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日本冒険界の奇書中の奇書

(昨日からのつづき) 「冒険家の藤原さん」で「イリアン」といえば、思い出すのは峠恵子の「ニューギニア水平垂直航海記」(小学館文庫・絶版)である。 これは紛れもない冒険界の奇書中の奇書だ。 ま

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皇太子にアシストしたらベンツ

サッカーは特に好きでもないのに、サッカー本は好きだ。 とくに非西欧のサッカー事情はひじょうに食欲をそそる。 『越境フットボーラー』(角川書店)はまさに私のストライクゾーンど真ん中、あ、いや、キラーパ

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八丈島での発見

一週間、八丈島に行っていた。 浜辺のキャンプ場にテントを張ったが、なにしろ起伏に富んだ地形なので徒歩やレンタサイクルではさして遠くへ行けない。 一緒にいる妻も酒飲みだし、 お互いとくに話すこともないの

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超能力は誰にでもあるもの?

4年前、関西ローカルの深夜番組にレギュラー出演していたことがある。 関西テレビ「未確認思考物隊」がそれだ。 関テレのディレクターFさんが私の本の読者で、「ぜひ何か番組をやりたい」というので、 「オカ

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エンタメ言語学者・黒田龍之助がおもしろい!

ときどき一緒に飲む編集者のAさんに「黒田龍之助の本は面白いですよ」と勧められた。 以前、NHKロシア語講座の講師を務め、明治大学などで教えていたロシア語と言語学の先生だが、今はテキストやエッセイなどを

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ジプシーのヒンディー語

旧ユーゴのエミール・クストリッツァ監督「白猫・黒猫」をDVDで観た。 セルビア付近とおぼしき土地に住むジプシーのギャングや不良どもの てんやわんやの騒動を描いたラブコメである。 「ジプシー」という言葉

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漫画探偵、登場!

浦沢直樹の担当編集者やプロデューサーを務め、 リチャード・ウーなる筆名で異色在日外国人漫画「ディアスポリス」の原作も書いている 長崎尚志が知らないうちに活字の世界にも参入していた。 その初めての長篇

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マイク・ノックがFMWを旗揚げ?!

お知らせが遅くなってしまったが、私の義兄マイク・ノックのニュー・アルバムがただいま日本でも発売されている。 マイク・ノック・トリオ・プラス「ヒアー・アンド・ノウ」。 いつも感心することだが、マイクは

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可哀想なレビュアーの話

角田光代の『紙の月』(角川春樹事務所)を読んでから、アマゾンのレビューを見た。 「駄作です」というタイトルの、こんな痛烈なレビューがあった。 新聞の書評で購入してみましたが完全な駄作です。売らんがた

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イタリア人曰く「日本人がアジア人だと思うとき」

大ヒットしている漫画『テルマエ・ロマエ』の作者であるヤマザキマリのエッセイ『望遠ニッポン見聞録』(幻冬舎)を読んだ。 漫画の人気に便乗して漫画家のエッセイを出したかに見えるが、 読んでみると、そのハ

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驚愕必至!

「おとなの週末」5月号が発売された。 この雑誌は実に読み応えがあるのだが、私がいちばん気に入っている記事は、 巻末の「覆面ライターの1カ月食日記」。 この雑誌は取材がすべて「ガチ」。 めぼしい店を見

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今、日本で最も儲かっているかもしれない輸出業者はこう言った

昨日のブログで書いた調布の中古車輸出会社だが、ほんとうに儲かっている。 半年ほど前、初めて社長に会ったとき、「超円高でたいへんでしょ?」と訊いたら、 「円高?」と一瞬、何のことかわからないみたいな顔を

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「間違う力」と「巻き込まれる力」

話すと長くなるが、成り行きで、ソマリランドの新聞に日本の中古車輸出会社の広告を載せるという仕事をやった。 このブログの管理もしてくれているワタル社長を煩わせ、 デザインを作り、向こうの友人に送り、さら

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「アンダーグラウンド」は私の理想

下高井戸シネマで、エミール・クストリッツァ監督の超名作「アンダーグラウンド」を観る。 この映画を観るのは三回目だが、スクリーンで観るのは初めて。 いやあ、あらためて凄い。圧倒された。 映画は映像で見

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とくに関西の女性に感謝!

二週連続で行った「旅の本屋 のまど」のトークイベントが終わった。 毎回ながら、熱心な読者の方が多くて、本当にありがたい。 いつも一人か二人は関西から見に来たというお客さんがいらっしゃる。 昨日も大阪か

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あなたの本職は何ですかと訊かれた

3月に、大野更紗さんが「わたくし、つまりnobady賞」という謎の文芸賞を受賞し、 私もその授賞式とパーティに呼ばれた。 パーティの席では大野さんがお世話になっているという人と三十分くらい話をしてい

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「売れる」ことに対する懐疑心

昨日のブログを見た集英社の担当Eさんに、「そんな自虐的なブログを書かないで!」と言われてしまった。 別に自虐的ではなく、ただ事実を書いたつもりだ。 でもたしかに今から読み返すと、昨日のブログには重版を

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重版は他力にかぎる

今日、集英社の担当編集者の人から電話がかかってきて、「『未来国家ブータン』重版が決まりました」と言った。 最初何かの聞き違いかと思った。 なにしろ私の本は重版とは相性がよくない。 新刊の重版がかかるの

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今月のエンタメノンフ文芸部はすごい

今月は宮田珠己部長の「日本全国津々うりゃうりゃ」(廣済堂出版)と 内澤旬子副部長の「飼い喰い」(岩波書店)、そして私の「未来国家ブータン」と、 エンタメノンフ文芸部3人全員が新刊を出した。 決して多作

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逃亡先としての「辺境」

知人に勧められて、乃南アサの『涙』(新潮文庫)を読んだ。 1964年、東京オリンピックの最中に殺人事件が起こり、それに関与したと見られる若い刑事が失踪する。 刑事の許嫁である主人公が、日本各地を探し

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

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    • 「清水さんはエッセイも一級品」と書くつもりだったのに、「清水さんのエッセイは一級品」と書いてしまった。これでは他の仕事が一級品じゃないみたいだ。もちろん全部一級品ですよ、すみません! ReplyRetweetFavorite
    • 清水さんはエッセイは一級品。読みやすい文章に誘われて、中世の人の息づかいを感じることができる。「スマホを手繰る」という斬新な表現にも感嘆した。蕎麦か!? ReplyRetweetFavorite
    • 私と対談本を出している歴史家の清水克行さんが「小説新潮」(9月号)にて「アナーキー・イン・ジャパン」なる新連載を始めた。同誌では私も「謎の未確認納豆を追え」という連載を行っており今月号は「西アフリカのハイビスカス納豆」。二人とも「それ、どうよ?」というタイトルだ…。 ReplyRetweetFavorite
    • 私はニュースの素材になるような取材をしていないから、そういうことをやっている人を尊敬するという意味です。 ReplyRetweetFavorite
    • 「人が表現者として世に出るのに必要なのは才能と運と継続」もけだし名言。 ReplyRetweetFavorite
    • 本棚で別の本を探していたら、大槻ケンヂ著『いつか春の日のどこかの町へ』(角川文庫)が目に留まり思わず再読してしまった。しみじみと明るく切ない名作。オーケンさんは大人になれない大人の話を書かせたら天下一品だ。 ReplyRetweetFavorite
    • 電車の中で親しげに「おう!」と声をかけてきた人がいて、誰かと思ったら弟だった。生きてたんだな、弟。 ReplyRetweetFavorite
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