*

フロスト警部中毒者に告ぐ

「売れている本はわざわざ紹介しない」というのが私のポリシーなのだが、 全く不本意なことに、ススキノ探偵シリーズは再度紹介せずにはいられない。 その後、第2作「バーにかかってきた電話」と第3作「消えた少

続きを見る

生きている、というのは健康によくない

ツイッターで繰り返しぼやいているように、アフリカから帰国してからというもの、 仕事や雑務が山積していて、本を読む時間が思うようにとれない。 それでも合間を縫って、留守中に献本で送られてきた本や 自分で

続きを見る

陳会長の誕生パーティで動転する

日本冒険作家協会の内藤陳会長の誕生日パーティがあるから来ないかと友人に誘われ、行ってみた。 陳会長は病気でけっこう大変だと聞いていたし、私は全然売れなかった頃から陳会長には応援してもらっているからだ。

続きを見る

加点法の傑作「ジェノサイド」

ソマリ旅行中、なにしろ一人だけで話し相手もいないから、 iPhoneでツイッターをよく見ていた。 私がフォローしているのは、ほぼニュースか書籍関係のみで、 ベストセラーの名前は繰り返し伝えられ、「殺

続きを見る

モガディショで宮田珠己

ソマリランド&ソマリアでは、いろいろな理由で暇な時間がひじょうに長かった。 とくにソマリアの首都モガディショでは、一人で外に出るなど論外で、 かつての中国大使館を改造した要塞のようなホテルにこもってい

続きを見る

心身がついていかない

日本に帰り突然環境が激変し、心身がまったく付いていかない。 2ヶ月近くソマリエリア(ソマリランド、ソマリア、ケニア東部)をうろうろしていて、 一度も腹を壊したことがなかった(というか腰痛以外は体調を崩

続きを見る

東京に戻りました。

だいぶ予定より遅くなりましたが、おかげさまで無事帰国しました。 2ヶ月近くも、めくるめくソマリ・ワンダーランドに浸っていたので、まだぼわっとしていている。 正直言って、、しばらくは水泳と読書と飲酒に専

続きを見る

ソマリランド療法の勧め

なんとか取材の目処がつき、来週の8日(金)に東京に着く便を予約した。 ソマリ人は、私にとって、おそらく、20年前にキンシャサのザイール人に会ったとき以来の強烈な人々で、今回は単独だっただけに、初めはそ

続きを見る

ソマリア大飢饉の嘘

やっとラマダンが終わり、新年際の「イード」も終わった。 今日から仕事始め。 だが、新年では大物政治家に挨拶に行ったり、えらい人にカネをせびりに行く習慣があるとかで、大臣や局長クラスの人はみんな、電話の

続きを見る

これが例の葉っぱ

ソマリランドに「帰国」してもう10日近く経つ。 「帰国」なんて言葉を使ったのが行けなかったのか、今度は出られなくなってしまった。 といっても、拘束を受けているわけじゃなくて、あと一つだけやりたいこと

続きを見る

帰国しました。

やっとモガディシオを脱出し、帰国した。 と言っても、ソマリランドだけど。 でも、プントランドとモガディシオの旅からハルゲイサに戻ると、本当に「帰ってきた!」という気がする。 何より感動的なのは、護衛の

続きを見る

念願かなってモガディショ

今から十数年前だから、1990年代半ばか後半くらいだろうか。 ヨーロッパか中東かアフリカか忘れたが、飛行機でたまたま隣に座った人がモガディショに住むソマリ人のビジネスマンだった。 ソマリ人に会ったのも

続きを見る

カゴの中の鳥のつぶやき

謎の海賊国家プントランドに入ってからもうすぐ一週間。 今は首都のガロウェという町にいる。 滞在してみれば、意外に普通で、なんというか、 ワ州を思い出す部分もある。 でも私に対する警備は異常なほ

続きを見る

海賊国家プントランド

今回の旅の目的は謎の独立国家ソマリランドの実情を探ることだが、 そこにいると同じ意見しか聞けない。 というのは、ソマリランド人は、誰もが独立を支持し、 何の疑いも持ってないからだ。 公平を期す

続きを見る

今まだそこにいるんだけど…

ソマリランドの首都ハルゲイサもそろそろ一週間。 ソマリ人との付き合いは二週間。 さすがに最近は慣れてきて、困惑したり、 カチンと来たりすることが少なくなってきた。 取材やカネが絡まなければ、フ

続きを見る

ソマリランドで今、話題になってること

今、やっと日本でもソマリアの飢饉がニュースになってきたようだ。 では、こっちではどうかというと、ほとんど話題に出ない。 まず、一つには「よその国」の話だということ。 南部ソマリアはソマリランド人

続きを見る

Somaliland ni iru hutari no watashi

Twitter dewa mou kaiteirukedo,yatto Somaliland ni tsuita. Nairobi to chigatte,hito no kaotsu

続きを見る

ナイロビのカリフォルニアにて

結局、ナイロビ市内は昼前なら歩いても、気をつけさえすれば、 問題ないとわかった。 酒もちゃんと飲んでいる。 残念なのは、昔私が行きつけにしていた伝説のどん底酒場「グリーン・バー」が ほんの数ヶ月前に閉

続きを見る

nairobi wa abunai?

kataaru no Doha wo keiyu shite Nairobi ni tsuita. ni yoruto,Nairobi shinai wa hijouni abunai kar

続きを見る

ハダカデバネズミのことはソマリ人に訊け?!

もうとっくに出発したと思ってらっしゃる方も多いだろうが、 実はまだいます。 やっと仕事が全部片付いて、準備も今終わった。 あとは一時間後に家を出て成田へ向かうのみ。 ところで紹介しようと思っていて忘

続きを見る

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年11月
    « 3月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
PAGE TOP ↑