山岳地帯を見下ろし、 「こんなところで河下りなんかできるのか?」といまさらながらに不安をおぼえつつ到着。 私にとっては三度目、森と末沢にとっては
ありえねー!
2010/11/03 | 高野秀行の【非】日常模様
しょっぱなから全く予期しない出来事が起きた。 人為的原因により、ワン行きの飛行機に乗り損ねたのだ。 私は数え切れないほど飛行機に乗っているが、 遅刻してギリギリだったことは何度かあるけど、ほんとに間
イスタンブール無事到着
2010/11/02 | 高野秀行の【非】日常模様
昨夜8時ごろ、ようやくイスタンブールに到着した。 東京の自宅を出て、36時間後のことだ。 なんでも一昨日あたりにイスタンブールで初の爆弾テロがあったそうなのだが 街はいたって平穏。 観光客があふれかえ
イスタンブールは遠い…
2010/11/01 | 高野秀行の【非】日常模様
再び成田空港に行き、今度はちゃんと飛行機が飛んだ。 が、ドバイに着いたものの、日にちがずれたためイスタンブール行きの乗り継ぎ便が大幅に狂い、なんと空港で12時間待ち。 いったい何をしろっていうんだ、