テントウムシモドキ

先日お客さんと一緒に出かけた農業公園でかなり大型のサルノコシカケを見つけた。
同行していたカビ、キノコの専門家に声をかけると、昆虫の専門家のお客さんともども
『腰掛け』部分の裏側を覗きこんでいる。
『腰掛け』を下から覗きこむなど、何やら不謹慎な行動だが、
そこによく虫が集まるというなら、これはしょうがない。
熱帯アジアで、サルノコシカケと言えば
一般には『バイオリンムシ』なんだそうだが、
今回は別の虫だった。

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今度はベイビー

昨日に続いて英字紙「The Star」のオランウータン記事。
“First encounter turns into orang utan rescue mission”
『オランウータンとの最初の出会いが救出劇に』という感じか。
共産ゲリラとの数々の戦闘を経験した筋金入りの退役軍人が
サラワク州の州都クチンから200kmほどの道路わきで少年がオランウータンの
赤ん坊で遊んでいるのを発見。
オランウータン(厳重な保護動物)の飼育は法律で禁止されているので
少年から救出し、オランウータンのリハビリテーションセンターに
引き渡したという話。
軍人の功績を記述するほど、特に重要なニュースとは思えないが、
『どういう経緯で母親と離れることになったのか?』
にはやはり興味が沸く。
森林の伐採や山焼きなどではぐれた、というにはあまりにも幼い赤ちゃんという気がする。
母親が手元から離すはずがない、という観点からの意見である。
母親が死んで赤ちゃんだけがこの少年に拾われたのだろうか?
続報を待ちたい。

ショウガの花の咲くころ

ショウガ科は世界中に53属200種類以上があると言われている。
熱帯ジャングルにはかかせない植物だ。
密林ジャーナルでも何度も取り上げているので
もしかすると重複するかもしれないが、花の形はランに似て
美しく、かつユニークだ。
また色鮮やかなものも多く、園芸品種になっているものも実は多い。
こんなに美しい花もあるのだ。
クルクマやアルピニアなどは切り花としてもよく見かける。

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