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医学界に進出

「週刊医事新報」なる医学雑誌が自宅に届き、何事かと思ったら 私の本が紹介されていた。 神奈川県葉山町すこやか子どもクリニックの三好邦雄先生という方が エッセイの中で2ページ以上にわたり、 私の旅行記

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ディズニーランド・デビュー

宮田珠己との「タカタマ対談」第3弾はなぜか東京ディズニーランドで。 以前「世界で行きたくない場所は?」と杉江さんに訊かれたとき、 「ディズニーランド」と答えたらそうなった。 嫌がらせ企画なのだ。 も

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カン様と韓国

先週、金曜日の話だが、上智大学最後のゲスト対談。 私の本を韓国に紹介、翻訳しているイヤギ・エージェンシーのカン・ビョンヒョク氏。 私は「カン様」と呼んでいる。 カン様はなぜかいつもすごく嬉しそうな顔を

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藤岡弘はキリヤマ隊長か

子供のころ夢中になっていたウルトラセブンを見たくなり、DVDを購入、第5話から第8話まで見たが、あまりの実験映画ぶりに驚く。 なんせ、ヒーローものなのに、筋が込み入っているし、映像の撮り方が凝りすぎ

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判断能力の急激な低下

うーん、参った。 内澤さんの話、何も問題なかったのか。 これでは私がただ赤っ恥をかいただけではないか。 まさに「ひとり相撲」ってやつだ。 前の話を再掲載しろって言われても原稿が残っていないしなあ。

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お詫びとやり直し

先日このブログで内澤旬子さんについてかなり失礼なことを書いてしまったような気がする。 あまりに刺激的で楽しかったので、ちょっと斜に構えてシャレにしようと思ったら やりすぎてしまった。 内澤さんから別

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ほんとうに極限捜査

一週間くらい前、「あまりに重過ぎて飽きた」といった オレン・スタインハウアーの『極限捜査』(文春文庫)を結局最後まで読んでしまった。 途中で挫折した本を、いくらも間をおかずに再挑戦するのは私には稀な

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「いちおう民主国家」ミステリ

今さらだが、伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』を読んだ。 独裁国家でのミステリ読書週間の番外編だ。 小説の舞台は今の日本とちょっとちがう日本だがいちおう今と同じ程度に民主国家である。 だが、国家レベ

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育ての親

自然現象なのかバイオリズムなのか、 周期的に「落語がすごく聞きたい」という時期がくる。 今がその時期。 池袋で「林家正蔵・柳家三三(さんざ)二人会」をきく(見る?)。 目当ては三三。 もう何年も前、ま

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このくだらない本がすごい!

正月早々、高橋秀実『はい、泳げません』(新潮社、現在は文庫も出ている)を再読。 超カナヅチの秀実さんが美しい鬼コーチのもとで、 いっこうに泳ぎがうまくならないという、説明不能な本。 いやあ、このくだ

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人生管理

春風亭昇太師匠が暮れに体調をくずしたと聞いたので、 「健康管理もファンサービスのうちですよ」と言ったら、 「…ははは、健康管理って高野くん。アンタ人生管理しなさいよ」 という返事がかえってきた。 春風

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今年も奇書で行きます

新年あけましておめでとうございます。 今年は高野本プチバブル最終年になる。 新刊、文庫合わせて5冊が刊行される見通しだ。 1月8日『世界のシワに夢を見ろ!』(小学館文庫) 3月20日ごろ『アジア新聞

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5分で振り返る今年の出来事

大晦日なので今年を5分だけ振り返ってみた。 今年よかったこと。 ・『辺境の旅はゾウにかぎる』を刊行できた ・「メモリークエスト」の取材で南アとセルビアに行けた ・水泳を習いだした 今年、残念だったこと

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日本はフライ級ミステリの宝庫?

独裁政権下の小説を読みつづけている。 最近はオレン・スタインハウアー『極限捜査』(文春文庫)を読んだいたのだが、 設定は面白いにもかかわらず(スターリン死亡直後の東欧某国の警察官が葛藤する)、 あま

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謎の猿人ナトゥー

作家の古処誠二さんが、「藤岡弘の最高傑作」と絶賛するミャンマーで猿人ナトゥーを追う DVDを本当に送ってきてくれた。 夜中に罠に捕らえたナトゥー(翌朝には逃げられた)の凄まじい叫び声がブタがパニックに

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枡野浩一の読書道

web本の雑誌で月刊連載されている「作家の読書道」に歌人の枡野浩一が登場。 http://www.webdokusho.com/rensai/sakka/michi086_masuno/2008122

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忘年会ゼロで読書

今年の暮れは素晴らしいことに、忘年会ゼロ。 単に友だちが離れて行っているだけかもしれないが、自分の時間がたっぷりあるのはいいことだ。 (あ、あと声がしばらく出なかったときに2件、飲み会をキャンセルし

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チャリ仲間が芸術祭大賞をプロデュース

私の友人で、昨年九州を一緒に自転車で走ったワンマン社長(社員が自分ひとりしかいないという意味だが)小林渡がプロデュースした演奏会がなんと文化庁芸術祭音楽部門で大賞を受賞してしまった。 「大衆音楽」部

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SPA!イスラム飲酒紀行はまだやってます

ときどき「SPA!のイスラム飲酒紀行は連載中止になったんですか?」と聞かれる。 パキスタン篇を2週連続でやっただけで、それっきりになっているから無理もない。 でも、あれはもともと「原稿ができたら載せる

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大学の講義のゲストみたい

上智大学講義、第10回目。 今年ラストの授業のゲストは琉球カウボーイフィルムズ統括プロデューサーの井手裕一氏。 二日前に、お笑いコンビガレッジセールのゴリさんという人が初監督した 映画「南の島のフリ

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

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    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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