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交通事故は危険

ナイロビ在住のフリーのカメラマン、中野智明さんと約10年ぶりに会い、 エチオピアの話をきく。 アフリカのことは日本人でこの人より詳しい人はいないという人なので 聞けば、たいていのことは答えてくれる。

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スリランカ人しかいない焼肉屋

探検部の後輩たち数人と渋谷のラブホ街の真ん中にある焼肉屋に行く。 裏情報誌「裏モノジャパン」の編集長になった「アホ成田」、双葉社のオカルト誌「奇談」編集長のS、スマップメンバーの番組のディレクターをし

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アジア新聞屋台村プレイバック

 昨日、突然5年ぶりにエイジアン新聞社の劉社長から電話がかかってきた。 「急ぎの仕事があるからやってほしい」という。  あまりに驚いて、つい引き受けてしまい、今日、亀戸のドン・キホーテに一緒に行った。

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大使館から始まる

今日、エチオピア大使館に指定された時間にビザを取りに行ったら、 担当者である日本人女性がいない。 車のディーラーとベンツを買うとか買わないとか話をしているエチオピア人職員に訊いたら、 「あー、彼女いな

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戯作者とGダイ

井上ひさし『京伝店の煙草入れ』(講談社文芸文庫)を読む。 (「煙草」は字がちがう。「煙」が火へんに因) 江戸の戯作者たちの生き様を念入りに、しかもミステリ風味で綴った名篇。 一話一話、じっくりと舐め

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エチオピアへ

突然ながら、6月1日より30日まで一ヵ月間、 アフリカ方面に出かけることした。 行き先は未定だが、とりあえずはエチオピアに向かうつもり。 旅の相棒は、なんと探検部の後輩で、かつてワセダの三畳間に「同居

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オタクへの道

ノノさんが屋久島から東京に出てきていたので、 「ムベンベ」映画化をいまだ諦めていないらしいアベ監督と井上プロデューサーに引き合わせる。 ノノさんの、私も知らなかったアフリカ女関係エピソードにさんざん笑

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羨ましい病

ニューギニア、アマゾン、ナイル、モンゴル、タイ、カンボジア…と世界中の辺境に単身で飛び回って、巨大魚を釣りまくる−−そんな夢みたいな人生を送っている人がいた。 武石憲武『世界怪魚釣行記』(扶桑社)が

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高島先生の新刊

連合出版より高島俊男先生の新著『お言葉ですが… 別巻2』が届いた。 最近出版社や編集者からいろんな本をもらい、中には「こんな本、もらってもな…」と困惑するものもあるが、高島先生の本なら文句なく嬉しい

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早大探検部バカ50周年記念

早稲田大学探検部が今年で創立50周年を迎える。 本当ならば、ライバル視していた(向こうは屁とも思っていないが)京大探検部のように、 ちゃんと商業出版の本を出したいところだろうが、 到底かなわない。 せ

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エンタメノンフ居酒屋合宿

エンタメノンフ文藝部、第2回の部活は千葉合宿。 豚を飼うため、エエ市(仮名)に期間限定で移住したウチザワ副部長宅を訪問。 ていうか、「風呂場の壁がないからつくって!」と言われて、駆り出されたのだが、

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ネットでキム・ジョンイルになる方法

中川淳一郎『ウェブはバカと暇人のもの 現場からのネット敗北宣言』(光文社新書)は傑作だった。 著者がここで主に書いているのはネットの口コミ世界なのだが、 それは新しいメディアでもなんでもなく、要は「

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ダメ男子ロマン大作

「人のやらないことをする」がモットーの私は、 これまで盆と正月とGWだけはせっせと働き、 そのほかの日々は休んできたが、 これではあまりに休みの日が多すぎる。 「いかん!」と思って、一般の人と同じよ

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話題の書

本の雑誌杉江さんの「炎の営業日誌」を見てびっくりした。 http://www.webdoku.jp/column/sugie/ 先週の木曜日の時点で、 『メモリークエスト』が、三省堂神保町店での週刊ベ

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ダチョウ力

J-WAVE「Classy Cafe」という番組の収録。 いつものようにナビゲーターの質問にてきとうに反応してればいいやと思って 企画書もろくに目を通さずに出かけたら、なんと「一人語り」だった。 自分

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きっと名人

金曜日の晩に飲みすぎ、土曜日は夕方まで倒れていた。 気持ちわるいまま、なかのゼロホールに行き、柳家三三(さんざ)の独演会。 「口入れ家」のあと、大ネタ「髪結新三(しんざ)」。 悪党ばかりが出てきて、さ

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原作を読もう!

映画「スラムドッグ・ミリオネア」を観てたまげた。 原作とまるっきりちがう話だったからだ。 スラム育ちの青年がクイズ番組で全問正解をなしとげ、 2000万ルピーを手にする、という設定は同じだが、 言い換

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鳥籠

インド人作家、ヴィカス・スワラップ原作の映画「スラムドッグ・ミリオネア」がいいらしい。 私は原作の『ぼくと1ルピーの神様』(ランダムハウス講談社)を読んで感嘆したのだが、 映画でもどうやらそれを忠実

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天皇はロマン

どうも体がだるい。 春のせいだろうか。 「歴史観が覆る新・天皇論」という帯コピーに惹かれ、 本郷和人『天皇制はなぜ生き残ったか』(新潮新書)を買う。 「天皇制の芯の芯はロマンだった!」なんて一言も書

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無性に

http://www.webdoku.jp/suttoko/ 宮田珠己の「スットコランド日記」は、後世に残る日記文学ではないかと 勝手に思っている。 今日更新された日記には、私の『メモリークエスト』に

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

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    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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