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なぜか今、コソボ

突然だが、明日から約2週間、旧ユーゴスラビアのコソボに行くことになった。 といってもコソボだけではなく、その後、モンテネグロを経由して、ボスニアのサラエボへ向かい、 その後はセルビアとの国境地

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高野はぐれノンフィクション軍団に新メンバーが加入

前作『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)で新田次郎文学賞を受賞した川内有緒(かわうち・ありお)さんが9月7日に新作を刊行する。 題して『パリの国連で夢を食う。』(イースト・プ

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ギラギラと輝く船戸ワールドの原点

知り合いである大学の先生が仕事の忙しさを「まるで障害物競走のよう」とたとえていたが、 私もまさにそのとおり。 しかも走っている部分がいくらもなく、障害物をぴょんぴょん跳んでばかり、ときにはひっ

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新連載開始?

今、すでに五誌(紙)で連載していてアップアップなのに 今度は「本の雑誌」で新連載を開始してしまった。 タイトルは「朝ひとときの旅」。 私にふさわしい爽やかなタイトルである。 内容も

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アラスカへ逃げたい

石塚元太良・井出幸亮著『All About Alaska アラスカへ行きたい』(新潮社) 日頃、めったに旅行記やガイドブックを読まない私だが、この本は貪るように読んでしまった。 今までアラ

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発掘!笑えるノンフィクション・その1

笑えるノンフィクションを募集したところ、たくさんの方から、当ブログのコメントや ツイッター、あるいは私への直接のメールなどで、笑えるノンフィクション情報が寄せられた。 中には既読の本もあれば、

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笑えるノンフィクション・旅行記を教えてほしい

ちょっと前に、これから写真に力を入れると書いたが、 パソコンの使い方に悪戦苦闘しているうちに原稿に追われだし、 結局進んでいない。 なので、今回は写真なし。はあ。 ところで、突然なのだけど

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写真の才能5%、四倍増計画

かつて「高野さんには写真の才能が5%くらいしかない」と友人の写真家G師匠に言われた。5%とは何の数字かわからないが、才能が極小であるという意図はよく伝わってきた。 その汚名を返上すべく、これ

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バングラのセレブ秘密酒宴

昨夜は必死に起きてW杯ドイツ対アルゼンチンを見ていたのだが、ちっとも点が入らず、メッシも活躍しないし、眠くてしかたなかった。 それでも解説の岡田さんは「素晴らしい試合!」と賛辞を繰り返してい

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シャバはつらいよ

大野更紗のベストセラー『困ってるひと』から3年、とうとう待望の続編が15日発売になる。 その名も『シャバはつらいよ』(ポプラ社)。 病院から無理やり退院し、一人でアパート暮らしを始めた大野

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新連載に驚く

昨日発売の季刊誌「考える人」(新潮社)にて、ようやく私の新連載「謎のアジア納豆」が始まった。 去年の8月末から取材を始め、自分の中ではずいぶん熟成しているし、 本当に「ようやく」という気が

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最近であった美味いもの・その1と2

最近、出会った美味いものを思いつきで並べてみたい。 その1、福井県の銘酒「花垣」、しかも純米大吟醸「七衛門」、しかもしかも『世にも奇妙なマラソン大会』ラベル仕様!! もちろん非売品、というか

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雷王は誰だ!?

昔、コロンビア・アマゾンの町でばったり出会った鬼才ドラマー・のなか悟空さんが主催する D-1ドラム選手権というものがある。 漫才のM-1みたいに、若手のドラマーにチャンスを与えるために作った。

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カーンとハーン

「すごくおもしろそう」と妻が買ってきたインド映画「マイネーム・イズ・ハーン」。  DVDの表紙を見た瞬間、私が「?」と思ったのは、主演がシャー・ルク・カーンなのに、タイトルは「ハーン」になっているこ

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内側から見た「やくざ」

最近イースト・プレスの本が面白い。 まあ、知り合いの編集者が増えて新刊を送ってきてくれるせいもあるが、 一昨年は卯月妙子『人間仮免中』、昨年は高井研『微生物ハンター、深海を行く』と2年連続でそ

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ときに意味もなく文庫解説一覧

別に意味はないが、書いていた原稿が一段落したので、こんなものを作ってみた。 まず拙著の文庫解説一覧(敬称略) 『幻獣ムベンベを追え』 宮部みゆき 『巨流アマゾンを遡れ』 浅尾敦則 『ワ

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『バウルを探して』が新田次郎文学賞を受賞!!

川内有緒『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)が 第33回新田次郎文学賞を受賞した。 いやあ、びっくりである。なんせ、川内さんは“はぐれノンフィクション軍団”である「高野

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角幡唯介との対談本・本日発売

角幡唯介との対談本『地図にない場所で眠りたい』(講談社)が本日発売になります。 (Amazonでは明日のよう) 表紙もそうだが、中で私が喋っていることもかなり恥ずかしい。 かっこいい角幡

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本日発売。自分にとっては世にも奇妙な本

『世にも奇妙なマラソン大会』(集英社文庫)、本日発売です。 私はたいていすごく苦しんで原稿を書いている。 原稿用紙2,3枚(1000字前後)のエッセイですらそうだ。 ところがごく稀に

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移住するなら盛岡がいい

先週の土曜日、盛岡市のMORIOKA TSUTAYAでのトークイベントに行ってきたのだが、盛岡の読書環境の豊かさには 驚かされた。 この店は全国のTSUTAYAでも二番目に大きな店舗だそうだが

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

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    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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