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「 月別アーカイブ:2010年06月 」 一覧

Let’s go パラグアイ!

残念ながら日本はパラグアイにPKで敗れてしまった。 さぞ落胆している人が多いだろうが、そんな人たちに朗報が。 山田先輩によれば、「パラグアイは南米の中でも、もしかすると世界でも最も日本人が歓迎される国

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魔術的リアリズムのブラジルサッカー

アレックス・ベロス『フチボウ—美しきブラジルの蹴球』(ソニーマガジンズ)は 実に面白い本だった。 サッカーのことしか書かれていないのに、これほどブラジルのことがよくわかる本はない。 ブラジルのサッカ

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サッカーの合間に

井田徹治『生物多様性とは何か』(岩波新書)を読む。 新聞記者だけあって、著者はかなりよく整理して書いてくれているが、 それでもまだすごくわかりづらい。 生物多様性の範囲があまりに広いからだろう。 こ

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サッカーファン強化合宿

高橋源一郎の小説『「悪」と戦う』(河出書房新社)を読む。 文学が成り立つ前提をとっぱらうというタカハシさんの手法がよく生きていて なかなか面白い。 こういう方向の小説をもっと読みたいと思う。    

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ソマリランド飲酒紀行

昨日発売の週刊SPA!で私の「イスラム飲酒紀行 最終回」が掲載された。 最終回はソマリランド。 ソマリランド自体が誰も行かないし、知る人も少ないのに いきなり「飲酒」である。 もっとも、今後も飲酒紀行

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サッカーの敵

「本の雑誌」バックナンバーのサッカー本特集のコピーを杉江さんに送ってもらい、 それにしたがってサッカーファン必読書を読みはじめた。 最初はサイモン・クーパー『サッカーの敵』(白水社)。 訳がよくない

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サッカーファンになる予定なのに…

着実にサッカーファンに向かって前進しているはずなのだが、 吉祥寺の書店でターザン山本『「金権編集長」ザンゲ録』(宝島社)を見つけ、 気づいたらレジに並んでいた。 ただでさえ、若い時期にプロレスじゃな

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サッカーファンになる予定

今月からサッカーファンになるべく日夜精進している。 読書もサッカー本。 今読んでいるのはイアン・ホーキー『アフリカ・サッカー』(実業之日本社)。 近代オリンピックの父クーベルタン男爵が「支配されるべ

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義兄マイク・ノックが新団体旗揚げ!

昨年、オーストラリアでジャズ殿堂入りを果たしたマイク兄さんが 新レーベルを自ら立ち上げました。 副社長兼営業部長は義姉です。 新団体旗揚げ(と、ついプロレス風に言いたくなる)第一弾は スタジオとライヴ

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スイスのFWはコンゴ人

昨日、本の雑誌の杉江さんとスーダンのアブディンと打ち合わせをし、 寿司好きのアブが、寿司アレルギーの杉江さんをさんざんいたぶったとか アブがスーダンの湖に棲む謎の巨大ヘビを恐れているとか言う話を ここ

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在日外国人支援ボランティア

世界中の人たちに二十五年もお世話になりつづけている。 そろそろ何か恩返しをしなければと思い、 在日アジア、アフリカ、南米人の手助けをしとうと思い立った。 早い話が、仕事と関係のないボランティアをしたい

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日本の路地を旅する

いやあ、昨日は日本がカメルーンに勝って驚いた。 誰がどう見てもダメだというチームが勝ってしまった 「ぜったいダメだというとき7,8割はなんとかなる」というのは私の信念なんだけど、 サッカーに

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自意識が森に溶けていく

以前、本の雑誌の杉江さんが「すごいドキュメンタリーですよ!」と NHKハイビジョンでブラジルの先住民ヤノマミ族を撮った番組のDVDを貸してくれた。 ヤノマミは関野吉晴や長倉洋海の写真でも見ていたし、

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辺境読書が終了

「本の雑誌」で連載していた「辺境読書」が今週発売の号で ついに最終回。 ラストは「私の座右の書」の紹介で、 坂口安吾、高橋源一郎、関川夏央、金子光晴、高島俊男の本を紹介した。 いやあ、これで私は連載が

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アブディン(マフディ)結婚

古い友人で、スーダンから来た盲目の留学生のアブディンが このほどめでたく結婚し、私もお披露目のパーティに出席した。 奥さんは同じスーダンの首都ハルトゥームで国語(アラビア語)の先生をしていた アワー

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未知動物より既知動物か

妻・片野ゆかの新刊『犬部!』がスゴイことになっている。 発売からまだ2ヵ月経ってないのに、もう4刷り。 朝日、読売、東京新聞、週刊ポストなど、書評でばんばん紹介され、 帯も新しくなった。 私の単行本

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大人の遠足・国内篇

こんな時期に国会に行ってきた。 正確には衆院議員会館。 「日本西サハラ友好議員連盟」設立総会というのに参加したのだ。 というと、なんだか凄そうだが、実は 「人が集まらなかったらかっこうがつかないから、

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サハラから八王子へ

やっとサハラマラソンの原稿が終わった。 どういう形になるかわからないが、本の雑誌の杉江さんに渡しておく。 「相変わらず、間違ってますねえ」というのが杉江さんの原稿を読んだ感想だった。 しょうがないので

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『異国トーキョー漂流記』新装版

『異国トーキョー漂流記』(集英社文庫)が今年のナツイチ(集英社文庫の夏の百冊)に 入るにあたり、カバーデザインが新しくなった。 前は南伸坊さん描くイラク人のアリらしき男だったのだが(写真・左)、 今

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ドリアン系の作家たち

私が中島義道先生や町田康の本を面白いと書いて、なんだか意外だったようだが、 ほんとうに両方とも好きな作家である。 中島先生の本は一種の「毒」みたいなもので、続けて読むと、不意に「うっ」と来て 見るの

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デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇のお知らせ

高野さんより、「デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇」のお知らせ

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

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