「 月別アーカイブ:2009年04月 」 一覧
話題の書
2009/04/29 | 高野秀行の【非】日常模様
本の雑誌杉江さんの「炎の営業日誌」を見てびっくりした。 http://www.webdoku.jp/column/sugie/ 先週の木曜日の時点で、 『メモリークエスト』が、三省堂神保町店での週刊ベ
ダチョウ力
2009/04/28 | 高野秀行の【非】日常模様
J-WAVE「Classy Cafe」という番組の収録。 いつものようにナビゲーターの質問にてきとうに反応してればいいやと思って 企画書もろくに目を通さずに出かけたら、なんと「一人語り」だった。 自分
きっと名人
2009/04/26 | 高野秀行の【非】日常模様
金曜日の晩に飲みすぎ、土曜日は夕方まで倒れていた。 気持ちわるいまま、なかのゼロホールに行き、柳家三三(さんざ)の独演会。 「口入れ家」のあと、大ネタ「髪結新三(しんざ)」。 悪党ばかりが出てきて、さ
原作を読もう!
2009/04/24 | 高野秀行の【非】日常模様
映画「スラムドッグ・ミリオネア」を観てたまげた。 原作とまるっきりちがう話だったからだ。 スラム育ちの青年がクイズ番組で全問正解をなしとげ、 2000万ルピーを手にする、という設定は同じだが、 言い換
鳥籠
2009/04/22 | 高野秀行の【非】日常模様
インド人作家、ヴィカス・スワラップ原作の映画「スラムドッグ・ミリオネア」がいいらしい。 私は原作の『ぼくと1ルピーの神様』(ランダムハウス講談社)を読んで感嘆したのだが、 映画でもどうやらそれを忠実
天皇はロマン
2009/04/21 | 高野秀行の【非】日常模様
どうも体がだるい。 春のせいだろうか。 「歴史観が覆る新・天皇論」という帯コピーに惹かれ、 本郷和人『天皇制はなぜ生き残ったか』(新潮新書)を買う。 「天皇制の芯の芯はロマンだった!」なんて一言も書
無性に
2009/04/20 | 高野秀行の【非】日常模様
http://www.webdoku.jp/suttoko/ 宮田珠己の「スットコランド日記」は、後世に残る日記文学ではないかと 勝手に思っている。 今日更新された日記には、私の『メモリークエスト』に
狂言
2009/04/19 | 高野秀行の【非】日常模様
国立能楽堂で行われた「春狂言2009」を観にいく。 と言ったら意外に思われるかもしれないが、 狂言くらいは文化人として当然おさえておくべきジャンルだ。 …と言いたいのだが、見るのは生まれて初めてだ。
バオバブの記憶
2009/04/18 | 高野秀行の【非】日常模様
ポレポレ東中野にて、本橋成一監督のドキュメンタリー映画「バオバブの記憶」を見る。 西アフリカ・セネガルの地方にあるバオバブの巨木に取り囲まれた村の話。 少年を主人公にするのは使い古された手法だが そ
エンタメノンフ的野球論
2009/04/13 | 高野秀行の【非】日常模様
野村克也『あぁ、監督』(角川Oneテーマ21) 近年、二度目のブームを迎えている野村監督が ボヤキ口調で歴代および現在の監督をめったぎりにする。 例えば古田が監督に失敗した原因の一つは自己中心的な
ハルキとタマキ
2009/04/11 | 高野秀行の【非】日常模様
「本の雑誌」草むしり早弁号(5月号)が届く。 連載の辺境読書では今回は伊沢正名『くう・ねる・のぐそ』(山と渓谷社)を紹介しているほか、 「ディズニーランド探検記」というばかばかしいエッセイを載せてい
『メモリークエスト』やっと発売
2009/04/11 | 高野秀行の【非】日常模様
見本ができてからあまりに長い時間がたったので すっかり実感を失ってしまっていたが、 今日(10日)あたりから『メモリークエスト』(幻冬舎)が書店の店頭に並んでいるはずだ。 「北海道新聞」と「an a
歯型
2009/04/08 | 高野秀行の【非】日常模様
ワセダの野々村荘の三畳間を再度借りたはいいものの、 家から片道1時間もかかるし、行く用事も特にないし、 誰も宿泊所に使いたがらないしで、 結局手放すことにした。 「手放す」といってもただ借りていただけ
草食系夫のサバイバル術
2009/04/07 | 高野秀行の【非】日常模様
『草食系男子の恋愛学』にはずいぶん反響がきた。 NONOさんらのコメントでは「今もてるのは草食。俺たち肉食のほうがモテない」という 「肉食非モテ説」を主張。 またほかの男子にこの本を勧めたところ、「俺
草食系夫にも推薦
2009/04/03 | 高野秀行の【非】日常模様
メディアファクトリーという出版社の編集者より、 森岡正博『草食系男子の恋愛学』という本が送られてきた。 そういえば前にブログで紹介した『カレセン』(枯れたおじさん専科の意味)も メディアファクトリー
彼もエンタメノンフ?
2009/04/02 | 高野秀行の【非】日常模様
意外に思われるかもしれないが、高橋源一郎の文芸評論が好きである。 今日も『大人にはわからない日本文学史』(岩波書店)を本屋で発見、 すぐ購入、一気読み。 その勢いで、『ニッポンの小説 百年の孤独』や


