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「 高野秀行の【非】日常模様 」 一覧

東京に戻りました。

だいぶ予定より遅くなりましたが、おかげさまで無事帰国しました。 2ヶ月近くも、めくるめくソマリ・ワンダーランドに浸っていたので、まだぼわっとしていている。 正直言って、、しばらくは水泳と読書と飲酒に専

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ソマリランド療法の勧め

なんとか取材の目処がつき、来週の8日(金)に東京に着く便を予約した。 ソマリ人は、私にとって、おそらく、20年前にキンシャサのザイール人に会ったとき以来の強烈な人々で、今回は単独だっただけに、初めはそ

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ソマリア大飢饉の嘘

やっとラマダンが終わり、新年際の「イード」も終わった。 今日から仕事始め。 だが、新年では大物政治家に挨拶に行ったり、えらい人にカネをせびりに行く習慣があるとかで、大臣や局長クラスの人はみんな、電話の

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これが例の葉っぱ

ソマリランドに「帰国」してもう10日近く経つ。 「帰国」なんて言葉を使ったのが行けなかったのか、今度は出られなくなってしまった。 といっても、拘束を受けているわけじゃなくて、あと一つだけやりたいこと

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帰国しました。

やっとモガディシオを脱出し、帰国した。 と言っても、ソマリランドだけど。 でも、プントランドとモガディシオの旅からハルゲイサに戻ると、本当に「帰ってきた!」という気がする。 何より感動的なのは、護衛の

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念願かなってモガディショ

今から十数年前だから、1990年代半ばか後半くらいだろうか。 ヨーロッパか中東かアフリカか忘れたが、飛行機でたまたま隣に座った人がモガディショに住むソマリ人のビジネスマンだった。 ソマリ人に会ったのも

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カゴの中の鳥のつぶやき

謎の海賊国家プントランドに入ってからもうすぐ一週間。 今は首都のガロウェという町にいる。 滞在してみれば、意外に普通で、なんというか、 ワ州を思い出す部分もある。 でも私に対する警備は異常なほ

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海賊国家プントランド

今回の旅の目的は謎の独立国家ソマリランドの実情を探ることだが、 そこにいると同じ意見しか聞けない。 というのは、ソマリランド人は、誰もが独立を支持し、 何の疑いも持ってないからだ。 公平を期す

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今まだそこにいるんだけど…

ソマリランドの首都ハルゲイサもそろそろ一週間。 ソマリ人との付き合いは二週間。 さすがに最近は慣れてきて、困惑したり、 カチンと来たりすることが少なくなってきた。 取材やカネが絡まなければ、フ

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ソマリランドで今、話題になってること

今、やっと日本でもソマリアの飢饉がニュースになってきたようだ。 では、こっちではどうかというと、ほとんど話題に出ない。 まず、一つには「よその国」の話だということ。 南部ソマリアはソマリランド人

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Somaliland ni iru hutari no watashi

Twitter dewa mou kaiteirukedo,yatto Somaliland ni tsuita. Nairobi to chigatte,hito no kaotsu

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ナイロビのカリフォルニアにて

結局、ナイロビ市内は昼前なら歩いても、気をつけさえすれば、 問題ないとわかった。 酒もちゃんと飲んでいる。 残念なのは、昔私が行きつけにしていた伝説のどん底酒場「グリーン・バー」が ほんの数ヶ月前に閉

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nairobi wa abunai?

kataaru no Doha wo keiyu shite Nairobi ni tsuita. ni yoruto,Nairobi shinai wa hijouni abunai kar

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ハダカデバネズミのことはソマリ人に訊け?!

もうとっくに出発したと思ってらっしゃる方も多いだろうが、 実はまだいます。 やっと仕事が全部片付いて、準備も今終わった。 あとは一時間後に家を出て成田へ向かうのみ。 ところで紹介しようと思っていて忘

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ソマリランドに行く予定

15日の金曜日から、いよいよソマリランドに行きます。 今年になってから二度、「行く」と宣言しておいて、 一度は家族の病気、二度目は震災勃発で中止になった。 これでまた行かなければオオカミ少年になってし

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困ってるいぬ

今週は月曜から金曜日までかけて原稿が一枚もかけないという絶賛大スランプ中だったのだが、 そういうときにかぎって錦糸町で保護され、牛込警察署に3週間収容されていた大型ネパール犬が助けを求めてきて、面倒を

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私と平山夢明兄との対談をダウンロードで聴ける

昨日の朝、大野更紗さんに「どうみてもアブディンさんとしか思えない人が朝日新聞の「ひと」に出ています!」とツイッターで呼びかけられた。 見たら、「祖国スーダンを案じ、日本で「平和維持学」を研究するムハン

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目指すはドリトル先生

読者の方からご指摘があったが、今回の『メモリークエスト』のカバーは 「ドリトル先生」をイメージしたものである。 私はこのシリーズが大好きで、今でも理想の探検家はドリトル先生だ。 なので、とても嬉しい

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『メモリークエスト』本日発売

まずはお知らせ。 『メモリークエスト』(幻冬舎文庫)、いよいよ本日発売です。 アマゾンや地方では明日7日になるそうだけど。 ちなみに、まだ注目されてないが、「メモリークエスト2」の依頼も募集中です。

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オネエとイケメンの偉大なる力!

毎週火曜日の朝は、杉江さんの「炎の営業日誌」を読むのは日課なのだが、 今日は途中からいきなり「オネエ言葉」になっていて爆笑した。 しかもいつもより頭がよさそうな感じがする。 オネエの力は偉大だ。 今後

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

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    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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