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小人原人は今も生きている?

2004/11/18 | 探検四方山話

探検部の後輩がこんな魅力的な話を教えてくれた。先日発見された小型原人の化石についてである。 「フローレス島の小人Ebu Gogoとホモ・フローレシエンシス」  インドネシアのフローレス島のリアン・ブア

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象も人間も野生育ちのほうが使える

2004/11/18 | 辺境動物記

 昨日、象の話を書いたところ、私の飲み仲間である二村氏から「アジア象でも野生の象はやたら危険」というコメントが書き込まれていた。  二村氏は、マレーシアのジャングルで何度も象に追いかけられて、死ぬほど

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「ハンニバルの象」はアジア象かアフリカ象か?

2004/11/17 | 辺境動物記

 シドニーに住んでいる義姉から一足早いクリスマス・プレゼントが届いた。  2005年の、ゾウのカレンダーである。  1月から12月まで全部ゾウの写真だ。  すごく嬉しい。 意外に思われるかもしれないが

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悟空さん・恐怖の「鶴の恩返しライブ」

2004/11/15 | B系友人図鑑

 前回、日本が誇る奇人・のなか悟空の話を書いたら、仲間うちではバカ受けだったのでさっそく続きを書いてみる。 (右写真:ドラム演奏中の悟空さん。これは私が『ポカラ』という雑誌に書いた悟空さんのルポの冒頭

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ミスター珍じゃないだろ!

今月の20日ごろ発売になる「怪しいシンドバッド」(集英社文庫)の見本が届いた。 表紙のイラストは、アニメにもなった「茄子 アンダルシアの夏」の漫画家・黒田硫黄氏。派手で意味不明だけど爽やかな感じが中身

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著作紹介<3>ワセダ三畳青春記

2004/11/14 | 著作紹介

著作紹介<3> 『ワセダ三畳青春記』集英社文庫、2003  三畳一間、家賃1万2千円。ワセダのぼろアパート野々村荘に入居した私はケッタイ極まる住人たちと、アイドル性豊かなおばちゃんに翻弄される。一方、

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日本最強の奇人・のなか悟空との再会

2004/11/13 | B系友人図鑑

のなか悟空さんと「G-Diary」誌の杉山編集長を引き合わせた。  「G-Diary」とはバンコクで作っている雑誌で、基本的には風俗情報誌なのだが、アジアのディープなルポが満載なことから、一部のファン

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パレスチナの悲劇は世界の元気か

 今日こそアラファトとパレスチナについて辺境的な感想を一言書きたい。 十年ほど前、中国の大連にしばらく住んでいたが、一人暮らしだったもので、よくテレビを見ていた。  中国テレビは地域ごとにチャンネルは

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著作紹介<2>巨流アマゾンを遡れ

2004/11/12 | 著作紹介

『巨流アマゾンを遡れ』集英社文庫、2003年 (単行本『アマゾンの船旅』ダイヤモンド社、1991年)  河口幅320キロ、全長6770キロ、流域面積は南米の4割にも及ぶ巨流アマゾン。地元の船を乗り継ぎ

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アラブで「アラファト死去」と言っても通じない?

2004/11/11 | 辺境コトバ道

 アラファト議長が死亡した。 「不死身の男」と言われ、乗っていた飛行機がサハラに落ちたときも無傷で助かったこともあったが、今度ばかりはほんとうに死んでしまった。    アラファトはアラブ世界では「ヤセ

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著作紹介<1>「幻獣ムベンベを追え」

2004/11/10 | 著作紹介

『幻獣ムベンベを追え』集英社文庫、2003) (単行本『幻の怪獣ムベンベを追え』早稲田大学探検部著、PHP研究所、1989)  太古の昔からコンゴ奥地の湖に棲息するという謎の怪獣・モケーレ・ムベンベ発

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頑張れ、ミャンマーの柳生一族!

 困ったことになった。  ミャンマー情勢である。  私は「小説すばる」誌で「ミャンマーの柳生一族」というへんてこりんな旅行記を連載している。  そこでは、ミャンマー政府を軍事独裁政権とか言うのはやめ、

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ペ・ヨンジュンが好きな理由=2位.肉体?

 早大探検部の後輩で、かつてワセダの同じアパートに住んでいた男と久しぶりに飲んだ。 彼はいまテレビのディレクターをやっていて、特に「朝鮮半島もの」に強い。  一週間くらい前、彼はフジテレビのあるバラエ

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サッカーの超オタク的楽しみ

2004/11/08 | 辺境コトバ道

 スポーツ誌「Number」の中吊り広告を見ていたら、サッカー特集で、ロナウジーニョとおぼしき選手の顔がアップで映っていた。  私はサッカーはよく知らないし、あんまり興味もないのだが、「選手の名前」に

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太平洋もインド洋も波高し

 私の「ビルマ・アヘン王国潜入記」英語版"The Shore beyond Good and Evil":A Repot from Buma's Opium Kingdom(善悪の彼岸:ビルマ・アヘン

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凶悪犯罪者に見る人間の神秘

  ブログを始めて困ったのは、自分がろくに仕事もしてないし、心身のトレーニングをすっかり怠っていることがモロバレになるということだ。  これじゃいかんということで、昨夜、東中野ポレポレへ映画「ライファ

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世界の巨乳に夢を見ろ?!

   珍しく午前中に家を出て、東西線で移動中、突然便意を催した。  九段下の駅の便所に駆け込んだところ、ボックスの中にエロ雑誌が4冊積まれていた。  便所のボックスにエロ雑誌・新聞は珍しくないが、4冊

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ゲバラと私はどこで道を違えたのか?

 映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見た。  若き日のチェ・ゲバラが友人と一緒に南米を旅する話と聞いていたが、見たら若き日の高野秀行そっくりだった。  ちゃんとした準備はまるでなし、「行きたい」

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野口英世は史上最強の日本人探検家!

高野秀行公式サイトへようこそ。  ここでは私の日常模様を書くことになってるのだが、私の日常は「飲む、食う、寝る、読む」の四大欲求に「書く」という義務がささやかに付け加えられているだけで、さして見栄えは

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新刊のお知らせ

高野秀行の新刊案内です。どうぞお楽しみに。   11月下旬 「怪しいシンドバッド」(集英社文庫) 来年2月下旬 「異国トーキョー物語」(集英社文庫、書き下ろし) 次の記事へ>>

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

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