第4回ミャンマー辺境映像祭の告知です(引用)

ランド屋太郎からの引用です。)
3月13日午後1時より明治大学、駿河台キャンパスリバティータワー
1011号室で開催します。
映像祭のパンフレットは来週からアジア文庫や旅の本屋「のまど」、新宿ゴールデン街の
「深夜プラスワン」、「ナマステ」にもパンフレットを置かせて頂きます(予定)
高田馬場のミャンマー料理屋にもおいて頂く予定ですので
行かれる機会のある方はパンフレットを手にしてみてください。
太郎も通算13年滞在したミャンマーから日本に移って来てますので
ミャンマー辺境映像祭も今回が最後になります。
最後にあたり
講師は太郎の心を揺さぶったミャンマー本、「森の回廊」の作者・吉田敏彦さんに
無理に無理を言って参加して頂きました。
ぜひ、吉田さんの撮影された30年近く前のカチンやシャンの貴重な映像と
一緒に吉田さんの講演を聞いてみてください。
吉田さん、本当に誠実な方です。
もうお一人は「中国人ムスリムの末裔たち—雲南からミャンマーへ 」の作者
やまもとくみこさん。
太郎は今でも、この中国系ムスリムに関心があるのでお忙しい中、
無理を言って参加して頂きました。
何せミャンマーの中国系ムスリムに関する本はこの本しかないと言っても
過言じゃないわけですから。
第一回のミャンマー辺境映像祭以来、応援し続けてくれれてる写真家・後藤修身が
インドにミャンマー最後の王、ティーボー王の末裔を訪ねた
「ビルマ王朝の末裔をインドに探して」
本当に貴重な写真が数多くあり
もっと大きな媒体で紹介したい位です。
いつも、会場を笑いの渦に巻き込む象の大西ことミャンマーの野生動物の撮影に
関しては世界屈指の大西信吾の「森に生きる匠たち」
大西信吾の言葉と写真で東京からミャンマーの森にお連れします。
大西ワールドにようこそ!!
最後はミャンマーで15年間と日系NPOでは一番長く活動をしているAMDA社会開発機構の
方をお呼びしています。
太郎は最初に「台北のビルマ人街」で参加します。
最後は講師の方々と辺境作家・高野秀行を交えた座談会
司会は太郎がします。
高野さんは取材で海外に行かれる場合がありますのでその際は
参加されませんので御了承願います。

“第4回ミャンマー辺境映像祭の告知です(引用)” の続きを読む

ジャングルにも生物多様性にも全く関係ない話 ワールドカップ報道に思う

ベスト4が出揃ってみると南米優位がいつのまにか
欧州優位になっていて不思議な感じがする。
日本は岡田ジャパンがバッシングを見返す好成績で
ご同慶の至り、と言いたいところだが、結局のところ
アジアの弱小国が日本と対戦する時に取る
『引いて守ってカウンター』という作戦を自分たちがやらざるを得なかった
という意味では彼我の差は埋まっていないと考えるべきだという気がする。
まあ、そんなことは複数の評論家がすでに語っていることだろうから
私がここで屋上屋を架す必要もないのだが。

“ジャングルにも生物多様性にも全く関係ない話 ワールドカップ報道に思う” の続きを読む

火山の思い出

先ほどフィリピンの火山が大きな噴火をする可能性がある
というニュースを見た。
フィリピンの火山と言えばビナトゥボ山だろうな、と思ったのだが
今回はマヨン山でそうだ。
最後の噴火が1993年…
うん?1993年というと?
私が巻き込まれたあの噴火のことではないか!
真っ暗で、目が痛くて、喉も痛くて、本当によく生き残ったという
決死のエピソードなのだが…実はほとんどのことが頭から抜けてしまっている。
トラウマを作らない自己防衛本能なのだろうか。
近隣の住人はとっとと避難してください。

ミャンマーが動いている(?)

読者の方はよくご存じのように、
当社は現在マレーシアとブータンにおける生物資源探索の許可を受けている。
「ほかの国への進出は?」と聞かれることが多いのだが、答えは「YES」だ。
もちろんどこの国にも無差別で進出するわけではない。
進出国の選択基準の一つに「人権問題を抱えている政府を選ばない」がある。
我々の仕事の結果得られた利益を資源国に配分する際に
非人道的であると批判されているグループを潤すことは
そのグループと同じように批判されることになるからである。
ちょっとわかりにくいか。

“ミャンマーが動いている(?)” の続きを読む

高校生Y君の宿題

メディアへの露出というのはやはり大きなインパクトがある。
今回のブータン王国との提携ニュースは日経新聞にかなり大きく掲載された
こともあって、今までのニュースで一番大きな反響があった。
私の場合人徳がないので、自慢話に聞こえてしまうのが悲しいが
テレビも新聞も大きく取り上げられるような時はかならずビジネスに繋がるような
話が生まれるのである。
しかし…

“高校生Y君の宿題” の続きを読む

いよいよヒル時代到来か?

ちょっと古いが8月18日の毎日新聞に
このような記事が掲載された。

従来は山奥にしかいなかったヤマビルが、ふもとまで生息域を拡大し、住民やハイカーが吸血される被害が全国各地に広がっている。被害情報は29府県に及び、日常生活や観光にも影響が出始めており、神奈川県では自治体などが駆除対策に乗り出す事態になった。過疎化や林業の衰退による森林や里山の荒廃が原因で、専門家は「ヒルの問題は日本の森林荒廃の象徴で、早急な対策が必要だ」と訴えている

 <全文>
ヒルの問題が、里山荒廃を顕在化させる指標になる、
という観点が面白いと思ったが、やはり密林ジャーナルとしては
日本にもヒル問題が拡大してきているという点を喜びとともに
評価したいところである。
いいじゃないですか、多少のヒル被害ごとき。
伝染病もないようだし、共存してください。

ムカゴ

単為生殖というと味気ないが
これは一種のムカゴだろうと推測する。
特に珍しいということもないのかもしれないが
きれいなので掲載することにした。