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「 高野秀行の【非】日常模様 」 一覧

英訳「突破者」を外国人はどう読む?

なんとなくアマゾン書店の洋書コーナーを眺めていたら、 おもしろい本をみつけた。 宮崎学「突破者」の英語版だ。 版元は、私の「ビルマ・アヘン王国潜入記」英語版を出しているコタン・パブリシング。 序文をロ

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ベトナムの猿人

紆余曲折の結果、ミャンマー行きは取り止めになった。 最近、ほんとについていない。 その代わり同じ時期にベトナムへ謎の猿人を探しに行くことにした。 ある雑誌に書く予定なので詳らかにはできないが、 中部高

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もう一人の「高野秀行」との出会い

ご存知の方も多いと思うが、将棋の棋士に私と同姓同名の「高野秀行五段」という人物がいる。 ネットで「高野秀行」を検索すると何万件もヒットするが、ほとんどが私か高野五段のどちらかなので、よく間違える人がい

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おもしろくないことがおもしろい

キタ帰国の二日後、つまり6日から9日まで沖縄に行ってきた。 10年以上前、大連に短期留学をしたときさんざん世話になった恩師・獏先生(仮名)と二人旅だ。 先生とは一緒に野人探しにまで行ってしまった仲で、

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映画「ホテル・ルワンダ」を見るべし!

試写会で、映画「ホテル・ルワンダ」を見た。 1994年、ルワンダで三ヶ月で数十万人が虐殺されるという悲劇が起きた。 多数派民族のフツ族の民兵が、少数派のツチ族とフツ族の穏健な人々をナタで殺しまくったの

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インドのビザがとれる

インド謎の怪魚ウモッカ探しだが、いいアイデアは何も浮かばない。現地の漁師に聞いて、網を毎日覗くくらい。 また、現地はただの町だから普段の旅以上に準備もいらない。 だから出発が迫っていながら報告すべきこ

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アラジンは中国人だった!?

旅のトリビア「たびとり」はまったく反響がなかったが、懲りずに最近驚いたことを一つ。 山田和『インド不思議研究』(平凡社)を読んでいたら、「『アラジンと魔法のランプ』のアラジンは中国人」と書いてありび

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ウモッカ・イベント(?)終了

昨日、「未確認動物的イベント」というのに出た。 けっして盛況とは言えなかったけれど、コアなファンの方々が集まってくれた。 りーだーさん、白谷さん、Kowさん…といった、このブログにときどき書き込みをし

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旅のトリビア「たびとり」

突然だが、フジテレビの「トリビアの泉」という番組をご存知だろう。 何の役にも立たないが、面白い(というか笑える)知識を読者が教えるというやつだ。 私はテレビ自体をたまにしか見ないため、この番組も数回し

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あの湖が…!!!

Google Mapというのをご存知だろうか。 私は意外にも知っていたが、ミャンマーをちょこっと検索しただけで飽きてしまい、 そのまま忘れていた。 最近、ムベンベ隊の元メンバーであるMから、そのGoo

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番組はよかったけれど…

もう先週の話になってしまったが、私が関わったNHKのドキュメンタリーが放映された。 自分が旅した様子がそのまま映像になるなんて初めてなだけに、かぶりつきで見てしまった。 見所はいろいろあったが、何より

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インドの怪魚ウモッカを探せ!

自分のなかではずっと前から決定していすぎてブログに書くのを忘れていた。 今年の12月中旬から来年の3月中旬にかけて、約三ヵ月、インドの謎の怪魚「ウモッカ」を探しに行くことにした。 ウモッカとは、ハン

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選定図書って何?

先月出版した『世界のシワに夢を見ろ』(小学館)が日本図書館協会選定図書に選ばれた。 理由はまったくわからない。 「シワ夢」は若者向けマンガ誌の連載コラムを集めたものだけに、内容はとりわけバカバカしく、

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また知り合いがノンフィクション賞を受賞!

小説すばる(10月号)に、開高健ノンフィクション賞の発表が載っていた。 それを見て、たまげてしまった。 毎日新聞の記者で、現在メキシコ支局長の藤原章生さんが受賞しているではないか! 私は藤原さんと二回

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火サスの人

妻・片野ゆかが小学館ノンフィクション大賞を受賞、その授賞式兼パーティに行ってきた。 日比谷の東京会館で行われ、300とも400ともつかない人々が集まり、たいへんな盛況だった。 私の友人など、「すごーい

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トルコ・ワン湖の怪獣

> タカさんというUMA(未確認動物)ファンの方から、今話題となっているいろいろなUMAを紹介していただいた。 その中に「トルコ・ワン湖のジャノ」というのがあった。 このブログを毎回チェックされ

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連絡とれました

「巨大生物UMA」のサイトを主催しているSさんから、 めでたくお返事がきました。 私もいよいよ「謎の怪魚ウモッカ」探しに行くか!?

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謎の怪魚ウモッカ!

突然、魂の叫びを発したところ、いろいろとおもしろそうな「探し物」関連のコメントをいただいた。 その中で、りーだーさんに教えてもらった「インドの謎の怪魚・ウモッカ」というのが凄かった。 私はネットに疎い

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突然、魂の叫び

どこか遠くへ行きたい−−。 これは平凡な日常に飽きた人間がよく思い浮かべることだろう。 私もよくそう思う。 しかし、私の場合、ただ遠くへ行くだけでは気がすまないから厄介だ。 じゃあ、何が必要か。 探し

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タイにもワンネコが?!

タイにも「ワン猫」が?  バンコクで高野本フェアを仕掛けてくれた友人、Aさんからの情報。 「タイにも”カオマニー”という左右の目の色がちがう猫がいる。(女性誌の)『クレア』でも大きく取り上げられたこと

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

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    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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