『紛争の8割が「生物多様性スポット」で発生』
なかなか衝撃的な見出しではないか。
AFPBBNewsの記事によると、
20世紀後半50年間の紛争の大半が、多様な生物が生息する地域で起きたとする研究を、保全生物学の国際チームが20日発表した。紛争の大部分は環境に悪影響を及ぼしたが、驚くべきことに環境に良い影響を与えた場合もあったという。
さらに
全植物の半数以上、全脊椎(せきつい)動物の42%以上が生息するホットスポットは、地球上に34か所あるが、半世紀で紛争を免れたのはたった11か所。ホットスポットは高い危機にさらされている。
よい影響の例として
一方で、紛争で人びとの生活が変化し「目に見える保護活動の機会となる」場合もあるという。韓国と北朝鮮を分断する非武装地帯(DMZ)では、人が住まなくなったことで事実上保護区化し、多くの希少品種が生息している。
前にも書いたように思うがマレーシア北部のタイ国境地帯はかつて共産ゲリラの
根拠地だったため、森林がいい状態で残っている。否、いた。
共産ゲリラの投降により商業活動が始まり、瞬く間に荒れ果ててしまっている…
人を殺めるゲリラにしても、平和になると生態系を荒らす伐採業者にしても
いずれにしても、ろくでもない話ではある。
一度人類が滅びてしまった方がいいのではないかとすら思える。
滅ばないで、自然と共存できる方法はないのだろうか?
伐採の影響なのかこんなつらい記事もある。
絶滅の危機にあるスマトラトラを殺害、今月4頭目
無力感を味わう…
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私が一番嫌いなスローガン「地球に優しい」
地球自身は微生物を除いて全部絶滅してもいくらでも再生するわいっと答えるのだろうと。
「人の住むのに快適な環境に優しい」と言えばいいもののと・・
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ichiさん こんにちは 確かにそうですね。
地球にと言うよりも、結構、自分たちのことを考えているものです。
僕自身も今ある自然を現状で残したいのはほぼ自分の為です。
世界中の自然よ自分が死ぬまではそのままでいてくれ、という
思いが実はあります。
もちろん子どもの世代にも味あわせてやりたいので
自分が死んだあとはどうでもいい、とは思っていませんけど。
ところで、生きものが絶滅したら(例え微生物が残っても)
再生(復元)はせずに全く別の姿になるでしょうね。
それも見てみたいですが、それは無理ですね(絶滅してるし)。