硬い記事ではありますが…

3月5日発行の雑誌『環境会議』(宣伝会議社)に寄稿した。
この雑誌、年に2冊しか出ない上に定期購読が中心で
普通の書店ではほとんど取り扱っていないとか。
ただ、やはりブームの「生物多様性」が特集の一つ
ということもあってか、大きめの書店では扱っているようだ。
よろしかったらご一読願いたい。
『ABSの問題に向き合う時期が来た』が拙稿のタイトルで
もちろんABSは「アクセスと利益配分」の略である。
若干とっちらかっているが、海外の生物資源を利用する際に
考えなければいけないことや、その背景について語ろうとしている。
ABSを巡る保有者の主張についても。
文章がへたくそでわかりにくくて申し訳ないが…
また、「環境本棚 時代をとらえた一冊(5冊紹介している)」には
足立直樹氏の『2025年あなたの欲望が地球を滅ぼす』が取り上げられていた。
足立氏、ほんとにキーマンである。

トラの商品価値

マレーシアで密猟されているトラがいくらで
取引されるのかについて、以前調べたことがある。
毛皮が非常にいい状態で取れたとして、総額RM25,000から30,000程度で
取引されるらしい。
肉は珍味を売りにするレストランへ、骨やペニスは
漢方薬業者へと大抵はタイのシンジゲートを通して売られる。
複数の人間がかかわって、しかも違法行為を行う対価がこれでは
うま味がないのではないか?と思ってしまうのだが、いかがだろうか?

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