読売新聞の記者さんがブータンを訪問した写真記事と
動画が公開されているので紹介したい。
写旬『ブータンのまつたけ』
動画『ブータンで発見!秋の味覚まつたけ』
動画の方は私のインターネット環境ではうまく見ることができませんでした…
記者さんは、ブータンの生物多様性を取材に行っているので近々記事として
掲載されると思うのだが、やはり最近の時事記事に押されているようで…
明日からブータン入り
明日朝5時40分発の便でブータン入り。
もう3時間も寝られない…
5月はシャクナゲの花が綺麗だそうで、楽しみなのだが…
非常事態宣言のバンコクは、普通に賑わっている。
少なくとも明日は空港閉鎖はないだろう。
不安なバンコク情勢
2010年4月11日お昼の情報では、日本人カメラマンを含む18人の死者が出た
バンコクのデモ隊衝突であるが、現在までのところ新空港の占拠などはなく、
空の便に大きな乱れは出ていない模様である。
友人の作家高野秀行氏がバンコク入りするのが14日、そして16日早朝の便で
ブータン王国へ旅立つことになっているのだが、どうか無事ブータン入国出来ますように。
ブータン地震情報
大分問い合わせが入ったのでブータンの地震について。
速報では首都のティンプーで地震があったように読めて肝を冷やしたが
実際の震源地は180キロ離れた地域だとのことである。
【ニューデリー時事】米地質調査所によると、ヒマラヤ山脈の王国ブータンで21日午後3時(日本時間同6時)前、首都ティンプーの東180キロを震源とするマグニチュード(M)6.3の地震があった。国営ブータン放送によると、東部のモンガル、タシガンなど3県で、がけ崩れなどにより少なくとも10人が死亡した。
タシガン県にいる地元報道関係者によれば、複数の民家や寺院、仏塔、伝統建築の県庁舎などが損壊したほか、幾つかの場所で道路が寸断された。大きな揺れの後、余震とみられる比較的小さな揺れが続いた。
ブータンを管轄する在インド日本大使館や国際協力機構(JICA)ブータン事務所によると、在留日本人は全員、無事が確認された。(2009/09/21-23:52)
早速、ティンプーの提携先にメールしたところ、
提携先に、被害はなく無事だとの返事があり
ほっと胸をなでおろした。
しかし東の方では道路が寸断されたとのことで
かなり復旧に手間取るのではないだろうか。
亡くなられた方の冥福を祈るとともに一日も早い復興を願う次第だ。
そういえば、『今年は自然災害のある年だ』と
提携先のSさんが1月に言っていたのが当たったことになる…
オグロヅルの里
私の柔らかい依頼を受けて若手スタッフのS君がスタートした
会社の公式ブログ「NGS通信」だが、
最近は生物多様性イベントが多いこともあって情報サイトとして
かなり充実してきている。
もちろんイベント情報だけでは面白くないのでS君も頑張っていろいろな
ネタを探しているのだが、環境保護の観点での面白い事例を扱った
エントリーがあったので、ご覧いただきたい。
こちら
ブータンのヒルは…
当り前の話だが、ブータンにもヒルがいる。
今は雨期なので当然多い。
しかし、これはちょっと怖い。
マレーシアではこれをタイガーリーチなどと呼んで恐れる。
ヒル除けにパンティストッキングがいいと言う人がいるが、
これは、パンティストッキングの上からがぶりと行く。
なぜタイガーなのか、といういとこの写真では確認が難しいが
体側に黄緑色の線が一本すうっと入っているからだと思う。
大きさより重量感が!
拡大すると線が見えるかも
ちなみにブータン人曰く
「このヒルは5メートル近くジャンプする」
勘弁してほしい…
ブータンとの第一歩
前回のエントリーでご確認いただいた通り、
8月17日にブータン王国政府とトシの会社Nimura Genetic Solutions (M) Sdn. Bhd.は
生物資源探索の提携契約を締結した。
調印式は首都ティンプーの農業省コンファレンスホールで執り行われた。
ブータンの国営放送でその模様が放映され(録画)、翌日の日刊紙『Bhutan Today』の
一面に掲載されるなどメディア的にも非常に大きな扱いであった。
また8月26日日経新聞でも3段のかなり大きな記事になった。(オンライン版は少し短い)
注目していただき大変ありがたいと思っていると同時に大きな責任も感じている。
ブータン再訪
明日バンコクに一泊して、翌日の早朝の便でブータンを再訪する。
1月に訪問し、5月にはブータンの人々をマレーシアに迎え、8月に再訪。
この半年ちょっとは、本当にブータン一色だったと言ってもいいくらいだ。
8月17日には我々とブータン王国が一歩進んだ結びつきを持つイベントがある。
8月20日にマレーシアに戻る予定なので、乞うご期待である。
心配なのはバンコクの情勢だ。
世界を肝に乗せる。
私の座右の書はこれはなんと言っても『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)である。
文庫本で8巻にもおよぶ、あまりにも有名な、国民的小説と言っていいかもしれない。
今でもわが家の至る所にばらばらに置かれており、トイレに入る時手にしたり
ソファに寝っ転がりながらランダムにページを開いたりしている。
歴史小説ということもあり、時代背景の説明が多いので、すべてのページという
わけではないが、開いたページの近くには必ず今の自分を勇気付けたり諌めたりして
くれる煌めくばかりの言葉がみつかる、私にとって、バイブルのような本だ。
2nd Ura Matsutake Festival
日本滞在中なので、ブータン情報をまた。
多くの読者の方には全く関係ないだろうし、
告知をしても誰でも参加できるわけではないのだが、
8月5日〜8月7日にかけてブータンの東部ウラというところで
第二回マツタケフェスティバルが開催される。
ブータン農業省のサイトにPDFでの案内があるので
興味のある方はご覧いただきたい。
日本とブータンの経済交流において、輸出品目で最も大きな数字を
上げているのがマツタケの輸出だそうである。
*ちなみに輸入は車と部品関係のようだ。
フェスティバルの資料によると、7月上旬から9月上旬までがマツタケシーズンだそうで
次回訪問(7月にずれ込む予定)はシーズン真っただ中。
マツタケは腹いっぱい食べる手のものではないが、やはり楽しみである。