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「 高野秀行の【非】日常模様 」 一覧

イランは中東の京都

3ヶ月前に予約していた柳家三三の独演会があることに気づいた。 本来はこれに行くはずだったが、ソマリランド取材に行くことにしたため、 諦めていたはずが、地震のおかげで延期し、やっぱり行けることになった。

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不思議で贅沢な春の晩

以前、コンゴ(旧ザイール)の障害者バンド「スタッフ・ベンダ・ビリリ」を日本に呼び、 そのライブに私を招待してくれた方が、 今度はまた別のアフリカのアーティストを日本に呼ぶことになったようで、 先んじ

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名探偵なき大巨篇ミステリ

最近小説が読めなくなっていると前に書いたが、 とくにミステリはダメだ。 なにしろリアルでは原発や放射能というミステリ巨篇が進行中で、 これに太刀打ちできる物語はない。 本来「謎」が好きな私は、ついつい

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ダウン症ドラマーのドキュメンタリー映画「タケオ」

飯田基晴『犬と猫と人間と』『あしがらさん』、土屋トカチ『フツーの仕事がしたい』と、 観た映画がすべてよかったドキュメンタリー映画グループ「ローポジション」の新作「タケオ」を観に行った。 ダウン症ドラマ

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震災のリアルを超える傑作

本屋大賞を受賞した『謎解きはディナーのあとで』という本を私はまったく見たことも聞いたこともなかったので、興味をもち買って読んでみたのだが、 私とはユーモアもしくはギャグのセンスがちがいすぎ、ミステリ

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入管が素晴らしかった件

木曜日、アブにつき合ってアメリカ大使館へビザを申請に行った。 車両内でアブとはぐれてしまった満員電車、厳重なセキュリティのため 入るのに30人待ちの大使館、そして中に入っても、 「モハメド・オマル・ア

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レベル7の衝撃をふたたび

高野秀行プロデュースの大野更紗「困ってるひと」がついに最終回を迎えた。 このウェブ連載の反響は驚くばかりで、これまで百通近いファンメールが届いている。 今時ファンレターやファンメールなど、ベストセラー

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頼るのは自治体でなく郵便と宅配便

今さっき、カメラマンの鈴木邦弘さんと久しぶりに電話で話した。 鈴木さんとはかつて一緒にコンゴに行き(彼はテレ湖ではなく「ピグミー」の取材をした)、 そのあとはやはり一緒にアマゾンを4ヶ月旅したことがあ

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角幡唯介はノンフィクション界の村上龍

昨日は東北から帰った直後だったせいか、いつになく「正論」を述べてしまった。 現地に一週間ほど行って「つまみ食い」した程度のくせに。 読み返すと面白くない。 事実関係はそのとおりかもしれないが、こうやっ

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送ってはいけない

昨日、東北ツアーから戻った。 ボランティアに行ったつもりだったが、結局「行かなかったよりか少しマシ」程度の 貢献しかできなかったような気がする。 それよりむしろ「勉強させてもらった」という感がつよい。

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福島県の今

3日、福島県へ。 原発から30キロの最前線、田村市のムーミン谷(仮名)を訪問。何の緊張感もなく、ふつうに生活していた。しかし、釣り人がいたのにはおどろいた。 ムーミンパパ(仮名)曰く「ああ、イワナがい

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美味すぎる差し入れ

読者の方よりお酒をいただいた。 身内の方が、千葉県香取郡神崎町にある超老舗(江戸時代初期創業だそうだ)の蔵元「寺田本家」の杜氏だそうで、 「熱燗を被災地に差し入れてください」と日本酒を6本いただいた

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調布VSスーダン

福島からの避難民を受け入れている調布の味の素スタジアムがどんなものなのか 見に行った。 私もボランティア登録をしているから、ひじょうにきめ細かいサービスを行っているのは知っていたが、避難所に行くと、

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新婚2ヶ月ではありません

こんな時期に不思議なのだが、『西南シルクロードは密林に消える』(講談社文庫)が 重版になった。 王様のブランチで、妻が「この人(私のこと)は、新婚2ヶ月でミャンマーのジャングルに行って行方不明になる

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なぜ北欧人は放射能を恐れてヒロシマに逃げるのか

もはや日記代わりなので、ここにどんどん書く。 29日(火)、「おとなの週末」で連載している「移民の宴」の予備取材でデンマーク大使館で そこのシェフに話を聞く。 今度の金曜日か土曜日に都内の避難所でデン

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米軍による驚くべき支援

28日(月)調布市被災者支援ボランティアセンターの手配で、被災地の特養老人ホームに物資を届けるという仕事があったので、参加した。 20トントラック1台、小型トレーラー1台、ハイエース1台に荷物を積み、

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タイ人による驚くべき被災地支援

在日タイ人の被災情報がないかと成田のタイ人ワット・パックナムに行ってみた。 同行者は後輩のKとU。 3・11直後に東北から40人ほど避難してきたが、 その人たちはすぐに帰ってしまったという。 ここの

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東電に勇気と可能性をもらった

昨日、友人のワタル社長に驚くべき話を聞いた。 東電は今、人手が足りないのか、会社自体が混沌としているのか、電気の検針ができない。 すると、「検針ができないので、先月分と同額をお支払いいただき、あとで差

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濁った水たまりで釣りをする

アブディンから電話がかかってきた。 彼は結局、身重の奥さんと北九州に「疎開」した。 スーダンの実家からあれこれ心配されてノイローゼ気味だったし、 東京が放射能汚染騒ぎになってしまったし、 疎開は彼にと

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謎の国際ボランティア特殊部隊@浦安

後輩Kとネパール人のクマルという国際統合失調症コンビを引き連れ、 浦安市の被災地へボランティアに行ってきた。 今回公的なボランティアは初めてだが、登録・説明・マッチングが恐ろしいほどに システマチック

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デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇のお知らせ

高野さんより、「デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇」のお知らせ

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

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