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「 高野秀行の【非】日常模様 」 一覧

急性アルコール分離症候群

昨日、帰国しました。 ソマリランド(&ソマリア)に行ったときはいつもそうなのだが、 だいたい毎日葉っぱを喰っているし、酒はほとんど飲まない。 そんな生活を続けていると、酒が飲めるところに出てもあまり飲

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酒よりカツカレー

モガディショからソマリランドのハルゲイサに戻り、さらに今日、飛行機で隣のジブチに出た。 世間のイメージとはまったく逆に、この3都市の中では無政府状態のモガディショが圧倒的に発展した大都市で、次が国際的

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今、モガディショです

今、ソマリアの首都モガディショにいる。 昨年8月と比べると、格段に街が明るく、陽気な雰囲気に包まれている。 前回はまるでかばんか何かのように銃を持っている人がふつうにいたが、 今回はあまり見かけない。

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ima Somaliland desu

Somaliland no shuto Hargaysa ni iru. hoteru no netto ga tamanishika tsuujinaino to watashi ga arekor

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異種格闘技戦、夏休み原理主義、未来国家

26日(日)、リブロ池袋店でジャーナリストの木村元彦さんの「争うは本意ならねど」(集英社インターナショナル)の刊行記念トークイベントにお招きを受けて、木村さんと「異種格闘技戦」。 レフリーは最近、出版

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超オススメのこの本とこの雑誌!

来週の土曜日(3月4日)から20日まで、ソマリランドとソマリアに行くことになっている。 たかだか二週間程度の旅なのに、その前にやっておくことが多くて多くて参っている。 諸悪の根源は原稿が書けないこと

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間違う力の巨人、インドにデビュー!!

人は私に「間違う力」があるという。 いや、そんなことはない。 というか、私のやってることなど間違いのうちに入らない。 山松ゆうきちの「インドへ馬鹿がやって来た」(日本文芸社)を読んでいると、そういう

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私が原稿を書けないワケ

今週は原稿を一行も書けていない。 毎日パソコンに何時間も向かっているのに。 もともと苦しまずに原稿が書けたことなどめったにないけど、 今回のはひどい。 理由はいくつか考えられるが、有力なのは「あんぽん

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最近読んだ面白い本

ブログを書く時間がなかなかとれないので、お勧め本がたまってきた。 ここにまとめて公開しましょう。 まずは本ではないけど、「本の雑誌」3月号。 今月は珍しく発売直後に買った。 お目当ては宮田珠己の新連

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宣教師ニコライのファンになる

今、「移民の宴」で在日ロシア人取材をやっているので、その資料として中村健之介『宣教師ニコライと明治日本』(岩波新書)を読んでみたら、 意外なほどに面白かった。 なにしろ、ロシア正教なんて、日本人の一

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新連載「謎の独立国家ソマリランド」本日開始!!

web本の雑誌にて、新連載「謎の独立国家ソマリランド」が始まりました。 この連載はもちろん本にするために書いていますが、 「幻獣ムベンベを追え」(1989)、「アヘン王国潜入記」(1997)「西南シル

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朝鮮名探偵

amazonはよく勝手にお勧めをしてくる。 特によくお勧めされるのは高野秀行の本だ。 私が人に配るために購入するせいだろう。 韓流もしつこく勧められ、はっきり言ってうざい。 私がチャングムを買ったの

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死んでも「生きるハードボイルド」

肝心の陳会長の話をしていなかった。 私はトリオ・ザ・パンチもイカ天も見たことがなく、したがって内藤陳という人がどういう人なのかさっぱりわからなかった。 ただ漠然と「有名な書評の人」と思い、あろうことか

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船戸与一は不死身

日本冒険小説協会の内藤陳会長が昨年末に亡くなり、その追悼イベント 「内藤陳帰天大宴会」というものが行われ、私も出席した。 北方謙三をはじめ、大沢在昌、佐々木譲、谷甲州といった大御所、 陳さんの店「深夜

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怪談実話系7で「神隠し」

『怪談実話系』というシリーズをご存じだろうか。 実話という建前で、でもフィクションも交えた「怖い話」を、小説家やライターが書いていくというスタイルでもう6冊が出ている。 今月発売される『怪談実話系7

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ソマリアのワークショップで怪しまれる

日本エネルギー経済研究所・中東研究センターが主催するソマリア問題のワークショップというやつに行ってきた。 ビルマ勉強会みたいな20人か30人のこぢんまりした会合とばかり思い込んでいたら、 経団連会館の

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日本人はサッカーをビルマ人から学んだ

二週間前くらいだろうか、電車に乗っていたら突然、啓示が下りた。 「スローに生きよ」 そういう声が聞こえた。 以来、私は今までのようなせっかちな生き方をあらため、スローに行きようと決意した。 ところが、

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ナガランドに行けるのか

「G-diary」の元編集長がスタッフとともに分離独立して創刊した「アジアの雑誌」3月号が届く。 今月の目玉は先月号に引き続き、室橋裕和氏のインド東部紀行。 今回はいよいよナガランド。 今は一般の旅

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異文化の二日酔い

何でも面白かったり気持ちよかったりすると歯止めが効かなくなるのが 私の悪癖だ。 「ほどほど」でいられないのだ。 最近ハマっているのは異文化取材。 日本に住む外国人に話を聞いたり、料理を教えてもらう。

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溝畑宏とイビツァ・オシム

木村元彦作品読書週間が続いている。 次に読んだのは『溝畑宏の天国と地獄 大分トリニータの15年』(集英社)。 サッカー音痴の私としては大分トリニータといえば金子達仁『秋天の陽炎』(文春文庫)である。

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

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    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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