大分→東京→ソウル
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
以下、ほぼ業務連絡。
昨日の早朝に東京を発ち、急遽大分へ飛び、竹田市まで往復、
昼は暑さに驚き、夜は寒さに凍え、
さきほど帰京。
で、明朝5時に家を出て、ソウル行き。
6日間、ソウルに滞在して30日に帰国する。
みなさんもよくご存じだと思うが、私はおそろしくぐだぐだしているので
こんな「ハード」なスケジュールはめったにない。
ソウルでは、前半はブラインドサッカーの北京五輪アジア地区予選の応援という名目で
友人であるスーダン人のアブ君と遊ぶ。
後半は私の本を翻訳刊行した出版社とこれから翻訳刊行する出版社を訪問するという名目で、
友人である韓国人の姜さんと遊ぶ。
このように過酷きわまる日程なので、メールの返事もままならない。
ソウル滞在中にネットカフェなどで書きますので、よろしくご理解を。
関連記事
-
-
ゾウ本あらため辺境中毒!
すっかり忘れていたが、今週の20日(木)に『辺境中毒!』(集英社文庫)が刊行される。 『辺境の旅は
-
-
5分で振り返る今年の出来事
大晦日なので今年を5分だけ振り返ってみた。 今年よかったこと。 ・『辺境の旅はゾウにかぎる』を刊行で
-
-
ダルマ死す。享年17歳9ヶ月
飼い犬のダルマが昨晩、午前2時ごろ息を引き取った。 享年17歳9ヶ月。人間なら90歳くらいの高齢だっ
-
-
鼠にも刺青を彫る?!――『バタス 刑務所の掟』
藤野眞功『バタス 刑務所の掟』(講談社)を今頃読んだ。2010年に出たとき、本屋で立ち読みしたが、な
-
-
あなたの本職は何ですかと訊かれた
3月に、大野更紗さんが「わたくし、つまりnobady賞」という謎の文芸賞を受賞し、 私もその授賞式
-
-
祝!第3回 酒飲み書店員大賞受賞
私の敬愛するタマキングこと宮田珠己の『東南アジア四次元日記』(文春+文庫)が 第3回酒飲み書店員
- PREV :
- マンセームー脳人間、読書界へ進出!
- NEXT :
- ソウル・ショック!
Comment
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)
お久しぶりです。ボクも講談社さんから2作目が出るのですが、今原稿の追い込み中です(息抜きしにきました)。リアル仕事と並行する執筆ですと、年に2作が限界だなぁとシミジミ実感です。1作目は出版社倒産で原稿料が入らず、今別出版社が出してくれると、死んだ著作がなんとか復活しそうです。校正するぐらいでイイのかなと業界を分からぬ私がいますが、兎にも角にも高野さんからの献本ありがとうございました。私の方のは増版されたら…でスミマセン(発売から有ってもずっとプレミア価格でして)。
そうそう、抵抗力の無くなったサケ属の遡上サツキマス治療に成功しました。人間では抵抗力が無いと風邪を引いても致命傷という厄介な難病ですが、人への応用が利けば最高です。
サケ属は産卵の姿を見ればボロボロになって2匹が寄り添い、産卵行動後100%死にますが、あのボロボロ状態は病気に対する治癒力が完全に無くなるからで、いやぁ、今は効果が出た薬品で他の動物で比較実験(二重盲検法といいます)を探していたりしています。
トルコとクルドのイザコザやイランの拘束などと共に年末までは私も1日も休みが無く、執筆はこのように夜中、寝不足に拍車が掛かっています。高野さんも頑張ってください。お互い多忙中なのでレス不要です。ではまた〜