シリア入国
2010/11/07 | 高野秀行の【非】日常模様
昨日、トルコのユーフラテスから離れて、 シリア領に入った。 エンギンともお別れ。 彼は私の『怪獣記』をトルコ語に翻訳したいというので、OKしておいた。 クルド関係の部分が要注意だよと言ったら、 「そん
2010/11/07 | 高野秀行の【非】日常模様
昨日、トルコのユーフラテスから離れて、 シリア領に入った。 エンギンともお別れ。 彼は私の『怪獣記』をトルコ語に翻訳したいというので、OKしておいた。 クルド関係の部分が要注意だよと言ったら、 「そん
2010/11/06 | 高野秀行の【非】日常模様
現在ユーフラテス河(もしくはその支流)沿いに旅をしている。 前もいいところだとは思っていたが、 今回は「ものすごくいいところ」としか思えない。 土地は恐ろしく美しく、人は誰も彼もが親切で、食べ物
2010/11/05 | 高野秀行の【非】日常模様
昨日やっとこワンに飛んだ。 延々とつづく茶色の香料として山岳地帯を見下ろし、 「こんなところで河下りなんかできるのか?」といまさらながらに不安をおぼえつつ到着。 私にとっては三度目、森と末沢にとっては
2010/11/03 | 高野秀行の【非】日常模様
しょっぱなから全く予期しない出来事が起きた。 人為的原因により、ワン行きの飛行機に乗り損ねたのだ。 私は数え切れないほど飛行機に乗っているが、 遅刻してギリギリだったことは何度かあるけど、ほんとに間
2010/11/02 | 高野秀行の【非】日常模様
昨夜8時ごろ、ようやくイスタンブールに到着した。 東京の自宅を出て、36時間後のことだ。 なんでも一昨日あたりにイスタンブールで初の爆弾テロがあったそうなのだが 街はいたって平穏。 観光客があふれかえ
2010/11/01 | 高野秀行の【非】日常模様
再び成田空港に行き、今度はちゃんと飛行機が飛んだ。 が、ドバイに着いたものの、日にちがずれたためイスタンブール行きの乗り継ぎ便が大幅に狂い、なんと空港で12時間待ち。 いったい何をしろっていうんだ、
2010/10/31 | 高野秀行の【非】日常模様
長い一日だった。 6:30起床、荷物など準備。 朝10時頃、ザックをかついで家を出た。 横殴りの雨で、駅に行くまでもうずぶ濡れ。 神保町の集英社をコインロッカーとしてザックを預け、東京駅へ。 ブータン
2010/10/29 | 高野秀行の【非】日常模様
明日からトルコとシリアへユーフラテス河を見に出かける。 来年、ユーフラテスをカヌーか筏か何かで下りたいので、 その下見のつもり。 旅の相棒はいつもの講談社カメラマン森清に加え、 週刊SPA!の編集者
2010/10/29 | 高野秀行の【非】日常模様
珍しく夕方家にいたので、テレビでドラフトを見ていた。 指名された選手は、斉藤、大石、沢村のビッグ3以外でも、ネットでチェックすると みんな「逸材」というふうに書かれている。 だが、70人近く逸材が入っ
2010/10/28 | 高野秀行の【非】日常模様
辺境ドトールで杉江さんと打ち合わせ。 このブログや杉江さんの日記を読んでいると私たちが四六時中つるんでいるように思うかもしれないが、実際には顔を会わせるのは月に一回程度。 なので、ここ1か月の間にたま
2010/10/27 | 高野秀行の【非】日常模様
先週、中島京子さんより初の生メール(?)をいただいた。 「高野さんの『異国トーキョー漂流記』を朝日新聞で取り上げさせていただきました」 とのことだった。 なんでも「人生を生き抜くための本」とかいうテ
2010/10/26 | 高野秀行の【非】日常模様
新刊ラマダンが危機に瀕している。 ダグラス・アダムス『銀河ヒッチハイク・ガイド』(河出文庫)を読んだせいだ。 あまりに面白い。 フィクションでこんなに笑ったのは、『魁!クロマティ高校』以来じゃないだ
2010/10/25 | 高野秀行の【非】日常模様
妻の大学時代の友人たちが集まる飲み会があり、私も混ぜてもらった。 場所は、やはり妻の友人で、本マニアの根岸さん宅。 三階建てのうち、一階はご両親がふつうに住んでいるらしいが、 二階、三階は根岸さん専
2010/10/23 | 高野秀行の【非】日常模様
最近私が島田荘司を強力に勧めたため、友人の二村さんが読んでみたらしい。 で、答えは「島田荘司は減点法では点が低くなるけど、加点法ではすばらしいですね」。 言い得て妙だ。 減点法では上限が決まっている
2010/10/22 | 高野秀行の【非】日常模様
「高野さん、この前うちの近くで野宿してたでしょ?」と水泳のY先生にレッスンのあとで言われて驚いた。 生まれ育ったのも今住んでいるのもずっと中井で、伊野尾書店のすぐそばなんだという。 もっと驚いたのは「
2010/10/20 | 高野秀行の【非】日常模様
小島剛一『漂流するトルコ』(旅行人)をついに読んだ。 もともとは私が小島先生に「(名著『トルコもう一つの顔』の)続編を出しませんか」ともちかけ、旅行人の蔵前仁一さんを紹介して出版にいたった本であるの
2010/10/19 | 高野秀行の【非】日常模様
先日の泥酔野宿のとき、石原たきび編『酔って記憶をなくします』(新潮文庫)をくれた人がわかった。 その本の担当編集者の新潮社Nさんだった。 Nさんは私と仕事をしかけているので、最近つくった本をたまた
2010/10/18 | 高野秀行の【非】日常模様
野宿泥酔の翌日は二日酔いにもならず、心身とも妙に快調。 そして翌々日、つまり今日も絶好調。 身体から毒が抜けたような感じだ。 伊野尾書店前に吐き出してきたともいえる。 (比喩ですよ。ゲロ吐いてないか
2010/10/17 | 高野秀行の【非】日常模様
土曜の午後4時過ぎ、ちょっと用事があって、近所の友人宅に行ったところ、 ビールを出してもらい、すぐ帰るはずが妙に気分がよくなってしまい、 気づいたら4人でビール4本、ワイン2本を空けていた。 それから
2010/10/16 | 高野秀行の【非】日常模様
人生で初めてのことだが、妻と母親と三人で瀬戸内を旅行してきた。 金比羅神社、直島、そして倉敷というザ観光コースだ。 倉敷では大原美術館という美術館に行った。 欧米の芸術文化にはいたって無知な私は初
最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が
昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ
6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。
昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極
世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている
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