*

ついに文庫1位、総合3位!

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

「異国トーキョー漂流記」フェアで突っ走るブックストア談 浜松町店。
今日、5月1日〜7日までの売上げベストテンが出た。
なんと、私の本が文庫ランキング1位。総合でも3位という驚くべき結果が。
ちなみに、私の後塵を拝している気の毒な作家先生は以下のとおり。
<文庫ランキング>
1 異国トーキョー漂流記 高野 秀行 著 集英社
2 13階段 高野 和明 著 講談社
3 顔 FACE 横山 秀夫 著 徳間書店
4 燃えつきるまで 唯川 恵 幻冬舎
5 生きるのが楽になる哲学の本 梅香 彰 光文社
6 ダイスをころがせ! 上 真保 裕一 著 新潮社
7 珍妃の井戸 浅田 次郎 著 講談社
8 平成よっぱらい研究所 完全版 二ノ宮 知子 祥伝社
9 ラッシュライフ 伊坂 幸太郎 著 新潮社
10 ダイスをころがせ! 下 真保 裕一 著 新潮社
<総合ランキング>
1 半島を出よ 上 村上 龍 著 幻冬舎
2 半島を出よ 下 村上 龍 著 幻冬舎
3 異国トーキョー漂流記 高野 秀行 著 集英社
4 孫子の兵法入門 高畠 穣 日本文芸社
5 13階段 高野 和明 著 講談社
6 顔 FACE 横山 秀夫 著 徳間書店
7 CDを聞くだけで英単語が覚えられる本 赤井田 拓弥 著 中経出版
8 世間のウソ 日垣 隆 著 新潮社
9 生きるのが楽になる哲学の本 梅香 彰 光文社
10 燃えつきるまで 唯川 恵 幻冬舎
いやあ、いくら超・局地的ベストセラーといっても気持ちいいねえ、これ。
他にもグッドニュースがあるが、また明日。

関連記事

no image

世にも奇妙なマラソン大会

帰国した。大人の遠足はなかなかにハードだったが、想像以上に充実していた。 今回私が参加したサハラ・

記事を読む

no image

完全なる無駄

お盆休みとオリンピックが重なり、 区民プールが昼間でも夜でも おもしろいぐらい空いている。 いつまで

記事を読む

no image

ナカキョー、直木賞を受賞

私が前々から熱烈に推薦するナカキョーこと中島京子さんが 『小さいおうち』(文藝春秋)で直木賞を受賞

記事を読む

no image

世界陰謀の真実はビニール傘にあるのか

某出版社で編集をしている探検部の後輩・杉山の紹介で、丸山ゴンザレスという異端作家と新宿の客家

記事を読む

no image

エッチな人々

知り合いから連絡があって思い出したが、『天職への階段』(扶桑社)という本が 10日ほど前に出ていた

記事を読む

no image

逃避の週末

大野更紗さんに『困ってるひと』の続編というか第2弾の連載を書いてもらうことになっていて、その構成案

記事を読む

no image

うう、気持ちわるいのに…

土曜日は、「アスクル」仲間の二村さん(ゾウに追いかけられている人)と 金澤さん(道場破りでリクルー

記事を読む

no image

ぐにゃぐにゃ

「未確認思考物隊」の第9回「都市伝説」と「超能力」の収録に出る。 「魔法使いアキット」さんという、名

記事を読む

no image

もう10月

いつの間にか10月になっていた。 先月読んだ本の中から面白いものをまとめて紹介しよう。 吉田誠一『ヨ

記事を読む

no image

新年早々の願い事

今年最初の読書は意外にも(?)村上春樹『めくらやなぎと眠る女』(新潮社)。 装丁があまりに素晴らし

記事を読む

Comment

  1. のなか悟空 より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)
     とりあえず−−−おめでとう。
    でも・・・なんだか期末試験かなんかがクラスで1番!っ感じで、多少の侘しさを否めないでもない。
     こんなんじゃイカンぜよ!
    もっとさ。大きなさ。校内1だとか、校区いちだとかさ。そうなって欲しいね。だって高野君の本って、面白いしイイんだもの。
    ★それにしてもイスラムの祈りの写真にゃあコメントの書きようがないわな。

  2. Yoon より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)
    以前「極楽タイ暮らし」でコメントさせていただきましたYoonです。
    ミャンマー仕事お疲れ様でした。
    それと文庫ランキング1位おめでとうございます。
    出版不況の昨今ですから「割と」有名な作家の先生でも
    結構自分のHPで大手新聞に売り上げランキングが載るような
    特定の書店にての「奇襲作戦」を呼びかけることがあるのですが
    特別フェアを引き起こさせるほど高野さんの本は書店の方の心を
    つかんでいるようですね。
    ちなみに文庫本8位の「平成よっぱらい研究所 完全版」って
    マンガ、二ノ宮知子先生のだいぶ前の本(文庫化もだいぶ昔)
    なはずですが、これも書店の方の眼鏡にかなったクチではと
    勘ぐってしまいます。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年4月
    « 3月    
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930  
PAGE TOP ↑