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インディアンの驚くべき小説

シャーマン・アレクシー『はみだしインディアンのホントにホントの物語』(小学館)という本を妻の本棚で見つけ、なんとなく読んでみたら、強烈だった。 北米先住民のスポケーン族の保留地に生まれ育った「インデ

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舟を編む

何とは言わないが、ひどい小説を読んでしまい、 「とにかく上質な作品で口直ししたい!」と本屋の棚を彷徨っていたところ 三浦しをん『舟を編む』(光文社)を発見。 辞書編纂編集部で辞書を作る話——という設

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霊感はない、ただ見えるだけ

工藤美代子『もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら』(幽ブックス)という本をもらっていたことを思い出し、読んでみたら、むちゃくちゃすごかった。 フィクションでもなければ取材して書いたノンフィ

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「倒壊する巨塔」は訳が素晴らしい!

ローレンス・ライト著、平賀秀明訳『倒壊する巨塔』(白水社)を読んだ。 素晴らしい本だった。 「イスラム原理主義」と俗に呼ばれるものが、いかにして生まれて成長していったのか、 今ひとつわからないままで

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私にとって最大最後の秘境はアメリカ

webマガジン幻冬舎で依頼募集中の「メモリークエスト2」更新。 新たな依頼になぜか自分のアメリカ音痴ぶりを延々書き連ねてしまいました。 ちなみに、今まで黙っていたが…いや、書くのを忘れていただけだが、

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島国チャイニーズと沖縄系ブラジル人

読了してから時間が経ってしまったが、野村進『島国チャイニーズ』(講談社)は 万人にお勧めの良書である。 在日中国人といえば、「犯罪」「違法」「反日」という言葉を連想しがちだが、 実際にはそんな連中は

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落語界の奇才、小説もいけるのか!

春風亭昇太がリーダー役を務める創作話芸アソーシエーション、略してSWA。 私は昇太さんの独演会も好きだが、このSWAも大好きで、3回行ったことがあるし、 DVDも2枚とも持っていて、何度も見直している

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小説の書き方本、ベスト3はこれだ!

「本の雑誌」12月号が届いた。 特集は「いま作家はどうなっておるのか!」 ベテラン文芸編集者が匿名で座談会をしたり、「作家人生すごろく」とかが掲載されているが、 あまりに私と無縁な話がかりで驚いた。

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猪木信者は本屋信者でもあった!

2年ほど前、「本の雑誌」で「プロレス本座談会」なるものが開かれ、 私も「レフリー:ジョー高野」として参戦した。 会場である新宿の居酒屋・池林房に行くと、パンパンに膨らんだボストンバッグを持って 入り

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ソマリアの海賊裁判は面白い!

ほとんどの人が知らないと思うが、ソマリアの海賊が日本に来ている。 日本も国際協力の名の下に法整備を行い、海賊行為違反法みたいな法律を作り、 海賊の容疑者を受け入れたのだ。 普通ならもっと注目されただろ

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最近の私の動向はこれだ!

最近、人に「今、何やってるの?」と言われることが多い。 たしかに、最近の私の動向は、自分でもわけがわからなくなるくらい、とりとめがない。 しかも、ふと思い出したのだが、その昔、私には「オフィシャル・サ

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溝口敦『暴力団』は入門書にして名著

タイトルからして素晴らしい。溝口敦の『暴力団』(新潮新書)。 「暴力団のいま」でもなければ「ヤクザ最前線」でもない。 よほど、自信がないとこんなタイトルで本を出せない。 内容も、その期待を裏切らない

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呑まずに寝れるか!

2011年11月5日(土)18:30より、ジュンク堂新宿店にて 稀代の酔いどれ作家・大竹聡氏の『下町酒場ぶらりぶらり』(本の雑誌社)を記念して、 トークセッションを行います。 「呑まずに寝れるか」を

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ワンの大地震

バンコクで大洪水、そしてトルコ東部のワンでは大地震が発生。 私にとって思い入れが深く、知人友人が何人もいる地域で立て続けに天変地異である。 とくにワンが日本の新聞の一面に載るなど考えられなかったことだ

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元気が出てしまう(?)自死の本

いわゆる「野暮用」ってやつで、仕事に専念しているわけでもないのにともかく忙しくて ブログを更新できずにいた。 当然書きたいことはたまっているが、まずは最近読んだ中でイチオシの本。 木谷恭介『死にたい

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ゾウ本あらため辺境中毒!

すっかり忘れていたが、今週の20日(木)に『辺境中毒!』(集英社文庫)が刊行される。 『辺境の旅はゾウにかぎる』(本の雑誌社)の文庫化である。 親本のタイトルもよかったのだが、いかんせん長すぎる。

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ソマリ語国際放送・東京支局を開局

ソマリランドの首都ハルゲイサに本社をおく「ホーン・ケーブル・テレビジョン(HCTV)」という ソマリ語の国際テレビがある。 ソマリランドとソマリアはもちろん、アフリカ、ヨーロッパ、オセアニア、北アメリ

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ソマリ語翻訳、承ります

ソマリ語と日本語の翻訳・通訳業務を行うことにした。 2年前、私が聞いたところでは、日本に住むソマリ人は20人くらいとのことだった。 そもそも少なかったのが、震災後はさらに激減、今は推定約5名である。

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2011年のベスト本はもう決まった!

数日前、増田俊也『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)を読了した。 これほど面白くて読み応えのある本にはめったにお目にかかれない。 いまや年配の人と格闘技ファン以外には知られていない柔

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ムスリム力士のことを考えて仕事が手に着かない

ツイッターでもちょっと書いたけど、大嶽部屋に入門したエジプト人力士アブディラーマン(アブディラフマンじゃないのかな?)のことが気になってしかたない。 親方は「豚肉なしのチャンコを作る」などと言っている

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

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