2010年4月11日お昼の情報では、日本人カメラマンを含む18人の死者が出た
バンコクのデモ隊衝突であるが、現在までのところ新空港の占拠などはなく、
空の便に大きな乱れは出ていない模様である。
友人の作家高野秀行氏がバンコク入りするのが14日、そして16日早朝の便で
ブータン王国へ旅立つことになっているのだが、どうか無事ブータン入国出来ますように。
硬い記事ではありますが…
3月5日発行の雑誌『環境会議』(宣伝会議社)に寄稿した。
この雑誌、年に2冊しか出ない上に定期購読が中心で
普通の書店ではほとんど取り扱っていないとか。
ただ、やはりブームの「生物多様性」が特集の一つ
ということもあってか、大きめの書店では扱っているようだ。
よろしかったらご一読願いたい。
『ABSの問題に向き合う時期が来た』が拙稿のタイトルで
もちろんABSは「アクセスと利益配分」の略である。
若干とっちらかっているが、海外の生物資源を利用する際に
考えなければいけないことや、その背景について語ろうとしている。
ABSを巡る保有者の主張についても。
文章がへたくそでわかりにくくて申し訳ないが…
また、「環境本棚 時代をとらえた一冊(5冊紹介している)」には
足立直樹氏の『2025年あなたの欲望が地球を滅ぼす』が取り上げられていた。
足立氏、ほんとにキーマンである。
トラの商品価値
マレーシアで密猟されているトラがいくらで
取引されるのかについて、以前調べたことがある。
毛皮が非常にいい状態で取れたとして、総額RM25,000から30,000程度で
取引されるらしい。
肉は珍味を売りにするレストランへ、骨やペニスは
漢方薬業者へと大抵はタイのシンジゲートを通して売られる。
複数の人間がかかわって、しかも違法行為を行う対価がこれでは
うま味がないのではないか?と思ってしまうのだが、いかがだろうか?
あなたの欲望が地球を滅ぼす
マレーシアにいるのでまだ読んでいないが生物多様性問題の
今やキーパーソンの一人で、友人の足立さんが本を出したので
ご紹介しておこう。
タイトルは結構強烈、
『2025年 あなたの欲望が地球を滅ぼす~「激安・便利・快適」の大きすぎる代償~ 』
(ワニブックス社 PLUS新書)
ご本人もブログ『サステナラボ』でお書きになっているが、
タイトルのおどろおどろしさとは別に、内容としては
環境問題にあまり興味がなかった人たちに現状の紹介をし、
さらに解決策の提案をしているそうなので、ただただ危機感を煽るような
辛い読後感ではない(らしい)。
また、前数回のエントリーで取り上げたトラの密猟問題も
「あなたの欲望」の一つだと思うと、
このタイトルも決して扇情的すぎることはないように思うのだ。
ぜひ手にとっていただきたい。
ちなみに足立さんは文章もそうだが、説明が非常に明晰で、早口でもなく
ゆっくりでもなく、しかも聞き取りやすいという講演の達人なので
シンポジウムやワークショップで名前を見たら一度参加をお勧めする。
当社のブログ『NGS通信』で『生物多様性』関係のイベントを随時紹介しているのでご参考に。
地獄の底
前のエントリーで書いた続報に、さらに驚愕の続報があった。
こんなに嫌な気持ちになることも珍しいが、やはり事実として
書いておかないといけないだろうと思う。
天国と地獄
昨日の新聞を読んで非常にハッピーなエントリーをしてから
何気なくリンク先のマレーシア英字新聞The Starのサイトを閲覧していると、
悲しい続報があった。
一つの事件で天国から地獄に突き落とされた気分だ。
2 Super Women
積読になっていた大好きな吉田よし子の『カレーなる物語』(筑摩書房)をマレーシアへの飛行機内で読む。
Jump!
自分に置き換えてみると、身がすくむ以外何もない。
Tシャツ
8m-150kg?
マレーシア北部ケダ州で全長8m、体重150kgのニシキヘビがみつかった。
本日の英字紙スターによると、過去3カ月で10頭ものヤギを失った
農家の男性はてっきり盗まれたと思っていたが、20kgのヤギを呑み込んで
動けなくなっているニシキヘビをヤギ小屋の近くで発見した。