「 月別アーカイブ:2009年11月 」 一覧
ある天才編集者の死
2009/11/30 | 高野秀行の【非】日常模様
集英社文庫で私の担当を長らく務めていた堀内倫子さんが急に亡くなられた。 茫然自失である。 堀内さんは、私に影響を与えたという意味ではダントツの編集者である。 今でもまざまざと思い出すが、 7年前、西南
鍵は辺境にある!らしい
2009/11/29 | 高野秀行の【非】日常模様
すごい本が出たものである。 内田樹『日本辺境論』(新潮新書)。 「日本人とは何ものか? 鍵は『辺境』にあり!」 と言うんだからびっくりだ。 読んでみたら、私が日本人の申し子だということがわかった。
酒に呑まれる
2009/11/28 | 高野秀行の【非】日常模様
エンタメノンフ文芸部分会(?)で 内澤旬子副部長と、上野界隈で飲む。 まずガード下の屋台街で、豚メインの居酒屋で飲んだ。 外のテーブルが開いてなかったから屋内に入ったのだが、 気分的にはかぎりなく屋外
子供がノノさんになっていいのか
2009/11/27 | 高野秀行の【非】日常模様
杉江さんから「な、な、なんか大変なことになってる!」と まるで銭形平次のところに駆け込んでくる八五郎みたいなメールが来たので、 そこに記されていたURLをクリックしたところ、 驚いた。 「親子スタイル
療養中の人にはアスクル?
2009/11/26 | 高野秀行の【非】日常模様
「アスクル」、売れ行きはどうかわからないが、 評判はいい。 amazon.comでも、私の本の中では最速というスピードでしかもよいレビューが出ているし、 昨日は読者の方からメールが来た。 なんでもその
やはりコンゴは別格
2009/11/25 | 高野秀行の【非】日常模様
高知の四万十より、私の探検部の先輩にして人生の師匠・山田さんが上京、 うちに泊まっていった。 去年、メモリークエストの道中、南アで仕入れたリンガラ・ミュージックのDVDを見せたら、 「20年前と何も変
妻がブータンに夜這いに…
2009/11/22 | 高野秀行の【非】日常模様
今朝、妻がブータンに出かけた。 7月に引き続き2回目だが、今度は取材で二週間行くという。 「何やるの?」と訊いたら、一言「夜這い」。 ブータンの田舎にはまだそういう習慣が残っているそうだ。 あと、男性
アジワンが売れていた
2009/11/21 | 高野秀行の【非】日常模様
高野秀行フェアをやっている丸善ラゾーナ川崎店を見に行った。 おしゃれな店のレジのすぐ脇でちゃんと展開されている。 スクリーンではゴリラやニシキヘビの死体が登場しインパクトはあるが、 うーん、どうなん
『放っておいても明日は来る』本日発売
2009/11/18 | 高野秀行の【非】日常模様
一週間で本が二冊出るなど、初めての経験だが、 『放っておいても明日は来る』(本の雑誌社)、通称「アスクル」が本日発売だ。 あらためて読むと、ほとんどが40歳すぎ、中には50歳すぎの人もいて、 でもさっ
シャンの新年って何だ?
2009/11/18 | 高野秀行の【非】日常模様
以前、ミャンマーのシャン人(自称「タイ」)の独立運動を手伝っていた関係で、 今でもシャン・コミュニティのメーリング・リストに名前が入っており、 いろんなお知らせが届くが、 ここ数日、11月14日〜1
バングラの名店
2009/11/17 | 高野秀行の【非】日常模様
私はインド・レストランに入ることができない。 「インド」を感じながらではとても平常心で食事ができないのだ。 「ときどきはインド料理を食べに行きたい」と 妻は前からそれに不服を唱えていたが、 いつも丁重
発売直前の本は売れるように見える
2009/11/14 | 高野秀行の【非】日常模様
本の雑誌社へ赴き、できたての「アスクル」を見る。 一見ビジネス書風だが色合いがおかしい。 ブログに載せているのはカバーなしなので、ピンクと青だが、 カバーは黄色。 ピンクと黄色の本なんて、見たことない
他人ごとなら面白いが
2009/11/13 | 高野秀行の【非】日常模様
「本の雑誌」今月号が届いた。 特集は「この妻がすごい」。 小説、ノンフィクションを問わず、本に出てくる「すごい(怖い)妻」をセレクトしたもの。 なぜか、ちょうど私も短期集中連載「名前変更物語」をやっ
明日だそうです
2009/11/12 | 高野秀行の【非】日常模様
さっきラジオ番組の電話インタビューに答えたのだが、 その前にディレクターの人が「『西南シルクロードは密林に消える』は ちょうど明日発売ですよね? ちょうどいいので紹介させていただきます」 と言うから、
今度はジュンク堂新宿店で
2009/11/11 | 高野秀行の【非】日常模様
丸善ラゾーナ川崎店で驚いていたら、 今度はジュンク堂新宿店で「高野秀行が偏愛する本たち」というフェアがいつの間にか 開催されているのを知らされ、ビックリ。 ラインナップは丸善と基本的に同じらしいが、
丸善ラゾーナ川崎店は伝説になる
2009/11/10 | 高野秀行の【非】日常模様
今、丸善ラゾーナ川崎店でものすごいフェアをやっている。 その名も「君は高野秀行を知っているか」。 私が「絶対に面白い!」と太鼓判を押す本のみを エンタメノンフを中心に、でも小説もまじえて、 どーんと8
記憶がないからどうにも
2009/11/10 | 高野秀行の【非】日常模様
1年に1度くらいのペースで、自分に「映画ブーム」が来る。 今年はなぜか今がそう。 昨日、伊坂幸太郎の『重力ピエロ』をDVDで観た。 多くの人がそうであるように、私もこの原作を読んで、 「うわっ、こんな
ニュー蔵前本
2009/11/09 | 高野秀行の【非】日常模様
次回の「辺境読書」では、蔵前仁一『わけいっても、わけいっても、インド』(旅行人)を 紹介することにした。 蔵前本の代名詞ともいえるあのイラストは全面的に廃止するという 実に思い切った路線変更だが、イ
もう当分OBとは関わりたくない
2009/11/08 | 高野秀行の【非】日常模様
早大探検部50周年映像上映会はけっこう大勢の人が来てくれたし、 西木正明、恵谷治両先輩とのトークも想像したより面白くてホッとした。 だが、よかったのはそこまで。 打ち上げの宴会はまいった。 まず、私が
明日の早稲田祭上映会について
2009/11/06 | みなさまへ告知&ご報告
明日、早稲田大学で行われる探検部上映会ですが、 会場の場所がまちがっていたと連絡が来ました。 前回「701号室」とありましたが、「710号室」だそうです。 まあ、11号館の7階に行けば、どうやってもた


