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自意識が森に溶けていく

以前、本の雑誌の杉江さんが「すごいドキュメンタリーですよ!」と NHKハイビジョンでブラジルの先住民ヤノマミ族を撮った番組のDVDを貸してくれた。 ヤノマミは関野吉晴や長倉洋海の写真でも見ていたし、

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辺境読書が終了

「本の雑誌」で連載していた「辺境読書」が今週発売の号で ついに最終回。 ラストは「私の座右の書」の紹介で、 坂口安吾、高橋源一郎、関川夏央、金子光晴、高島俊男の本を紹介した。 いやあ、これで私は連載が

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アブディン(マフディ)結婚

古い友人で、スーダンから来た盲目の留学生のアブディンが このほどめでたく結婚し、私もお披露目のパーティに出席した。 奥さんは同じスーダンの首都ハルトゥームで国語(アラビア語)の先生をしていた アワー

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未知動物より既知動物か

妻・片野ゆかの新刊『犬部!』がスゴイことになっている。 発売からまだ2ヵ月経ってないのに、もう4刷り。 朝日、読売、東京新聞、週刊ポストなど、書評でばんばん紹介され、 帯も新しくなった。 私の単行本

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大人の遠足・国内篇

こんな時期に国会に行ってきた。 正確には衆院議員会館。 「日本西サハラ友好議員連盟」設立総会というのに参加したのだ。 というと、なんだか凄そうだが、実は 「人が集まらなかったらかっこうがつかないから、

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サハラから八王子へ

やっとサハラマラソンの原稿が終わった。 どういう形になるかわからないが、本の雑誌の杉江さんに渡しておく。 「相変わらず、間違ってますねえ」というのが杉江さんの原稿を読んだ感想だった。 しょうがないので

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『異国トーキョー漂流記』新装版

『異国トーキョー漂流記』(集英社文庫)が今年のナツイチ(集英社文庫の夏の百冊)に 入るにあたり、カバーデザインが新しくなった。 前は南伸坊さん描くイラク人のアリらしき男だったのだが(写真・左)、 今

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ドリアン系の作家たち

私が中島義道先生や町田康の本を面白いと書いて、なんだか意外だったようだが、 ほんとうに両方とも好きな作家である。 中島先生の本は一種の「毒」みたいなもので、続けて読むと、不意に「うっ」と来て 見るの

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四万十の至福

将来の極秘プロジェクトについて相談するため、 先週末から四日ほど高知・四万十市(中村)に行き、 現地に住む山田先輩(農大探検部OB)を訪ねた。 相談の内容は極秘なのでここでは明かせないが、 四万十川

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どんびき芸、健在

付き合いのある新潮社の編集者Aさんより中島義道先生の新刊『女の好きな10の言葉』が届いた。 ぱらぱらとめくると、文学作品からの引用が主であまり本人の経験があまり書かれていない模様。 他の追随を許さな

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ラッシャー木村はツイていた

一昨日、夜ケーブルテレビでナイターを見ようとしたら、 たまたまNOAHの試合がやっていた。 しかも「マイティ井上レフリー引退試合」というもの。 マイティ井上が引退したのがつい最近のように思っていたから

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今度はサハラかよ

久々に帰国して、待っていたのは書かねばならない原稿の山。 まずまっさきにとりかかったのはサハラ・マラソンである。 ブータン出発前に片付けようと思っていたが、できなかったのだ。 そのツケがちゃんとまわ

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バンコク炎上

昨日は友人のKさんに教えられ、twitterで、バンコク在住のRichard Barrowという欧米人ジャーナリストのコメントを追いかけていた。 「ワールドトレードセンターが放火されている」とか「(

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春日部がブータンを支配している

今回、私が一緒に共同調査(?)を行ったブータン国立生物多様性センターの所長は 本人はロンドンとオーストラリアで博士号をとったインテリ女性で、 お兄さんが国のGNH委員会(説明は面倒なのでしないがブータ

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ブータン旅より帰国

バンコク市内から幸か不幸かちゃんと空港へ行けてしまい、 本日帰国した。 タイ王朝が崩壊するかもしれないという歴史的事件を目撃したかったが しかたない。 自宅でブータンの写真をみると、なんだか夢のよう

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kinpaku

ima.bankoku ni iru. jousei wa dondon kinpaku shiteiru. yuujin to shokuji wo suruhazu ga,sentou g

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butan no bukkyou

Zenkai no shasin no bijo wa watashi no zonka-go(butan no kokugo) no sensei. kotoshi no 3gatsu made n

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Shuto ni modoru

3shukan buri ni shuto no Thimphu ni modotte kita. matashitemo ame ni sanzan hurare,geri mo hido

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un no ochiteiru kata boshu

Bhutan no kita e ittekita. omotta ijou ni samukute,tokidoki hyou ga hutteita. mondai no kokan ta

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Bhutan ni tsuita

Ottoi Bhutan ni tsuita. Sono hi wa hareteite yokattaga,kino to kyo wa kumotteite tokidoki ame mo

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

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    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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