深刻なのに顧みられない病気

マラリアとか眠り病などの病気は風土病といういことで
熱帯の発展途上国で猛威をふるっているのだが、所得が低い患者が多く、
製薬会社が大金を投じて開発しても資金回収出来ないという問題がある。
そういったスル—されてしまいがちな病気をなんとかしようと言う主旨で
立ち上がったNPOがDNDiである。
日本語のサイトはこちら
DNDi (Drugs for Neglected Diseases Initiative)には実は我々もちょっとだけ
ご協力させていただいている。

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アメリカ大使公邸とラーメン屋の一夜

一昨日は、赤坂にあるアメリカ大使公邸のパーティに招待された。
身分証明書なんかを厳密に確認されて、身体検査なんかもされるのかと
思って心配していたが、ほぼノーマークで入れた。
さすがに、立派な建物だったが、パーティを主催するために作られた家、
という感じで生活者の息吹のようなものはなかった。
もちろん洗濯物が干してあったりしたら興ざめだが…
大使館の書記官たちは結構日本語を話す人が多く「へー」と感心した。
いつものように、食事(ビュッフェ)には一口も手をつけられなかった。
酒もあまり高級なのはなかったですね。
Maker’s Markぐらいか…
意外に思う方もいるかもしれないが、私はこういうパーティで壁の花になって
しまうことが割合多いのである。いやホント。
そして、社交的な人がうらやましいとつくづく思うのである。
(なんだかなんのためのエントリーかというような内容ですな)
誰とでもどんどん話を進めていく人がいる。
きっと気のきいたジョークを言っているのだろう。
笑い声があちこちで起きるなか、1人でぽつんと手持無沙汰になってしまう
エアポケットのような時間…きらびやかな空間であるだけ孤独感が募る。
その後、全日空ホテルで友人のK氏と合流して2人でラーメン屋にいったのだが
こちらはしっくり来すぎて食べ過ぎてしまった。
まあ、自分の素姓というものがはっきりとした一夜だった。
それはそれでいいんじゃないか。ね?

ブータンと似た小さな国の話

ブータン滞在のこぼれ話(読書の話)。
5月13日バンコク発の便でブータンに入った。
前2回は1月(冬)、8月(夏)という時期だったので
初めての春のブータンである。
不思議なことにあまりの硬さに好評(不評?)だった
乾燥ヤクチーズが前二回と同じところで入手したにも関わらず、
全く硬くなかったのである。
なんてことはどうでもいいか…

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生物多様性という言葉についての錯覚

はじめに 生物多様性という用語が日本で市民権を得たのは、1992年のリオデジャネイロの国連環境会議のころからである。遺伝子資源や環境問題との関わりで、社会的な問題意識が高まってきたために、生物多様性という用語がマスコミにもしばしば取り上げられるようになった。

これは『植物からの警告 生物多様性の自然史』(岩槻邦男著 NHKブックス)の
序文の引用である。
「生物多様性」なんて言葉、最近でこそようやく聞かれるようになったけど、
日本で市民権なんか得ていないのでは?とお考えになった方が多いと思う。
驚くなかれ、これは1994年6月25日第一刷発行の16年前の本だ。
今ではすっかり忘れられてしまったが、メディアが生物多様性という言葉を
取り上げた時期が17,8年前にあったということなのだ。
それについてはこちらで
人とは忘却の生き物なのである。

明日からブータン入り

明日朝5時40分発の便でブータン入り。
もう3時間も寝られない…
5月はシャクナゲの花が綺麗だそうで、楽しみなのだが…
非常事態宣言のバンコクは、普通に賑わっている。
少なくとも明日は空港閉鎖はないだろう。

日本代表 発表?!(1日前@アフリカ)

先ほど購入した地元の新聞にワールドカップアフリカ大会の
オフィシャルステッカーアルバムという小冊子が入っていた。
各チームのプレイヤーのステッカーを貼って自分のアルバムを
完成させるという主旨のもので、イタリアのトレーディングカードメーカー
Paniniという会社が制作しているものだ。
ところが…

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大学のキャンパス

首都から東南に35kmほどの所に大学町はある。
もともとカトリックの入植者によって作られた集落だそうだが
大学と女性向けカトリックの学校(修道院?)、複数の小中高校のある
この国随一の文教地区である。
我々がこの国と提携することになった場合に拠点候補の一番手は
この大学であるので、実態調査に出かけてきたのだ。

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恒例の新人研修

以前にも書いたかもしれないが、当社は新人研修の一環として
日帰りでジャングルトレッキングを実施している。
1人ずつというのは、当人も同行者も大変なのである程度まとめて
行くのだが、前回から間が空いてしまったこともあって今回は
女性ばかり8人プラス男性同行者3人(筆者含む)という大所帯となった。

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