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「 月別アーカイブ:2011年02月 」 一覧

「困ってる人」史上最大の作戦

高野秀行プロデュースしている大野更紗「困ってる人」第12回が更新です。 ついに大野さんは病院からの脱出を決意。 名付けて「史上最大の作戦」 医師の目を盗んで物件探しに出かけますが、そこでも思わぬ障害が

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最終的にはパッション

宮田部長の『だいたい四国八十八カ所』(本の雑誌社)が重版になったそうだ。 このすさまじい出版不況下で、単行本に重版がかかるのはすごい。 タマキングファンが増えているのかお遍路好きな人が知らずに買って

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両国の暴走特急相撲

金曜日。午前中は六本木ヒルズに行き、J-WAVEの番組を収録。 web本の雑誌BOOKSTANDなる読書コーナーで、3月19日の23:00放送予定。 J-WAVEにはときどき行くが、いつもながら六本木

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月刊ランナーズ

なんと「月刊ランナーズ」というランニング専門誌の座談会に呼ばれてしまった。 ランナーでもないのに、いいのかと思ったが、面白そうなのでほいほい出かけてしまった。 テーマは「世界の大自然のなかを走るトレ

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イスラム飲酒紀行・イスタンブール篇

昨日、毎日新聞夕刊の「新・幸福論」というコーナーのためのインタビューを受ける。 といっても、担当記者のIさんがフィリピンとインドネシアの支局に7年も務めていた、つまり私の「同業者」だったので、大いに

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白水社のウェブ

つい2週間ほど前、本の雑誌の杉江さんとマラソン本の打ち上げをしたとき、 「全然執筆の依頼が来ないんですよ」と彼が愚痴っていた。 この愚痴自体が変だ。 だって、本人は営業マンなのだ。 なぜ営業マンが「執

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笑えてスカッとするフランス映画

軍事産業を皮肉った面白いコメディをやっているというので、 下高井戸シネマに見に行った。 タイトルが「ミックマック」だったこともあり、てっきりアメリカの作品だとばかり思いきや、 「アメリ」を撮ったジャ

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写真家・後藤修身の撮ったパキスタン北部辺境

先日、パキスタン北部のフンザ周辺の話を書いたら、反響が大きくてちょっと驚いた。 コメントの他にもメールや、あるいは私の知人が直接「わたしも行ったことがあります。よかったですよ!」と口々に言う。 そん

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元アヘン王国・ワ州の今

中国ネットウォッチャーで、ライターでもある安田峰敏君がワ州へ行ってきた。 中国領内でしかるべきコネを見つけられなかったので、中国人に扮して「首都」のパンサンだけ行ってきたという。 送ってくれた写真

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「メモリークエスト」再開

銀座のマガジンハウスに行き、「an an」と「TARZAN」のインタビューを受ける。 両方ともマラソン本の著者インタビュー。 この本が書評欄で取り上げられるとは思わなかったので、けっこうお得な気分。

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難病のソナタ

大事なことを忘れていた。 「困ってる人」第12回「わたし、生きたい(かも)」が更新された。 難病女子、絶望のドン底で奇跡を見た! 驚異の難病ソナタ、突然の開幕。

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ヤノマミ読書VSサバイバル登山家

忙しくてなかなかブログの更新ができなかった。 そうそう、本の雑誌3月号の「冒険本・探検本特集」でとにもかくにも 『ヤノマミ』(NHK出版)の国分拓の原稿を読んでほしい。 アマゾンのヤノマミの人たちに

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大久保小学校に未来をみた

今週も忙しいような、ぼんやりしていたような、なんとも言えない気分のまま過ぎた。 印象に残ったのは、大久保小学校の見学。 片親か両親が外国人という生徒が全校の85%をしめるという、超・国際派学校と聞き

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踊るダルビッシュの謎

斉藤祐樹が日本ハムに入団したため、以前にも増してダルビッシュ有のニュースが多い。 で、思い出したのが、レイモンド・チャンドラー著、村上春樹訳『リトル・シスター』(早川書房)。 フィリップ・マーローが

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パキスタンの辺境

週刊プレイボーイのインタビューで集英社の会議室に行ったら 探検部で3年先輩のTさんがふらっと現れた。 Tさんはアウトドア雑誌を作ると宣言して集英社に入ったものの、 配属されたのは週刊マーガレット。 し

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本当の日本の辺境紀行

 角田光代『八日目の蝉』(中公文庫)はひじょうに面白い小説だったが、正直言って不倫だとか愛人の子をさらって逃げる心境というのはどうでもよくて、 主人公の逃亡の様子が日本辺境紀行になっているのに興奮した

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花のズボラ飯

久住昌之原作、水沢悦子画『花のズボラ飯』(秋田書店)を読む。 グルメ漫画を読んで、共感したのも初めてなら、料理が作りたくなったのも初めてである。 とにかく主人公の主婦「はな」はいい加減で、てきとうで

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本業

ここんところ、さっぱり本が読めなくなっていたのだが、 なぜか本棚にあった水道橋博士『本業』(文春文庫)が目にとまり、 ページをめくり始めたら一気に読んでしまった。 再読だが、初めて読んだときと同じよ

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本来なら今日エジプトに行っていた

本来私は今日、成田を発ち、エジプトのカイロに向かっているはずだった。 カイロで一泊して、ケニヤのナイロビに行くという便をおさえていた。 それがオープンチケットとしてはナイロビ往復でいちばん安かったのだ

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だいたい四国八十八カ所

宮田珠己部長より久しぶりに電話がかかってきたので、 『だいたい四国八十八カ所』(本の雑誌社)が面白かったことを伝えた。 以下、宮田さんに直接喋ったことだが、 正直言ってウェブで連載中は「イマイチだな

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デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇のお知らせ

高野さんより、「デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇」のお知らせ

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

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