*

インド入国(たぶん)OK!

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

ほぼ三週間ぶりの更新だ。
ずいぶんといろいろなことがあった。
なかでも特筆することが二つある。両方とも例によって未知動物がらみだ。
まず、インド大使館と交渉の結果、「次回は通常のヴィザに加えて、特別のレターを発行してやる」という大使館側からの確約をえた。
これで次回12月からの再調査(ていうか、私は初めてなのだが)では、インド入国はほぼだいじょうぶだろう。
大使館との折衝が不調に終わった場合でも、最終手段は確保しているので、どちらにしてもインドには必ず行けるのだが、まあ、こちらのほうがあとあと面倒がなくていい。
もう一つの特記事項も凄い。
西アフリカのキリン型未知動物「マリンダ」である。
(つづく)

関連記事

no image

アフガンの謎を千葉で解く

火曜日、『アジア未知動物紀行』の最後の著者校正をやっていたら、 校正係から困った指摘を受けた。 アフ

記事を読む

no image

「激しくおもしろいブログ100」

 先週、突然見知らぬ人からメールが来た。 「あなたのブログは『激しくおもしろいブログ100』に選ばれ

記事を読む

no image

草思社倒産

草思社が事実上、倒産した。 あれだけコンスタントにベストセラーを出し、 一時は幻冬舎と並んで新聞で紹

記事を読む

no image

どっちなんだ、奥泉光?

奥泉山登山、2回目は本屋大賞で5位にもなった『シューマンの指』(講談社)。 前回とはうって代わり、

記事を読む

no image

見えないサッカー世界大会

昨夜、ギリシアより帰国。 行きも帰りも飛行機に乗っている時間(トランジット含む)が24時間を超えると

記事を読む

no image

「本の雑誌」存亡の危機

ご存じの方も多いと思うが、世界同時不況のあおりを食らい、 本の雑誌社の経営が突然悪化し、 「本の雑誌

記事を読む

no image

トラックバック?

トラックバックというのがどうもイマイチよくわからないのだが、チャレンジしてみたくなった。 というの

記事を読む

no image

高島先生の新刊

高島俊男先生が新刊を送ってくださった。 早速読んでみたが、これもまた名著です。

記事を読む

no image

酒に呑まれる

エンタメノンフ文芸部分会(?)で 内澤旬子副部長と、上野界隈で飲む。 まずガード下の屋台街で、豚メイ

記事を読む

no image

Bhutan ni tsuita

Ottoi Bhutan ni tsuita. Sono hi wa hareteite yokat

記事を読む

Comment

  1. KOW(つ∀`) より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322)
    おお、途絶えたと思ったウモッカへの道が
    またひらけましたか。
    今度こそ、インドに行けるといいですね。
    そして……マリンダとは……?
    マリンダ、キリンでぐぐってもまだ出てこない……

  2. yuu2980 より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)
    良かったですね〜 
    気をつけていって来てください。そしてまた、本になるの楽しみにしてます。

  3. タカ より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)
     良かったですね。
     ここ半年くらいの間にUタウンからは「変な魚が見つかった」
    とのニュースが二回ありましたが、どちらもウモッカではない
    既知の魚でした。
     しかし、どれも宿のオヤジさんの耳に入る前に、
    漁師さん→マスコミと連絡が行って、宿のオヤジさんは
    マスコミの流したニュースを追確認した次第。
     上手く、「専有権」を主張する方法を見つけておかないと
    話題性のある魚はあっという間にマスコミの方へ持っていかれて
    しまうかも知れませんね。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年4月
    « 3月    
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930  
PAGE TOP ↑