黒豆納豆のアボガド・サラダ
公開日:
:
高野秀行の【非】日常模様
今日届いた納豆セットのうち、たった一つだけ入っていた黒豆納豆「光黒」を使ってさっそく料理。
「二代目福治郎」のHPで「オリーブ油に合う」と書かれていたので、
去年、たまたま冷蔵庫にあったアボガドを使ってみたら、それが大当たりだった。
あの感動をもう一度、ということで再現してみる。
しかし、肝心の黒豆納豆の写真を撮り忘れた。
今の極小粒を見慣れた人には超巨大に見えるだろう、堂々としたサイズ。
糸引きは普通の納豆の三分の一程度に抑えてある。
これがポイント。
日本の納豆はたいてい糸引きばかりに執着して、ひじょうに味が単調になっている。
洋食やサラダには糸引きは弱い方が絶対にいい。
サラダは簡単。トマトとアボガドを切り、納豆を混ぜてから、
塩、バルサミコ酢、オリーブ油で和える。
ほんとうはバジルを散らすのだが、残念ながら切らしていた。
こんな感じにできあがり。
納豆の臭みが一切なく、完全な洋風サラダ。
黒豆ならではのしっかりした皮が酸味に合う。びっくりするほど美味い。
バゲットにのせて食べるのもOK。
もちろんワインにも合います。
普通の黒豆納豆でもこの味が出るんだろうか。
次回はそれが課題だ。
では明日から岩手の豪雪地帯で「雪納豆」の取材です〜
関連記事
-
トルコの怪獣ジャナワール取材
にわかに周囲でいろんなものが動き出し、 ブログもすっかりごぶさたしてしまった。 まずは8月22日から
-
山口晃、増刷、イベント
ロマ音楽につづいて私が最近嵌っているのは山口晃。 彼の『ヘンな日本美術史』(祥伝社)はあま
-
マイブームじゃなかった…
依然としてマイ・ブームとして続いている「自閉症モノ」、 3冊目に読んだやはり泉流星の『僕の妻はエイリ
-
イランの料理をみくびっていた
日曜日、「おとなの週末」で連載開始する「移民の宴」の第2回取材で、 イラン人のベリーダンサー、ミーナ
-
宮田珠己がソマリランドとソマリアに迫る!
またまたイベントのお知らせです。 『謎の独立国家ソマリランド』(本の雑誌社)発売記念 高野秀
-
超残虐な村上春樹?!
なぜ、こういろいろやらなきゃいけないときに限って、こんな凄い本に連続してひっかかってしまうのか。
-
就職するならNACK5
昨日(木曜日)、さいたま市を本拠地とするFM局NACK5の番組「セイタロウとケイザブロウのおとこラジ
- PREV :
- 仕事を減らして納豆探究?
- NEXT :
- 3月〜4月の講座とトークイベント
Comment
アボガドではなくアボカドではないでしょうか?