*

知られざる名作がまた一つ

桜栄寿三『蝸牛の鳴く山』(藤森書店)を読む。 先日お会いした作家の古処誠二さんが「すごくいい本です」と推薦していた本。 戦争関係の書籍を読み漁っている古処さんが勧めるだけあって、 すばらしく素敵な本

続きを見る

原宏一氏との対談がウェブ登場

昨日まちがえて「タカタカ対談リターンズ」と書いたが、 「タカタマ対談」でした。 まさか「本の雑誌」の浜本茂発行人に直接指摘されるとは思わず。 びっくり。 どうもありがとうございました。        

続きを見る

「本の雑誌」存亡の危機

ご存じの方も多いと思うが、世界同時不況のあおりを食らい、 本の雑誌社の経営が突然悪化し、 「本の雑誌」も廃刊寸前であるという。 (椎名誠編集長も浜本発行人も誌上でそう明言している) 杉江さんも実は金曜

続きを見る

日曜日のイベント

代々木でミクシイの高野秀行コミュ&宮田珠己コミュ合同イベント。 雨上がりにもかかわらず40〜50人(もっと?)の人たちが集まってくれた。 私は相変わらず声がかぼそくて冴えなかったが、その分、宮田さんが

続きを見る

人は夢だけでは生きて行けない

かすれ声のまま、大学へ。 幸いマイクがかろうじて音を拾ってくれていたが、 声は突然、完全ストップすることもあるので、学生に 「今日の授業は私の声が出なくなると終わりです。 それは一時間後か10分後か

続きを見る

文学じゃないが

少し声らしきものが出るようになったが、まだ人間のものとは思えない。 今日の授業はいったいどうなるのだろう? 「本の雑誌 おすすめ文庫王国2008」でエンタメノンフ部門ベストテンに 選ばれていた(by

続きを見る

幼児の気持ち

依然として声が出ない。 ずっと考えているのだが、これはやはり「今日のおりょうり」のインタビューで えらそうに「日本人は肉の味を知らない」などと20年前の「美味しんぼ」みたいなことを とうとうと語った

続きを見る

声が出ない!

たぶん風邪だと思うのだが、 昨日の晩から声が妙にガラガラになり、 今日にいたっては朝からまったく声が出ない。 直接会って、簡単なことを伝えるのはなんとかなるが、 こみいったことは困難だし、 電話をかけ

続きを見る

NHK「きょうのお料理」

立て続けに珍しいインタビューを二つ受けた。 一つは朝日新聞の受験生向けサイト。 テーマはパニック力。 「試験に遅刻や忘れ物をしたり、ヤマがはずれたりして パニックに陥ったらどうすればいいか、 百戦錬

続きを見る

話題には気をつけたい

上智大学の講義8回目、ゲストは作家兼料理人の黒田信一氏。 「ラオスでカフェをやったら大変だった」というのがタイトルだが、 黒田さんはただでさえおかしい人であるうえ二日酔いでふらふらしているし、 私も例

続きを見る

芳醇そば焼酎 みんがらーば

高田馬場のミャンマー料理屋「ミンガラバー」で、 ノンフィクション作家の西牟田靖君とまだ新婚の奥さんと食事をした。 西牟田君は奇人ドラマーのなか悟空の弟子で、 『僕の見た「大日本帝国」』『誰も国境を知

続きを見る

ここにも藤岡弘探検隊のファンが…

ひょんなことから、作家の古処誠二(こどころ・せいじ)と飯を食った。 つい最近まで私は古処さんのことを全く知らなかったが、 メフィスト賞受賞で作家デビューし、その後、純粋な戦争小説に移行、 直木賞の候

続きを見る

高野秀行&宮田珠己トークイベント

こんなイベントが開催されるそうです。 ご希望の方はお気軽にどうぞ。 主催者は気配りの効くとってもいい人です。       ☆         ☆           ☆ 来る12月14日(日)に 高野

続きを見る

そんなときはワッツラヴ

昨日は愚痴めいたことを書いてしまった。 すこし反省している。 ま、気分が落ち込んだときはワッツラヴだ。 以前、読者の方から「バイナラ」をいただいき、 それ以来愛聴しているが、最近は「温故知新」という

続きを見る

また「テレビみたい」と言われるんだろう

日曜日の朝刊のテレビ欄で知ったのだが、 「ウルルン」の後番組として「地球感動配達人」とかいう番組がはじまったらしい。 なんでも、一般視聴者の依頼で、レポーターが海外に住む誰かを あれこれ苦労して探し出

続きを見る

怪獣ノノゴン、上智に現る!

「探検業界の寅さん」「永遠の日雇い青年」こと野々山富雄氏が 上智大学の対談ゲストに登場。 かつて一緒にコンゴに行き、ともに一度も就職することなく完全フリー街道を突っ走ってきた私たちが、 由緒ある大学

続きを見る

斉藤由貴とギアナ高地

今さらだが、クドカンこと宮藤官九郎脚本のドラマ「我輩は主婦である」を見ている。 斉藤由貴扮する早稲田在住の主婦に夏目漱石が乗り移ってしまうという 素っ頓狂なストーリーだ。 それにしても斉藤由貴はなつか

続きを見る

やせてもかれても私は大家

最近、部屋を片付けていたら こんな紙切れが出てきた。 ワセダのアパート「野々村荘」(仮名)の 大家のおばちゃんが、 私がアパートを出るときに 「送別の歌」として送ってくれたものだ。 前に詠んだ歌もあ

続きを見る

どうしてここで鳴る!

上智の講義は早くも7回目。 ゲストは映画とフィリピンと在日外国人メディアの専門家・小池昌氏。 かつて私が在日外国人新聞社「エイジアン」(仮名)にいたとき、 一緒に仕事をしていた人である。 小池さんは今

続きを見る

「アヘン王国」復活?!

知人から「アヘン王国」関係の情報を教えてもらった。 「黄金の三角地帯」でアヘン生産が激増しているという記事。 違法薬物制圧委員会(NCB)では、タイ北部ゴールデントライアングルで アヘン栽培が急増して

続きを見る

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年11月
    « 3月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
PAGE TOP ↑